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ボロニーズはイタリアが原産の超小型犬です。イタリアのボローニャ地方の地名からボロニーズという名前が付けられました。小さな身体に、白いふさふさのやわらかい毛並みが特徴です。ボロニーズという犬種を初めて聞いたという方や、今まで見たことがないという方も多いのではないでしょうか。ボロニーズとは一体どんな犬種なのか?性格や特徴などと一緒に徹底解明します。
ボロニーズの性格

素直で控えめ
明るく素直で従順な性格のため、非常に飼いやすいと言われています。人なつこさも可愛がられる特徴のひとつです。甘えん坊なので飼い主さんのそばにいることや、飼い主さんとのスキンシップを好みます。また穏やかで上品な性格だと言われています。この性格は、貴族に飼われていた時代の貴族による品の高いブリーディングに影響を受けていると言われています。
個体によっては最初は警戒心を示す子もいますが、だからといって攻撃的になったり、キャンキャン吠えて威嚇したりすることは滅多にないとされています。逆に臆病なため怒ったりするとおびえてしまう場合もあります。
陽気で遊び好き
控えめな性格とされる一方で、陽気で遊び好きな一面も見られます。明るく陽気な性格で、心を許した相手には元気よく近寄っていきます。このなついたように近寄ってくる姿がまた人間の心をくすぐるしぐさのひとつでもあります。
また、普段はおとなしい性格ですが、遊ぶことも大好きで、遊びだすと活発になります。スキンシップも好きなので、しつけをしたときに褒めて撫でてあげると効果的です。遊ぶ時もボールを投げたり、おもちゃを引っ張り合ったりするといったスキンシップを交える遊びを一緒にしてあげると喜びます。
家族に対して愛情深い
ボロニーズはもとから愛玩犬として、人のそばで過ごすことを目的として作られています。人にかまわれることが好きなので、甘えん坊で、家族に対しても愛情深いです。周囲の人間に分け隔てなく愛情を向けてくれるため、小さなお子さんがいるご家庭では、お子さんに対しても優しく接してくれるという一面もあります。家庭犬として、とても親しみやすい犬種と言えます。
ボロニーズの体重や特徴

ボロニーズの体重
ボロニーズは超小型犬に分類されます。その分類の通り、非常に小さいワンちゃんです。身体は成長しても全体でオスの場合は27~30cm、メスで25~28cmほどにしかなりません。体重は平均2.5~4kg程度です。被毛にボリュームがあるため、実際の身体よりも大きく見えることがあります。
ボロニーズの体の特徴
体長と体高がほぼ同じ長さなので、バランスのよいスタイルをしています。まっすぐな足をしているので姿勢がよく見え、見た目も上品なワンちゃんです。眼は大きく丸い形をしており、耳は垂れています。
ボロニーズの被毛の特徴
被毛はふわふわとした巻き毛で、トイプードルに似ています。毛の色は真っ白なピュアホワイト一色のみとされていますが、中には白と黒が混ざり合ったものがあるという説もあります。毛のボリュームが多いですが抜け毛が少なく、臭いもあまりしないのでお手入れも楽です。また抜け毛が少ないので動物でアレルギーを起こしやすい人間もアレルギーを起こしにくいとされています。
被毛は特別なお手入れは必要ありませんが、衛生的な意味やスキンシップをとるために、こまめにブラッシングをしてあげるとよいでしょう。また、被毛が純白なので汚れも目立ちます。1~2週間に一度はシャンプーをしてあげましょう。
ボロニーズの歴史
ボロニーズはイタリアのボローニャ地方が発生の地とされています。ボロニーズはもともと王族貴族のペットとして愛され、ロシアのエカテリーナ女帝やフランスのルイ16世、スペインのフィリップ2世、メディチ家などの貴族に愛玩犬としてかわいがられていたと言われています。
贈り物としても献上されることが多かったようです。スペインの国王フェリペ2世は貴族から2頭のボロニーゼを贈呈され、非常に喜ばれたという逸話もあると言われています。また、イタリアの画家ティツィアーノやスペインの画家ゴヤの描く絵画にも度々登場し、当時の貴族生活に関わっていたことが表されています。
