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犬の便秘の原因は食事?便秘のわんちゃんにオススメのドッグフード4選!

アンドペットおすすめのドッグフード

<1位> モグワンドッグフード 〜愛情たっぷりのスペシャルフード〜
<2位> ブッチ 〜トライアルセットで3種のフードが試せる♪〜
<3位> このこのごはん 〜獣医師が推奨!やさしいごはん♪〜

ランキング詳細

ワンちゃんには毎日を健康に過ごしてほしいものですが、さまざまな原因から便秘になってしまうこともあります。

当記事では便秘の原因や解消法、便秘のワンちゃんに効果的なドッグフードなどについてまとめています。ワンちゃんの便秘解消の参考にしてみてください。

便秘になってしまう原因


ワンちゃんの便の回数には個体差はありますが、平均して1日に1~3回といわれているので、2日以上出なければ便秘の可能性があります。また、少量の便が出ていても、コロコロとした小さくて硬い、黒っぽい便や、何度もトイレに行って少量の便しか出ない、または全く出ない、便が溜まってお腹が膨れるなども便秘の症状です。便秘の原因についてみていきましょう。

ストレス

ワンちゃんはストレスから便秘になってしまうことがあります。大きなことでは引っ越しや、部屋の模様替えなどでもいつもと違うことにストレスを感じることがあります。家の中の環境の変化の場合は落ち着ける場所を作ってあげるなどなど少しずつ慣らしていきましょう。

また、飼い主さんが忙しくお留守番が多く寂しいなどもストレスになります。留守番の間は寂しくないようにおもちゃの用意をして帰ってきたらたくさんかまってあげるなど気持ちを満たしてあげましょう。

トイレが気に入らない、トイレの汚れが気になって排泄できなくなるワンちゃんもいるので、いつもきれいに保ってあげることも大切です。

運動不足

運動不足により、便の排泄を促す腸のぜん運動が低下して便秘になることもあります。適度な運動をすることで腸の動きも活発になるのでできるだけ毎日同じ時間に散歩に行くなど生活のリズムを作ってあげると良いでしょう。

また、激しい運動は関節炎の原因になることもあるのでワンちゃんの様子をみながら無理のない運動をしましょう。

散歩に行けない時や運動のできないワンちゃんには外からの刺激も効果的です。お腹をやさしくマッサージしてあげることで腸が刺激されて排便につながることもあります。

水分不足

水分不足で便秘になってしまうこともあります。ワンちゃんの身体の60~70%は水分でできていますが、あまり水分をとらないワンちゃんだと便が硬くなりすぎて出にくくなることがあります。ドッグフードをふやかして自然に水分がとれるようにしてあげると良いでしょう。

また、ヤギミルクを与えることも効果的です。ワンちゃんに牛乳を与えるとラクターゼという消化酵素が少ないため下痢や嘔吐を起こす乳糖不耐症という症状があらわれることがあります。ヤギミルクは牛乳よりも乳糖が少ないため乳糖不耐症になりにくく、アレルギーも起こしにくいといわれています。

病気

ワンちゃんの便秘には重大な病気が隠れていることもあります。消化器官にがんや腫瘍があると閉塞を起こし、便秘になることがあります。また、去勢していない雄のワンちゃんでは前立腺肥大で腸が圧迫されることが原因になることがあります。

異物の誤飲による消化器官の閉塞もあるので、便秘のほかにもいつもと様子が違うところがないかをよく観察することが必要です。また、肛門周辺に炎症がある場合も痛みで排便できず便秘になってしまうことがあるのでみてあげましょう。

トッピングしてあげると良い食材


ワンちゃんが普段のドッグフードで便秘がちな場合は、食物繊維の豊富なものや、腸内環境を整えてくれる食材をトッピングしてみましょう。トッピングに適した食材をあげてみましたが他にもさつまいもやおからなども有効です。

キャベツ

キャベツには食物繊維が多く含まれていて、ビタミンUが腸の働きを活発にしてくれます。ワンちゃんの好む食材で、生で与えても問題ありませんが、体調によっては消化しにくく吐き戻しすることもあるので軽くゆでて細かく刻んでからからトッピングすると良いでしょう。おやつとして与えることもできます。

