<1位> モグワンドッグフード 〜愛情たっぷりのスペシャルフード〜
<2位> ブッチ 〜トライアルセットで3種のフードが試せる♪〜
<3位> このこのごはん 〜獣医師が推奨!やさしいごはん♪〜
個体差はありますが、きちんとシャンプーをして清潔にしているワンちゃんでも体臭はあります。体臭の原因を知ってケアしてあげることはとても大切です。
当記事では体臭の原因やケア、病気の可能性などまとめていますのでワンちゃんの体臭対策の参考にしてみてください。
犬の体臭の原因
ワンちゃんの臭いには他のワンちゃんと臭いをかぎあってコミュニケーションをとったり、自分の臭いをモノや場所に擦り付けるマーキングによって縄張りを主張したりと、重要な役割を果たすこともあります。しかし、体臭が強くなってくると一緒に生活するうえで支障もあり、ワンちゃん自身の健康にかかわる場合もあります。
ご自宅のワンちゃんの場合は臭いに慣れているので無臭だと感じる飼い主さんもいますが、他の人にお部屋のワンちゃんの臭いを指摘されたり、ワンちゃんによっては飼い主さんも体臭が気になる場合があります。ワンちゃんの体臭の原因をみていきましょう。
獣臭
獣臭というと少し大げさかもしれませんが、ワンちゃんにはワンちゃん独特の臭いがあります。
ワンちゃんの身体には体温調節のためにサラサラした汗を出す鼻や肉球にあるエクリン腺と、べたべたした汗を出す体全体にあるアポクリン腺の2種類の汗腺があります。アポクリン腺から出る汗には皮脂やタンパク質、アンモニアなどが含まれていて、出てすぐは無臭ですが空気に触れると酸化して強い臭いになり、獣臭と表現されることもあるようです。
臭いは個体差もありますが犬種によっても差があり、皮膚がべたつきやすい犬種は体臭が強く、皮膚被毛がさらさらしている犬種は臭いも少ないようです。ダブルコートの犬種も体臭が強めです。また、皮膚の表面積が広い大型犬はアポクリン腺もたくさんあるので小型犬よりも体臭が強く感じます。
耳の臭い
ワンちゃんの耳の中の形は人間と違いまっすぐではなくL字型の構造的になっていて汚れがたまりやすくなっています。問題がなければそれほど臭いはありませんが、ワンちゃんの耳が臭うときには外耳炎の可能性があります。
外耳炎は耳介から鼓膜の手前までの通り道の外耳道に炎症が起きる病気で、耳をかゆがる、赤くなる、耳垢が増えるなどの症状があります。アトピー性皮膚炎や食物アレルギーのあるワンちゃんは外耳炎にかかりやすく、耳が垂れた犬種や被毛が厚いワンちゃんも耳に湿気がこもり、外耳炎になりやすいので注意が必要です。
放っておくと悪化して中耳炎や内耳炎になることがあり、手術が必要になる場合もあるので早期発見と治療が大切です。
肛門腺の臭い
ワンちゃんの肛門の両側には肛門腺と呼ばれる小さな腺が2つあり、肛門嚢(こうもんのう)という袋があります。肛門嚢にはアポクリン腺と皮脂腺から出た褐色の分泌物が溜まり悪臭を放つ原因となります。
肛門嚢の分泌液は便と一緒に自然に排出される場合が多いのですが、小型犬や高齢、肥満のワンちゃんなどは自力での排出が難しいことがあります。ワンちゃんがお尻を気にしていたり、床などにお尻をすりつけて引きずるような動きをしている時は、分泌液が溜まっている可能性があります。
肛門の臭いをかいでみて、うんちではない悪臭があったら肛門の下の両側を押してみてください。ぷっくりしていたら肛門嚢に分泌液が溜まっています。飼い主さんが定期的に肛門腺絞りで分泌液を絞り出してあげましょう。
皮膚、被毛の臭い
人間ではわきの下などにあるアポクリン汗腺がワンちゃんは身体全体にあるので、かいた汗が空気に触れて臭いがすることがあります。シャンプーから時間がたつにつれて臭いが強くなります。