20世紀初頭の戦後、イタリア人の繁殖家によって数が増やされ、ボロニーズはそのころから一般の家庭にも愛玩犬として普及されるようになりました。しかし流行犬種になることもなく、イタリア以外ではボロニーズの数は非常に少ないと言われています。日本国内でも数は非常に少ないため、あまり知られていない犬種となっています。
ボロニーズを飼うときのポイント

活発な性格なので毎日の散歩が必要
ボロニーズは遊び好きで活発なため、お散歩はできる限り毎日行ってあげるのが望ましいです。ただボロニーズは超小型犬に分類されるということもあり、他の犬種に比べて特別運動量自体が多いわけではありません。散歩も距離や時間は他の犬種よりも短めでちょうどいいと言われています。1日1回15~30分程度が目安とされています。
また、ボロニーズはスキンシップを好むので、散歩だけでなく一緒におもちゃで遊んであげるようにしましょう。雨の日は室内で軽くボールを投げて遊んであげます。ボールを投げて取りに行き、飼い主さんのところまで戻ってきたら頭を撫でて褒めてあげると、とても喜びます。
飼い主の言うことを理解しようとする
ボロニーズは飼い主の言うことをよく理解しようとするため、しつけにはあまり手がかからないとされています。飼い主に従順な性格のため、飼い主から学んだことを自分で一生懸命覚え、実行しようとしてくれると言われています。
もともと人と一緒に暮らす愛玩犬として生まれたため、飼い主のそばにいることで安心感を得る傾向にあります。甘えんぼうな性格なので、しつけをする時も叱るのではなく、褒めるのが効果的とされています。叱ると逆におびえてしまい、離れていってしまうケースもあります。
肥満になりやすいので体重管理を行う
運動は好きで活発ですが、運動量は比較的少ないため、肥満になりやすいと言われています。運動不足にならないよう、散歩に連れて行ったり、おもちゃで一緒に遊んであげたり、1日の運動量に気を遣うようにしましょう。
また、体質的にも比較的肥満になりやすいと言われているので、栄養バランスがきちんととれるフードを選ぶ必要があります。健康のために重要な栄養素であるタンパク質が豊富に含まれるフードを選ぶようにしましょう。また、身体が小さい分、脂肪分にも注意しましょう。カロリーが高くても、消化吸収率がいいものを選ぶようにすると良いとされています。
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おやつのあげすぎも禁物です。肥満は関節に負担をかけ、関節にかかわる病気を起こしてしまう可能性があります。もし肥満が気になり始めたら、肥満用や体重管理用のフードに切り替えてみることもおすすめです。
ボロニーズの寿命やかかりやすい病気

ボロニーズの寿命
ボロニーズの平均寿命は12~14年と言われています。ワンちゃん全体の平均寿命が10~13年と考えると、比較的長寿な犬種と言えます。また、ボロニーズは命にかかわる病気を発症することも少ないとされています。世界的なボロニーズの長寿記録は21歳と言われています。
ボロニーズがかかりやすい病気
ボロニーズは比較的健康なワンちゃんだと言われていますが、股関節・肘関節形成不全・外耳炎など小型犬がかかりやすい病気にかかる可能性があります。特に関節に関する炎症や、加齢とともに眼に関する病気の症状が見られるようになります。
股関節形成不全
股関節形成不全とは、四肢動物の股から膝の間を構成する大腿骨が発育上で異常が発生することを言います。きちんと形成されなかった大腿骨は歩き方にも異常をきたし、腰を左右に揺れ動かして歩く「モンローウォーク」をするようになったり、関節の可動域が健全なワンちゃんよりも少なくなったりする傾向が見られます。また、股関節を伸ばした時に痛みを伴うこともあります。しかし、関節形成不全があっても、無症状の場合もあります。
肘関節形成不全
肘関節とは前腕部と上腕部を連結させている関節です。上腕部を形成する上腕骨と前腕を形成する橈骨(とうこつ)、尺骨(しゃっこつ)という3本の骨で構成されています。しかし、これらの骨のいずれか一本でも異常があると、関節の痛みや運動障害が起こってしまいます。
