<1位> モグワンドッグフード 〜愛情たっぷりのスペシャルフード〜
<2位> ブッチ 〜トライアルセットで3種のフードが試せる♪〜
<3位> このこのごはん 〜獣医師が推奨!やさしいごはん♪〜
犬の臭いは、アポクリン汗腺と呼ばれる汗腺が原因のひとつです。アポクリン汗腺から分泌される汗が酸化したり分解されたりすることで、臭いを放つのです。しかし、アポクリン汗腺だけが臭いの原因ではありません。
犬の臭いは、病気のサインだったり体の不調を訴えるものだったりと、健康を気遣う上で大事な判断基準になります。ここでは犬の臭いが耳、口、皮膚から臭ってくる場合の注意点やケア方法について解説していきます。
臭いの悩みが多い犬種

犬の臭いは、犬種によって強さが違います。体の作りやシワ等によって、臭いの強さは大きく変わってくるからです。ここでは、一般的に臭いが強いと言われている犬種を、4種類紹介します。これらを飼っている、もしくは飼おうとしている場合は、臭いに注意してください。
脂っぽい皮膚被毛をもつ犬種
脂っぽい皮膚被毛をもつ犬種は、臭いがきついと言われています。特に、シングルコートの犬よりも、ダブルコートの犬のほうが臭いはきつめです。毛が多くなると、それだけ通気性が悪くなります。通気性が悪くなってしまうと臭いはこもりがちになり、酸化もしやすいため、臭いは強くなるのです。
犬種で言えば、シーズー、アメリカン・コッカー・スパニエル、ポメラニアン、コーギー、ミニチュアシュナウザー、ゴールデンレトリバー等がそれにあたります。かならずシャンプーで手入れをしてあげてください。シャンプー後は、ていねいに体を乾かしてあげましょう。水やシャンプーがそのままだと、雑菌が繁殖してしまい臭いが強化されてしまいます。
ただし、シャンプーのやりすぎには注意してください。シャンプーをやりすぎてしまうと、皮膚を守るためのバリアまで壊してしまいます。そうなると、臭いがさらにきつくなる可能性があります。シャンプーは月2回程度でいいでしょう。
体の表面積が広い超大型犬
体の表面積が広い超大型犬は、臭いのきつい種類が多いです。口が大きいため、よだれで口の周りが汚れ、悪臭が発生するのです。
犬種で言えば、セント・バーナードやグレート・デーン、ゴールデンレトリバー等がそれにあたります。こまめに口周りを除菌・消臭剤等で拭いてあげることが大事です。
大型犬は大きい耳も特徴。特にたれ耳の大型犬は、耳が臭くなったり病気になったりしやすいので、毎日汚れの拭き取りを行い、週に1回程度、死毛や汚れを掃除する必要があります。
顔や体にシワの多い犬種
顔や体にシワの多い犬種は、強い臭いを放つことが多いです。シワとシワの間は汗が溜まるので、非常に蒸れやすくなっています。放置してしまうと雑菌が繁殖し、強い臭いを放つこともあります。最悪の場合、皮膚病を引き起こしてしまう可能性もありますので、注意しましょう。
犬種で言えば、パグ、ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、シャー・ペイ、ペキニーズ、バセットハウンド等があたります。手入れをおこなうには、シワを丁寧に拭くようにしてください。
シワには、ホコリやゴミ、食べかす等が付着してしまいます。散歩の後などは、蒸しタオルでシワを伸ばし、除菌・消臭力のある液剤で綺麗にしてあげることが必要です。習慣的におこなうことで、臭い対策だけでなく、皮膚病予防にもつながります。
よだれの多い犬種
よだれは臭いの原因になります。そのため、よだれの多い犬種は、そうでない犬種よりも臭いを放ちやすいのです。よだれの多い犬種を飼っている場合は、臭い対策を怠らないようにしましょう。
犬種で言えば、セント・バーナード、ニューファンドランド、マスティフボクサー、ブルドッグなどです。食後はかならず口周りを丁寧に拭いてあげましょう。皮膚によだれが付いたまま長期間放置していると、炎症を起こす可能性もあります。
食事や運動のあとなどは、よだれが多くなる傾向にあります。同じくストレスが溜まったり気温が高かったりするときも多くなりますので、ケアを怠らないようにしてください。
耳から臭う