毎日たくさん与えすぎるとシュウ酸カルシウム結石の心配もあるので他のトッピングとローテーションしながら与えましょう。

レタス

レタスには水に溶けず腸まで届く不溶性食物繊維が豊富なほか、水分を多く含んでいるので水分不足による便秘にも効果的です。生でもゆでても大丈夫なので刻んでワンちゃんの好みでトッピングしましょう。

また、腸の動きを活発にするオレイン酸のはいったオリーブオイルを小さじ1杯〜大さじ1杯程度、レタスと一緒にドッグフードに混ぜて与えると便にオイルが含まれるので、さらに排泄しやすくなります。

りんご

りんごは食物繊維のペクチンを豊富に含んでいます。水溶性食物繊維のペクチンは消化されずに水分を吸収して硬い便を柔らかくしてくれます。また、腸内を酸性にして、ビフィズス菌などの善玉菌を繁殖させ、有害菌の繁殖を抑えてくれるので、下痢のときにも有効です。

ペクチンは皮の部分に多く含まれるので、皮をむかずに与えるのがおすすめです。喉に詰まらせないように小さくきざんでトッピングしてください。

りんごは体内の不要な塩分成分のナトリウムを排泄したり、高血圧を予防する働きを持つカリウムも含まれているので、コレステロールを抑えるなど、動脈硬化の予防にも効果的な健康食材です。

ヨーグルト

ヨーグルトは腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれる食材です。ワンちゃんに与えるときは砂糖の入っていないプレーンヨーグルトをドッグフードに混ぜてあげましょう。乳製品にアレルギーを持っているなど合わないワンちゃんもいるので最初は少量から様子をみながら与えてください。少量でも下痢をしてしまうようならヨーグルトをトッピングすることは控えましょう。

解消法


ワンちゃんの便秘が病的なものなら獣医さんに相談する必要がありますが、体調も機嫌も良く、軽い便秘の場合は自宅で解消してあげる方法を試してみましょう。

水を飲ませる

ワンちゃんは水分不足で便秘をすることがあります。ワンちゃんが1日に必要な水分量は1日に必要なカロリーと同じだといわれているので、1日に500kcal食べるワンちゃんには500mlの水分が必要だということになります。ただし、食事にも水分は含まれているので飲み水の量としてはもっと少なくなります。

水分不足にならないためには食事の時だけでなくいつでもお水を飲めるようにしてあげることが望ましいのですが、衛生的な問題もあるので新鮮なお水が飲めるようにワンちゃん用の給水機を使うなどの工夫が必要です。

サプリを与える

ワンちゃんの便秘対策として、サプリメントも有効です。種類としては乳酸菌や酵素など腸内環境を整えてくれるもの、便のカサを増し排泄しやすくする食物繊維などが有効です。小粒や粉末状で食事に振りかけて食べられるものが摂取しやすくワンちゃんも気にせず食べられます。成分を確認して添加物の入っていないものを選びましょう。

フードをグレインフリーのものに変える

グレインとは、小麦、大麦、米、玄米、トウモロコシなどの穀物と、小麦粉や米粉など穀物を粉にしたもののことで、グレインフリーは穀物を使用していないことをいいます。

ワンちゃんはもともと肉食寄りの雑食なので、肉類を消化するために腸が短く、穀物を消化するアミラーゼという酵素を少ししかもっていないことで穀物を消化しにくい身体の構造になっています。

穀物の配合されたドッグフードを食べることでお腹がゆるくなったり、ひどいと下痢をしたり嘔吐することもありますが、逆に穀物が負担となり便秘になることもあります。ドッグフードの原料には気をつけてグレインフリーの物を選んであげましょう。

排便を促してくれる食べ物を与える

ワンちゃんの便秘の解消法として、排便を促してくれる食べ物を与えるという方法があります。具体的にはトッピングの項目でも触れましたが、キャベツやレタス、リンゴなどの食物繊維が豊富なもの、ヨーグルトのような整腸作用のあるものが効果的です。

また、食物繊維や乳酸菌などが含まれたドッグフードを選ぶという方法もあり、トッピングよりも手間がかかりません。

便秘に効く市販のドッグフード


市販のドッグフードの中から便秘の改善に効果的な4品を厳選しました。「モグワン」、「ブッチ」、「アイディッシュ」、「オリジン」の原材料についてみていきましょう。

モグワン

チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(Ⅱ)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌

