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飼い主さんの中には愛犬の去勢や避妊手術を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。去勢や避妊手術は、オスの場合は精巣、メスの場合は卵巣と子宮を取り除く不妊手術です。望まない妊娠を避けられるほか、発情期にみられる問題行動や子宮蓄膿症(メス)、精巣腫瘍(オス)などの病気を未然に防ぐことができます。
避妊手術は若いうちのほうが手術の効果が高く、手術後の回復も早いとされています。初めての発情期を迎える前の生後数ヶ月が一番手術に適している時期だと言われています。具体的には、オスの場合は生後6~8ヶ月頃、メスの場合は生後5~7ヶ月頃です。
去勢・避妊手術は漠然と高いイメージをお持ちの飼い主さんもいらっしゃると思いますが、具体的な費用はいくらくらいなのでしょうか?また手術自体にかかる費用以外にもどのような料金が発生するのでしょうか?去勢・避妊手術にかかる費用を徹底解明します。
基本的な去勢費用について

手術自体の相場は小〜中型犬で15,000〜30,000円
避妊・去勢の手術は動物病院で受けることになります。動物病院での診療・手術は基本的には自由診療扱いとなりますので、費用も病院によって異なってきます。目安として小~中型犬で約15,000~30,000円が相場となります。また、手術費に含まれる項目や別途かかる費用なども病院により異なります。
一般的に「手術費」と明示されている費用には手術技術料、手術室使用料、手術用具滅菌料、診察料、血液検査、尿検査のほか、マスクや針、縫合糸など手術の際に使用される用具代も含まれます。手術前の検診は、年齢や体の状態に応じて血液検査やレントゲン、心エコー検査なども行う場合があります。
体格に比例して費用は高くなる
体格の大きいワンちゃんのほうが体格の小さいワンちゃんより手術費が高くなります。ワンちゃんの投薬量は体重に比例して変化します。そのため、大型犬のほうが使用される麻酔薬や他の薬が多くなります。その分、薬代として費用が高くなる傾向にあると言われています。体重により別料金が設定されている病院もあります。
手術費は小~中型犬で相場が約15,000~30,000円なのに対し、大型犬の場合は50,000~80,000円くらいかかるところもあります。また、手術がより複雑なメス犬のほうが手術費は高くなります。オスの去勢料金に比べ、メスの避妊料金は更に10,000~20,000円ほど上乗せされる傾向にあります。メスの避妊治療は卵巣を切除、もしくは卵巣と子宮両方切除する手術があり、卵巣と子宮の両方を切除するほうが費用は高くなります。また、妊娠中の場合も別途料金を徴収する病院もあります。
明細料金が含まれていれば安いというわけでもない
動物病院では、費用がかかる項目がどの項目なのか細かく明示しなければならないという規定がありません。明細に手術の総額だけ表示され細かい項目は省略されているところもあれば、どのような処置にどれだけの費用がかかったのか、どのような薬を使用したのかまで記載してくれる病院もあります。
手術費に入院費や手術用具代、麻酔代などすべて込みだと別途請求より安く感じますが、実際はそういうわけでもありません。手術後に請求される費用に関するトラブルを避けるため、術前に手術費に含まれる項目、別途かかる費用など細かく確認しましょう。
※費用の項目の例
診察料・血液検査・麻酔代・採血料・レントゲン・注射料・静脈点滴・抗生剤
別途かかる場合がある費用

診察料
手術費に診察料を含まない病院もあります。診察料は人間の病院と同様、初診料が高めに設定されています。目安としては初診料でおおよそ1,500~2,000円ほど、再診の場合は500~1,000円が相場とされています。
検査代
検査代も手術費用に含まれず、別途費用としてかかる病院もあります。ワンちゃんの年齢により料金が異なる場合もあります。料金の相場は、胸部や腹部のレントゲン、血液検査、心電図など込みの検査で10,000~15,000円程度です。
薬剤代