犬の耳が、臭いの原因になることもあります。犬の耳には汗腺があるのですが、ここに雑菌が発生すると悪臭が発生します。特に梅雨や湿気が高い日は雑菌が発生しやすいため注意が必要でしょう。
耳から臭いがする場合、病気の可能性もあります。耳が垂れている犬種の場合、そこまで気にすることはありませんが、ツンとするような悪臭を感じたら、病気を外耳炎などの病気を疑いましょう。ここでは注意すべき犬種と病気の可能性、耳のケア方法について解説していきます。
耳が垂れている犬種に多い
耳が垂れている犬種は、耳の臭いがきつくなりやすいです。犬の耳には汗腺があり、耳がたれていると汗がこもってしまいやすく、臭いの原因になるからです。耳が垂れている犬種を飼っている場合は、定期的なケアが必要でしょう。
耳がたれている犬種の場合、臭いがするのはごく自然なことです。しかし、耳垢が多くなったり臭いがきつかったりする場合は、病気の可能性を考えてください。病気が進行しないうちに動物病院に連れて行くことをおすすめします。
外耳炎の可能性あり
耳垢が多くなったり臭いがきつかったりする場合、外耳炎の可能性があります。外耳炎とは、雑菌やダニなどが原因で、耳の穴に炎症が起きてしまう病気です。後ろ足で首のあたりを頻繁に掻いていたり、頭を大きく縦に揺らしていたりする場合は、外耳炎である可能性があります。
外耳炎は命に関わる病気ではないとされていますが、かならず治療が必要です。進行すると出血してきたりただれて耳が聞こえにくくなったりするからです。最悪の場合、手術にいたる可能性もあるので、確実に予防していきましょう。
耳疥癬が発症していることも
耳疥癬とは、耳の中にダニが繁殖してしまっている状態のことです。耳のケアを怠ると耳垢が溜まり、ダニの繁殖にうってつけな環境ができてしまうのです。耳の臭いがきつくなったと感じたり、耳に黒ずみを見つけたりした場合は、耳疥癬を疑うようにしましょう。
耳疥癬も命に関わる病気ではありませんが、かならず治療するようにしましょう。外耳炎と同じく、犬が頭を振っていたり耳を掻いている場合は、耳のチェックをするようにしてください。
こまめに耳掃除してあげることが大切
耳の病気にならないようにするためには、こまめな耳掃除が必要不可欠です。まず、ウェットティッシュや耳掃除シートを用意しましょう。指に巻きつけて、耳周りや見えている部分をやさしく拭いてあげてください。力を入れてしまうと耳を傷つけてしまい、炎症を引き起こしてしまう可能性があります。
綿棒は、使わないでおきましょう。人間と同じような感覚で、綿棒を使って耳掃除をしてしまうと、動いたり暴れたりした際に鼓膜を傷つけてしまいます。アルコールなどの消毒も、中毒になる危険性があるので使用しないでください。
耳掃除をすることによって耳の臭いを予防することができます。頻度は耳が垂れている犬の場合は週に1回程度、そうでなければ月2回程度おこないましょう。また、異変を発見したり疑わしいと思ったりした場合は、動物病院で診てもらいましょう。
口から臭う

犬の口は、当然臭いがするものです。しかし、あまりにもきつい場合は、病気や口腔トラブルを考えましょう。特に小型犬やパグ、ブルドック等の短頭種はデンタルケアが難しい種類です。また、大型犬はよだれが口周りや体に付いてしまいます。そこから雑菌が発生し、臭いや皮膚病の原因になりますので、気をつけましょう。
ここでは糖尿病である可能性から犬のデンタルケア、ドッグフードの見直しについて解説していきます。口の臭いに悪臭を感じている場合は、ぜひ参考にしてみてください。
息が臭い時は糖尿病かも
息が臭い場合は、糖尿病を疑いましょう。甘い臭いがした場合は、特に要注意です。人間と同じく、糖尿病を発生してしまうと、長期間に渡って治療が必要になります。白内障や神経障害などの合併症を引き起こす可能性もありますので、食事を見直したり適度に散歩させたりして、未然に防ぎましょう。
糖尿病には、なりやすい犬種があります。ミニチュア・シュナウザー、ビーグル、ダックスフンド、ミニチュア・ピンシャー、プードルなどが、それにあたります。これらを飼育している場合は、特に気をつけましょう。
最も多いのは歯科疾患
口の臭いでもっとも多いのは、歯科疾患です。一般的に犬は、人間よりも虫歯になりにくいと言われています。だからといって、デンタルケアを怠ってしまうと歯垢や歯石がたまり、歯周病を引き起こしてしまいます。
歯周病になると、歯肉が傷ついたり、歯がが抜け落ちたりしてしまいます。進行していくと虫歯菌が顎に入り、骨折に至る場合もあるので注意が必要です。3歳以上の犬猫の約8割が歯周病であるとも言われており、日頃から歯のケアを定期的にしていくことが大事です。
日々の歯磨きが大事
人間と同じく、犬も毎日歯磨きをするべきです。毎日歯磨きすることで習慣になり、歯周病と臭いを防ぐことができるからです。犬の歯磨きは、専用の歯ブラシを使いましょう。歯の構造が人間と違うので、人間用の歯ブラシだと効率が悪くなってしまいます。
方法としては、ハンドコングと呼ばれるものがおすすめです。おやつを手の中で握ったまま犬に与え、口の中を触るという方法です。この方法だとおやつに夢中になっているので、歯磨きに持っていきやすいのです。
ドッグフードを見直して改善することも
ドッグフードを見直すことも、口の臭い予防で大事です。添加物の多いドッグフードを使ってしまうと、皮膚組織や腸内のバランスが壊れてしまい、口臭の原因になってしまいます。ドッグフードは添加物の少ないオーガニックなものや、消化の良いものを選びましょう。
歯周病が気になる場合は、歯磨き効果のあるドッグフードを使うことも大事です。カリカリしている固いドッグフードは、歯石を除去する効果があります。また、噛むことで、犬のストレス軽減効果も期待できます。
皮膚から臭う