シャンプーしてもすぐに臭いが出る場合は脂漏性皮膚炎にかかっている可能性があります。シーズーやダックスフンド、ポメラニアンなど皮脂の多い室内犬に発症することが多いので気をつけてあげましょう。
また、パグやペキニーズ、フレンチブルドッグなど顔や身体にしわのある犬種はしわの間が蒸れやすく、菌が繁殖して臭うことがあるのでしわを伸ばして蒸しタオルなどできれいに拭いてあげましょう。
犬に対する臭いケア
ワンちゃんの体臭には様々な原因がありましたが、適切なケアで予防、軽減することができます。臭いの原因ごとのケアをみていきましょう。
シャプー、ブラッシング
ワンちゃんの皮膚被毛からの体臭にはシャンプーがとても有効です。犬種や個体差にもよりますが、シャンプーの頻度は3週間に1度くらいが目安です。
シャンプーしすぎると皮膚の必要な油分まで洗い落としてしまい皮脂の分泌が増えたり、皮膚で良い働きをする皮膚常在細菌を洗い流してしまい、かえって臭いの原因となることがあります。ダブルコートや毛足が長く被毛が豊かな犬種でも月に2回くらいまでにしたほうがよいでしょう。
また、シャンプーのあとにはタオルドライをし、ドライヤーを使って完全に乾かしてあげましょう。きちんと乾かさないと、湿った被毛や皮膚で雑菌が繁殖して臭ってしまうことがあります。
ワンちゃんは毎日シャンプーはできませんが、毎日ブラッシングして抜け毛やよごれを取ってあげることはできます。ブラッシングすることで通気性がよくなってにおいは軽減されます。ワンちゃんのブラッシング用のスプレーを使うのも効果的です。
耳掃除
ワンちゃんは耳の中の汚れが溜まりすぎると耳が臭うことがあります。また、外耳炎にかかっていても耳の臭いが出てくるので予防のためにも耳掃除をしてあげましょう。定期的に耳掃除をすることによって耳の異常に早く気づくこともできます。
耳掃除の方法としては、まず、耳の汚れ具合、異常はないかを目で確認します。ワンちゃんの耳掃除用のローションを浸したコットンで耳の入り口から外耳道を力を入れずに優しく拭き取ります。ワンちゃんが怖がらないようにリラックスした状態で行ってください。
専用ローションの代わりにオリーブオイルなどでも代用できますが、べたつかないように付け過ぎに注意しましょう。アルコールを含んだウエットテッシュなどは刺激があるので避けたほうが良いです。また、綿棒も耳の中を傷つけることがあるのであまりおすすめはできません。
耳掃除をし過ぎると耳の中を傷付けて炎症の原因になることもありますので、やり過ぎないように注意しましょう。めやすとしては、週1回から2週間に1回程度、あまり汚れていない場合は月に1回ぐらいで大丈夫です。
ワンちゃんとのコミュニケーションの一環としてお互い楽しく耳掃除ができればよいのですが、自分でやるのが怖い、不安など自信のない飼い主さんはペットサロンや獣医さんにお願いしましょう。
口腔ケア
ワンちゃんは虫歯になりにくいのですが歯周病にはなりやすく、3歳以上では80%のワンちゃんが歯周病になっている、またはなりかけているといわれています。ワンちゃんの口臭の原因が歯垢や歯肉炎、歯周病の場合、口腔ケアが有効です。
歯についた食べかすが原因で歯垢が溜まります。歯垢は2~5日で歯石に変わるので毎日歯磨きをすることが理想です。歯磨きは嫌がるワンちゃんも多いので、パピーのころから歯磨きの習慣をつけてあげることが大切です。