手術後の痛みを和らげるために鎮痛剤が処方されます。体重により投薬量も変わってくるため、体重が重いほど薬代も高くなる病院もあります。費用の目安は大体5,000~8,000円ほどです。
麻酔代
麻酔代が手術費に含まれているというところもありますが、中には手術費には含まれず、別途かかるという病院もあります。麻酔も体重により投薬量が変わってくるため、体重により料金が変わってくる病院もあります。費用の目安は大体4,000~8,000円ほどです。
入院費
術後の回復状況が良かったら、もしくは麻酔が覚め安全な歩行ができるようになったら、オス犬の多くは当日中に寄託が可能です。手術に開腹が必要になるメスは1~2日入院し、合併症などが起きないように安静にし、特に症状が見られない場合は帰宅となります。入院をともなう手術の場合は、1泊入院でだいたい30,000~50,000円程度かかります。
抜糸
手術後の傷口をワンちゃんがなめてしまうと、そこから菌が入り化膿してしまう場合があります。縫合糸を使用して傷口を縫った場合は、だいたい1週間後に抜糸を行います。タンパク質でできた溶ける糸を使用する病院もあり、その場合は抜糸が不要です。抜糸代は手術費に含まれるというところがほとんどですが、中には別途費用として徴収する病院もあると言われています。
犬の状態によってもオプション料金が必要な場合も

停留睾丸
停留睾丸は停留精巣とも呼ばれます。睾丸は精巣のことです。成熟期である、生後6ヶ月を過ぎても陰嚢(精巣が入っている袋)に精巣が入って来ない状態をいいます。
精巣は生まれる前に腎臓の脇で発生し、生まれる直前になると徐々に陰嚢へと移動してきます。だいたい生まれてから1ヶ月くらいで嚢陰に精巣が入ります。この精巣が陰嚢まで聞かず、下腹部や皮下に留まっている状態が停留睾丸です。
この停留が原因で精巣腫瘍の予防として、精巣の摘出手術を受けさせる飼い主さんもいらっしゃいますが、通常の去勢手術よりも複雑になるため、費用が高くなる場合があります。
心臓病
高齢になってから去勢や避妊手術を検討する場合、心臓病を併発している可能性もあります。心臓病を患っていると、手術のリスクも高くなってしまいます。心臓病は目立った症状が出ない場合も多く、手術前の検査をしてから初めて気づくという飼い主さんもいると言われています。その場合は手術リスクを考慮し、費用が高くなる場合があります。
腎臓病
腎臓病とは血液からの老廃物の除去や、体内の水分とミネラルのバランスを維持するための重要な役割を果たしている腎臓が正常に働かなくなってしまう病気です。腎臓病にかかっているワンちゃんは脱水、貧血の症状が起きる場合もあるため、出血を伴う手術のリスクは健全なワンちゃんよりも高くなります。
腎臓病の兆候が早期の段階から見られ、進行する前に発見できる場合もありますが、腎臓機能の75%以上が失われてから症状が見られるというワンちゃんもいると言われています。普段の生活からは気づきづらい病気のため、手術前の検査で発見されるケースもあるでしょう。手術の難易度が高くなるため、別途費用が徴収される場合もあります。また、重度の場合は麻酔などのリスクから手術をお断りされるケースもあります。
高齢犬
高齢犬も麻酔のリスクがあがります。そのため別途料金を設けている病院もあります。去勢をしないことにより起こるリスクのある病気は、加齢とともに発症の可能性も高くなってきます。例えば精巣腫瘍は高齢犬の発症率は10%以上になると言われています。また、前立腺肥大も去勢を行っていないオスの75%以上がかかっているという論文もあると言われています。
病気の発症率や体力的な観点からも、去勢・避妊手術は若いうちに早めに受けさせることが獣医師からも推奨されています。
去勢手術の補助金について

助成金の出る自治体がある
自費だと高い出費の去勢・避妊手術ですが、中にはお住まいの地域の市区町村が去勢・避妊手術の費用の一部、もしくは全額負担してくれる助成金・補助金制度があります。望まない妊娠、出産をし、生まれた後里親が見つからないまま捨てられてしまうワンちゃんがたくさんいます。そのような悲しいワンちゃんたちが増えないように市区町村の自治体が去勢や避妊手術をサポートする制度です。