犬の匂いは、皮膚から放たれる場合もあります。犬の汗腺であるアポクリン汗腺は、ほぼ全身に広がっています。アポクリン汗腺は、人間でいう脇汗をかく場所のひとつです。そのため、犬は人間よりも皮膚から臭いを出しやすいのです。
普段、生活している分には気にする必要はありませんが、臭いがきつい場合は皮膚炎等を疑いましょう。また、日々のシャンプーによって、皮膚の臭いは防ぐこともできます。
皮膚炎が発症している可能性がある
皮膚炎は、皮膚が炎症を起こしてしまう病気です。その原因は、内的要因と外的要因に分けられます。内的要因とは、生まれつきのアトピー体質が原因です。外的要因は、シャンプーやドッグフードなどが原因です。
皮膚がいつもより臭いと感じたら、皮膚炎を疑いましょう。その他に、皮膚が赤かったり、体をよく掻いていたりする場合も、皮膚炎である可能性があります。犬の仕草や様子を観察して、早めに動物病院に連れていきましょう。
口周り、耳、腹部、脇の下、肛門周りに多い
犬種によって、臭いのする箇所はさまざまです。ブルドック、フレンチ・ブルドッグ、パグなどの犬種はシワが多いため、汗や汚れが溜まりやすいシワの間から臭いがします。耳が垂れている犬は、耳の中が蒸れやすいため、耳から臭いを放ちます。
他にも腹部、脇の下、肛門周りが臭いの原因です。シャンプーをする際は、これらの箇所をていねいに洗ってあげてください。また、日々のブラッシングも、余計なムダ毛を取り除くことができるので、臭い対策につながります。
6〜8月にかかて注意が必要
梅雨の時期や湿度の高い日は蒸れやすく、雑菌の繁殖も多くなるため、臭いがきつくなります。散歩をしたり運動をしたりしたあとは、かならずケアするようにしましょう。
シワの多い犬種の場合は、タオルなどで汗を拭き取るようにしてください。耳が垂れている犬の場合は、ウェットティッシュや除菌シートなどによるケアを忘れないことが大事です。
シャンプーは丁寧なすすぎとしっかり乾かすことがポイント
シャンプーをすることで、臭いや皮膚病の予防につながります。シャンプーをする際は、丁寧なすすぎとしっかり乾かすことを意識してください。汚れが残っていると、そこから雑菌が繁殖してしまいます。
ただし、シャンプーのしすぎには注意してください。健康な皮膚の維持に必要である皮脂を洗い落としてしまい、かえってフケや皮膚炎の発生を促してしまいます。シャンプーは月に1回か2回の頻度がおすすめです。
まとめ

犬の臭いは、犬種によって強さが違います。また、耳、口、皮膚から臭いを放ち、それぞれによって対策が変わってきます。愛犬の臭いが気になる場合は、原因をはっきりさせて、適切な対処を取りましょう。
臭いは病気のサインでもあります。愛犬とすこしでも長く一緒にいるために、違和感を感じた場合は、すぐに動物病院に連れていきましょう。もっとも、大切なのは日々のケアです。シャンプーや歯みがきは、怠ることなくきちんと続けていきましょう。そうすることによって、愛犬の健康を維持することができます。
おすすめのドッグフード
アンドペット編集部が厳選したおすすめのドッグフードをご紹介します。
モグワン
モグワンは食いつきの良さを重視して作られたドッグフードです。
愛犬の健康を考えて無添加の栄養価の高いドッグフードを買ってみたけれども、なかなか食べてくれない…そんな経験をしたことはありませんか?
モグワンは高い栄養価を目指すべく原材料にこだわり抜きながらも、食いつきの良さも両立しました。
原材料はヒューマングレード、動物性タンパク質は50%以上・グレインフリー・無添加と健康を意識したドッグフードに必要な要素を全て詰め込みながらも、満足のいく食いつきを実現。
愛犬には健康的な食事をしてほしいけれど、毎日喜んでごはんを食べてほしいという飼い主の方におすすめのドッグフードです。
基本情報
参考価格:1.8kg 3,960円(税込)
アカナ
アカナは世界中のペット愛好家から信頼されているドッグフード。ベースとなっている肉以外にも魚、野菜等もカナダで取れた新鮮な原材料のみを使っており、保存料も未使用。
もともと肉食の犬本来の自然な食事を再現した高タンパク質な栄養満点のドッグフードです。
基本情報
参考価格:2kg 5,724円(税込)
カナガン
カナガンはペットの本場イギリス産のプレミアムドッグフードです。グレインフリー(穀物不使用)、ヒューマングレード、添加物の不使用と愛犬の健康を守るには欠かせない原料へのこだわりが特徴。
全犬種の全ライフステージに対応していますが、粒が小さく食べやすいので、子犬や小型犬に与えるのに適しています。
愛くるしい小型犬に、健康な食事をして長生きしてほしい飼い主さんにおすすめのドッグフードです。
基本情報
参考価格:2kg 3,960円(税込)