主原料のチキンとサーモンを合わせて56%も配合されていて高タンパク、グレインフリー、無添加です。食物繊維が豊富で便秘に効果があるといわれるリンゴ、さつまい、バナナ、カボチャも配合されているので、トッピングなしでも便秘に効果的です。グルコサミン、コンドロイチンも配合されています。

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ブッチ

ブッチの一番人気「ブラックレーベル」の原材料です。

ビーフ(生)33%、ラム(生)25%、チキン(生)18.5%、大豆 8.5%、野菜類(ニンジン、コーン、エンドウ豆)7.7%、穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)2.5%、玄米(破砕・ゆで)2.3%、魚油(オメガ3脂肪酸)1.3%、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)1%、ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンB1[チアミン]、ビタミンB2、ビタミンB3[ナイアシン]、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸カルシウム、カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、塩化コリン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン)0.1%、ケルプ(海藻)0.1%

日本ではまだ珍しいチルドタイプで、肉が76.5%も配合されています。ハムのような風味と食感で、食べやすくなっています。食物繊維が豊富なので便秘気味のワンちゃんにも最適で、グルテンフリーで無添加なので安心して与えることができます。

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アイディッシュ

生肉(鶏肉、魚肉、豚レバー)、大麦、魚粉(鰹削り節、片口鰯煮干)、ヤシ粉末、玄米粉、脱脂大豆、たかきび、さつまいも(五郎島金時)、胡麻、あぶらかす(豚)、脱脂米ぬか、ひまわり油、脱脂粉乳、乳清、モリンガ、海藻粉末、カルシウム粉末、ビール酵母、ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、有胞子性乳酸菌、エントロコッカスフェカリス菌、クランベリー、セロリ、なす、大根、ピーマン、レタス、グリーンアスパラガス、青しそ、キャベツ、小松菜、白菜、パセリ、ブロッコリー

ヒューマングレードの肉と魚が主原料です。食物繊維が豊富なさつまいもやレタス、キャベツなどの野菜類が多く使われているので便秘に効果的で、腸内環境を整えるための乳酸菌、オリゴ糖、ビール酵母も配合されています。

オリジン

新鮮鶏肉、新鮮七面鳥肉、新鮮イエローテイルカレイ、新鮮全卵、新鮮丸ごと大西洋サバ、新鮮鶏レバー、新鮮七面鳥レバー、新鮮鶏心臓、新鮮七面鳥心臓、新鮮丸ごと大西洋ニシン、ディハイドレート鶏肉、ディハイドレート七面鳥肉、ディハイドレート丸ごとサバ、ディハイドレート鶏レバー、ディハイドレート七面鳥レバー、丸ごとグリーンピース、丸ごとシロインゲン豆、赤レンズ豆、新鮮チキンネック、新鮮鶏腎臓、ピント豆、ヒヨコ豆、グリーンレンズ豆、鶏肉脂肪、天然鶏肉風味、ニシン油、粉砕鶏骨、鶏軟骨、七面鳥軟骨、ドライケルプ、フリーズドライ鶏レバー、フリーズドライ七面鳥レバー、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮コラードグリーン、新鮮カブラ菜、新鮮丸ごとニンジン、新鮮丸ごとリンゴ、新鮮丸ごと梨、カボチャの種、ヒマワリの種、亜鉛タンパク化合物、ミックストコフェロール(天然酸化防止剤)、チコリー根、ターメリック、サルサ根、アルテア根、ローズヒップ、ジュニパーベリー、乾燥ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物、乾燥プロバイオティクス発酵生成物、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵生成物

全犬種、オールステージ対応です。原材料の85%が肉類で、動物性タンパク質が豊富です。ホウレン草、カボチャ、リンゴ、梨などさまざまな野菜やフルーツを使い、食物繊維が豊富なので便秘に効果的です。

まとめ


ワンちゃんは様々な原因から便秘になってしまうことがあります。便秘によってワンちゃんがつらい思いをしたり、深刻な病気が隠れていては大変です。原因を見極めて対応してあげましょう。

当記事で厳選した「モグワン」、「ブッチ」、「アイディッシュ」、「オリジン」の4種のドッグフードには便秘の改善に効果的な原材料が含まれています。ワンちゃんの便秘が気になっている飼い主さんは試してみてはいかがでしょうか。

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