去勢や避妊手術は料金の高さから、なかなか踏み出せない飼主さんもいらっしゃると思いますが、経済的な事情は助成金により多少解決されます。たとえば、福岡県田川郡福智町ではワンちゃんの去勢手術に対して最大7,500円、避妊治療は最大12,000円の助成金の付与をしてくれる制度を設けています。
こういった市区町村の自治体で設けている助成金制度のほとんどがネコを対象としていますが、一部でワンちゃんに対する制度を設けている自治体もあります。詳細はお住まいの地域の市役所・区役所の環境課や生活課にお問い合わせしてみましょう。
下記ウェブサイトに全国市区町村の自治体の連絡先が細かく記載されていますのでご参照ください。
ぜんこく 犬猫助成金 リスト
獣医師会による補助金制度を利用できる地域もある
獣医師会とは獣医師によって構成されている職能団体のことです。獣医師とひとくちに言っても、その活動範囲は病気の治療だけにとどまらず、家畜の改良や増殖、医薬品の開発から動物愛護・社会福祉活動まで多岐にわたります。
中には都道府県や市町村単位での獣医師会があり、望まない繁殖を減らすために、避妊や去勢手術にかかる費用の一部を補助する制度を設けているところがあります。それぞれ各獣医師会で募集の条件を設けており、応募が一定数を超えたら抽選というところが多いです。飼い主さんのお住まいの地域にもそういった獣医師会の団体があるかどうか調べてみましょう。
基本的にペット保険は適用外
人間とは違い、ペットの通院は基本的には自由治療です。その自由治療の費用負担を減らしてくれるのが任意加入のペット保険です。ペット保険は毎月の保険料を支払うことにより、ペットのケガや病気で通院や手術、入院が必要になった場合に補償が受けられ、飼い主さんの負担を減らしてくれます。補償額や内容は保険会社により異なりますが、一般的には自己負担が3~5割程度に軽減されます。
しかし、大変ありがたいペット保険ですが、去勢・避妊手術に関しては基本的には補償対象外となってしまいます。医療保険や病気・ケガのための保険ですので、去勢や避妊の手術は健康体に施す手術であり、傷病に起因しないとみなされてしまうためです。そのため、数万円の手術費は助成金を利用しない限り、全額自己負担となってしまいます。
ただ、特定の病気が原因で去勢しなければならない場合は、保険の対象となる場合もあります。たとえば停留睾丸により精巣の切除が必要になった場合は、停留睾丸の病気への対処となり、一部保険が負担してくれる場合もあります。該当するようであれば、事前に保険会社や病院に確認しておきましょう。
その後の保険料が割引されるケースはある
少ないケースではありますが、去勢・避妊手術が終わった後にペット保険に加入する場合保険料の掛け金が割引になるペット保険もあると言われています。去勢・避妊手術を行うことにより、発症のリスクが低くなる病気(子宮蓄膿症、乳腺腫瘍、精巣腫瘍など)があることを考慮してのことでしょう。
保険料の割引が適用されるペット保険は、加入の際に去勢・避妊手術を受けたときに発行された診療明細書や領収書などの提示を求められる場合がありますので、大切に保管しておきましょう。
まとめ
去勢・避妊手術を受けた後はホルモンバランスが変わります。そのため、必要なエネルギーの量は減少します。しかし、それに反して食欲は増加してしまうため、肥満になりやすいとされています。手術後の肥満のリスクは手術前の2倍にも増えると言われています。せっかく去勢・避妊手術をして、病気のリスクが減ったのに、今度は肥満が原因で起こる病気のリスクが出てくる可能性があります。手術後は体重管理をしっかり行うようにしましょう。
費用は高くても様々な病気を未然に防ぐことのできる去勢・避妊手術。受けなかったことにより発症する可能性があるとされている生殖器関連の病気を発症してしまった場合、その病気を治療するためにもまた高額な費用がかかってしまう場合もあります。手術によるメリットだけでなく、デメリットも把握したうえで、ワンちゃんの体調とも相談しながら手術をするかどうか決めましょう。
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