すでに歯磨きが嫌いになってしまっているワンちゃんの場合は、いきなり歯ブラシを使わず、おやつで気を引きながら歯を触るところから始めて、褒めてあげながらだんだんに口の中を触ることに抵抗がなくなるようにしましょう。デンタルケア用のおやつやおもちゃもありますがケアとしては十分ではないので補助としてうまく使ってみましょう。
ワンちゃんが歯に触られることに慣れてきたらお口のサイズに合った歯ブラシで磨く練習をしましょう。ワンちゃんは虫歯になりにくいのでおやつをあげながら歯磨きしても大丈夫です。嫌がったらやめるなど無理は禁物です。遊んで噛んでしまうときもいったん中断しましょう。
肛門線絞り
ワンちゃんの肛門嚢に分泌液が溜まって自然に排泄できない時は肛門腺絞りをしてあげましょう。おしりを気にしたり、床にお尻をこすりつけたり、排便と関係なく肛門をなめていたら分泌液が溜まっている可能性があります。分泌液が溜まったままにしておくと炎症を起こすこともあるので肛門の下の両側を押してぷっくりしているか確認してみましょう。
肛門腺絞りをする際は、とても臭いが強く飛び散ることがあるので、汚れてもいい服装ですぐにシャワーでお尻を洗えるようにお風呂場ですると良いでしょう。
片手でワンちゃんのしっぽの付け根をつかみ、肛門が縦に伸びるイメージで真上にピンと持ち上げます。肛門の下側、4時と8時の位置に親指と人差し指をおいて軽くもんであげると分泌液が絞りやすくなります。もんだあと、下からゆっくりやさしく肛門に向かって押し上げます。
絞り終わったらシャワーでお尻をきれいに洗い流すか、ウエットテッシュで拭き取ります。絞り残りや拭き残しがあると痒くなることもあるのでこすり過ぎないように気をつけながら念入りにきれいにしてあげましょう。
自分で肛門腺絞りをする自信のない飼い主さんはペットサロンや動物病院でもやってもらえますのでお任せするか、実際にやり方をみて覚えるのもいいかもしれません。
部屋に対するケア
お部屋でワンちゃんと生活していると、きちんとシャンプーもして清潔にしているつもりでも少しずつ臭いがついてきます。飼い主さんは慣れて気づかなくても、お客様から指摘されることもあるようです。お部屋についたワンちゃんの臭いをケアする方法をみていきましょう。
適度な換気
ワンちゃんの臭い対策として、部屋の換気はとても有効です。一日に何度か窓を開けて空気の入れ替えをしましょう。特に朝は夜の間にこもった臭いを新鮮な空気と入れ替えるために換気しましょう。
ソファーなど布製品を綺麗にする
臭いはお部屋そのものというより、ソファーなどの布製品に付着することが多いようです。カーテンやソファーカバーなどの大きな布製品は定期的に洗濯しましょう。ソファー本体にはスチームクリーナーでの掃除がおすすめです。
また、ワンちゃんの使うタオルやクッションにはワンちゃんの皮脂がついて臭いのもとになることがあるのでこまめに洗ってあげることが必要です。
脱臭機、空気清浄機
普段家にいないなど何度も換気することが難しい場合は、脱臭機や空気清浄機を使いましょう。脱臭機は臭い取りに特に効果があるので臭いをすぐに解決したい場合は空気清浄機よりも脱臭機が良いかもしれません。
消臭剤
臭い対策として一番手軽なのは消臭剤を置くことです。ワンちゃんは嗅覚が敏感なので芳香剤ではなく無臭のものが良いでしょう。また、なるべく化学物質が含まれていないものが望ましいといえます。
場合によっては病気の可能性も
健康なワンちゃんでも多少の臭いはあり、必要なものでもあるといえますが、場合によっては病気が隠れていることもあるので気をつけてあげる必要があります。ワンちゃんの気になる症状をみていきましょう。
フケ、湿疹など体臭以外の症状もある
どんなワンちゃんでもアポクリン腺から出る汗が空気に触れて酸化すると臭いがでてきますが、フケや湿疹など体臭以外の症状がある場合は皮膚病にかかっている可能性があります。