骨の構造に異常が起こり、関節がうまく噛み合わなくなってしまった状態を肘関節形成不全と言います。発症する時期は特に、骨が活発に成長する生後4~10ヶ月の間が多いと言われています。
下記が肘関節形成不全の主な症状です。
・歩き方がおかしくなる
・関節に水が溜まる
・前脚の形が変わる
肘関節形成不全はさらに、ほかの関節の変形性関節症を併発してしまう恐れがあります。変形性関節症とは、膝関節やあご関節など、骨と骨をつないでいる関節に炎症が起こり、変形してしまう病気です。歩き方に違和感があったり、元気がなく散歩に行きたがらなくなったりした場合は早めにお医者さんの診断を受けるようにしましょう。
膝蓋骨脱臼
脱臼とは高いところから飛び降りたり、ジャンプしたりするなど、関節の可動域を超えた動きをし、骨の関節が本来の位置からずれてしまうことを言います。ボロニーズなど元気に走り周るワンちゃんに多いとされる病気です。
膝蓋骨は膝のお皿と呼ばれる部分で膝蓋骨脱臼とはその膝のお皿が外れてしまった状態を言います。小さな脱臼は日常生活に大きな支障はなく、また曲げ伸ばしすることで整復されるため飼い主さんも気づかない場合が多いと言われています。
ただ、脱臼を繰り返すと関節炎を起こしてしまう場合もあります。また悪化すると歩けなくなってしまうこともあります。激しい運動をしたあとなど、歩き方に注意して見るようにしましょう。
レッグ・ペルテス
レッグ・ペルテスとは太ももの骨と骨盤を連結している大腿骨頭への血行が悪くなり、大腿骨の骨頭が怪死してしまう病気です。症状としては足に力が入らなくなり、足を引きずるようになるといったことが見られます。
レッグ・ペルテスは小型犬に発症しやすく、またはっきりとした原因も解明されていないため、予防は難しいとされています。普段からワンちゃんの歩く様子などに注意をし、少しでも異変があるようでしたら、病院で診断を受けることをおすすめします。
外耳炎
外耳炎とは耳の菌が増えて炎症がおこる感染症のひとつです。赤くなったり、腫れたりし、かゆみが出てきます。耳の付近や首など痒がっていたら注意が必要です。ワンちゃんは耳をピンポイントに掻くことができないため、耳を掻こうとして首を掻いていることもあります。首の周りを頻繁に描いている様子が見られるようになったら、外耳炎を疑い病院で診てもらいましょう。
緑内障・白内障
緑内障は眼圧が異常に高くなることが原因で発症します。視神経や網膜に変化を起こし、視力を失う恐れがあります。眼圧を下げることにより、症状を抑えることができるとされています。症状としては目が通常より大きく見える、眼を痛そうにしばしばさせる、眼の充血などが見られます。早期発見により投薬などで眼圧を下げ、改善されることもあります。眼の異常が見られたらすぐに病院で診てもらいましょう。
白内障は眼の中にある水晶体が白く濁る病気です。眼が白く濁って見えるので、愛犬が白内障になれば人間の視覚で確認することができます。白内障は人間同様、加齢とともに症状が見られるようになります。原因の大部分が遺伝と言われていますが、糖尿病やカルシウムの不足が原因でなる可能性もあります。
水晶体が濁るため、視力がだんだん低下し、見えづらくなってきます。あちこちぶつかるようになったり、暗闇を怖がったりするようになりますので、ケガなどしないよう注意しましょう。白内障の進行は点眼液により遅らせることができるようになります。あまりにも日常生活に支障をきたすようであれば、手術を行うこともできるので、手段のひとつとして考えておくのもよいでしょう。
まとめ
日本では知名度も低く、馴染みがあまりないボロニーズですが、海外、とくにイタリアではかなり人気がある犬種だとされています。真っ白な被毛と小さい身体、見た目がかわいいこともさることながら、人懐っこく、愛情深いという、見た目を裏切らない愛らしい性格をしています。
従順な性格で、飼い主の言うことを理解し、教えてもらったことをしっかり実行しようという姿勢が見られることから、愛玩犬としても飼いやすいワンちゃんだと言われています。日本のペットショップで目にすることは少ないですが、興味があったらペットショップや国内のブリーダーさんに問い合わせてみましょう。
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