フケが気になる場合は、アカラスという寄生虫が原因の毛包虫症、ツメダニの感染によるツメダニ症、フケと湿疹がある場合は、マラセチアという常在菌が病原体となってしまう脂漏症が疑われます。ワンちゃんの皮膚に異常を発見したら獣医さんに相談することが必要です。
耳掃除をしても数日で汚れる
ワンちゃんの耳掃除をしてあげても数日で汚れてしまう場合、耳ダニが寄生して耳疥癬が発症していることもあります。原因になるダニはマダニ、ヒセンダニ、ニキビダニなどで、強いかゆみがあるので手足で耳をかきむしったりします。
最初は黒い耳垢が多く出て、症状が進むと粘性の耳垢になります。外耳炎の原因になることもあるので気づいたら早めに獣医さんに診てもらいましょう。
口から強い臭い、歯茎が腫れている
ワンちゃんの口臭が強く歯茎が腫れている場合は歯周病が疑われます。歯周病の原因は歯垢と歯石で、含まれる歯周病菌により歯茎に炎症が起きます。歯の付け根が赤く腫れ、ひどくなると歯茎が溶け、歯がぐらぐらして抜けてしまうこともあります。
また、歯周病菌が心不全や肝不全のなることもあります。命にかかわる病気なので、歯周病は早めに治療し、毎日の歯磨きで再発を予防しましょう。
肛門を床にこすりつける
ワンちゃんが肛門を床にこすりつけるような動作をした場合、肛門が痒い、または肛門嚢に分泌液が溜まっている可能性があります。炎症が起きていないか、肛門嚢がぷっくりしていないかみてあげましょう。
まとめ
ワンちゃんの臭いにはいろいろな原因があり、臭いの原因を知ってケアしてあげることが必要です。大切なワンちゃんのためにコミュニケーションをとりながら楽しくケアしてあげましょう。
また、病気が原因になっている場合は早く気づいて対応してあげることが重要です。気になる症状がでていたら早めに獣医さんに相談しましょう。
おすすめのドッグフード
アンドペット編集部が厳選したおすすめのドッグフードをご紹介します。
モグワン
モグワンは食いつきの良さを重視して作られたドッグフードです。
愛犬の健康を考えて無添加の栄養価の高いドッグフードを買ってみたけれども、なかなか食べてくれない…そんな経験をしたことはありませんか?
モグワンは高い栄養価を目指すべく原材料にこだわり抜きながらも、食いつきの良さも両立しました。
原材料はヒューマングレード、動物性タンパク質は50%以上・グレインフリー・無添加と健康を意識したドッグフードに必要な要素を全て詰め込みながらも、満足のいく食いつきを実現。
愛犬には健康的な食事をしてほしいけれど、毎日喜んでごはんを食べてほしいという飼い主の方におすすめのドッグフードです。
基本情報
参考価格:1.8kg 3,960円(税込)
アカナ
アカナは世界中のペット愛好家から信頼されているドッグフード。ベースとなっている肉以外にも魚、野菜等もカナダで取れた新鮮な原材料のみを使っており、保存料も未使用。
もともと肉食の犬本来の自然な食事を再現した高タンパク質な栄養満点のドッグフードです。
基本情報
参考価格:2kg 5,724円(税込)
カナガン
カナガンはペットの本場イギリス産のプレミアムドッグフードです。グレインフリー(穀物不使用)、ヒューマングレード、添加物の不使用と愛犬の健康を守るには欠かせない原料へのこだわりが特徴。
全犬種の全ライフステージに対応していますが、粒が小さく食べやすいので、子犬や小型犬に与えるのに適しています。
愛くるしい小型犬に、健康な食事をして長生きしてほしい飼い主さんにおすすめのドッグフードです。
基本情報
参考価格:2kg 3,960円(税込)