健康

ドッグフードのふやかし方と4つの注意点!温めすぎ、冷たすぎには要注意

アンドペットおすすめのドッグフード

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ドッグフードは、ふやかして与えることもあります。子犬は消化器官が未成熟であるため、固いドッグフードを食べてしまうと十分に消化できず、栄養を吸収できない場合があるからです。また、老犬に対しても、噛む力が弱まっているため、ドッグフードをふやかさなければいけない可能性があります。

しかし、正しいドッグフードのふやかし方を知っておかなければ、効果は薄れてしまいます。犬は、自分でドッグフードを食べやすくしたり、選んだりすることはできません。愛犬の健康を気遣うのは、飼い主の重要な役目です。

この記事では、ドッグフードをふやかして与えるタイミングやメリット、方法を紹介していきます。

こんな時にふやかして与える

基本的に、ドッグフードはそのまま与えます。しかし、犬の時期や年齢によっては、ふやかして与える必要があります。ここではドッグフードをふやかして与えるタイミングについて解説します。

生後3ヶ月ごろまで

生後3ヶ月ごろまでは、ドッグフードをふやかして与えましょう。3ヶ月では、体が成長しきっていません。そのためドライフードをそのままあげてしまうと、消化しきれず、下痢や嘔吐の原因になってしまいかねないのです。

生徒1ヶ月では、ドッグフードをふやかした上に、犬用のミルクをまぜて離乳食を作るのがいいでしょう。2~3ヶ月になってくるとミルクは卒業し、ドッグフードだけをふやかして与えてください。この場合、指でつぶせるくらいの柔らかさが基準です。1日3~4回に分けて与えるのが最適です。

ドッグフードは、かならず子犬用のものを選んでください。成犬用のものとは、カロリーや栄養素が違ってくるからです。

夏バテ中

夏バテ中の犬にも、ドッグフードをふやかして与えるのがおすすめです。犬は全身が毛で覆われており、汗をかかないことから、人間よりも暑さに弱い生き物です。そのため、夏になると食欲が減退してしまったり、体調を崩してしまったりすることがあります。

夏バテの状態でドッグフードをあげても、食べることを嫌がったり消化不良を起こしてしまったりしてしまいます。特に、夏バテ状態では栄養が足りていないことが多いので、ドッグフードはきちんと与える必要があります。

ドッグフードをふやかして与えることで、食欲が減退していても食べやすくなります。また、水分補給もできるため、夏バテ解消にもつながります。

高齢犬

高齢の犬も、ドッグフードをふやかして与えるのがいいでしょう。高齢になると、噛む力が衰えます。ドライフードを与える場合は、噛み切れずに消化や嘔吐を引き起こしてしまいかねません。ドッグフードをふやかすことで柔らかくなり、食道を通りやすくなります。

ドッグフードは、かならず老犬用のものを選びましょう。ドッグフードの種類によって、栄養価が変わってくるからです。

ドッグフードをふやかす時間がなかったり、そこまで弱まっていなかったりする場合は、ウェットタイプのドッグフードでも問題ありません。ただし、ウェットタイプのドッグフードはドライフードよりも高価ですので気をつけてください。

ダイエットをしている時

ドッグフードをふやかすと、ダイエットにも効果的です。ドッグフードをふやかすことで水分が含まれ、少ない量で満腹感を得られることができます。また、腹持ちもよくなり、ダイエットにつながります。

犬は、食べるものを自分でコントロールできません。そのため、カロリーを摂りすぎると肥満になってしまいます。肥満が進行すると足や腰に負担がかかったり、呼吸器や循環器に悪影響を及ぼします。

ふやかしたドッグフードを与えることで摂取するカロリーを抑えることができ、ダイエット効果が期待できます。また、ドッグフードをダイエット用のものにすることで、効果はさらにアップします。

フードをふやかすメリット

ドッグフードをふやかすことで、さまざまなメリットを得ることができます。ここでは、4つのメリットを紹介していきます。

消化吸収が良くなる

ふやかしたドッグフードは、消化吸収が良くなります。消化器官が発達していない子犬にとって、非常に大きなメリットと言えるでしょう。消化吸収が良くなると、それだけ摂取できる栄養素も多くなるからです。

ただし、いつまでもふやかしたドッグフードを与え続けるのはおすすめできません。ふやかしたドッグフードは歯石や口の中の汚れになりやすいからです。3歳を超えると、ふやかさずに与えることをクセづけていきましょう。

水分も一緒にとれる

ふやかしたドッグフードを与えることで、水分も一緒に摂取できます。犬は汗をかかないため、水分補給をすることは非常に重要です。ふやかしたドッグフードには水が含まれているため、水分補給に役立ちます。

ドッグフードをふやかす場合は、冷たくしすぎないようにしましょう。冷たくしすぎると胃腸を壊し、下痢の原因になりかねません。ドッグフードはぬるま湯でふやかすことをおすすめします。

風味が増す

ドッグフードをふやかすことで、風味が増す可能性もあります。ドライフードは水分を含むと肉のような食感になるため、食欲が刺激される効果が期待できるのです。

中には、ドッグフードに対して興味を示さない子犬もいます。しかし、子犬のうちからカロリーの高い人間の食べ物を与えていると、健康に悪影響を及ぼしてしまいかねません。成長のためにも、子犬にはふやかしたドッグフードを与えるようにしましょう。

満腹感が与えられる

ドッグフードをふやかすと、満腹感を得られやすくなります。水分量が増え、ドッグフードが膨らむからです。そのため、少ない量で犬を満足させることができ、ダイエット効果が期待できます。

子犬でも食欲は旺盛です。食べ過ぎると肥満になり、さまざまな健康被害を引き起こしてしまいます。食事のコントロールは飼い主の重要な役目。ドッグフードの量ははかりにかけて、きちんと調整してあげましょう。

ふやかす方法

ここでは、ドッグフードをふやかす方法について解説していきます。ふやかすことは簡単ですが、間違ったやり方をしてしまうと効果が薄くなってしまいます。今回紹介する方法にのっとって、ドッグフードをふやかしましょう。

ふやかす前に、ドッグフードはきちんと犬の年齢や体調などに合わせることが大事です。ドッグフード選びを誤ってしまうと、カロリーを摂りすぎたり、逆に不足してしまったりしてしまいます。また、合成酸化防止剤などの添加物が使用されていないものを選択するのがいいでしょう。

40度前後のぬるま湯で10〜15分ふやかす

ドッグフードは、水、ぬるま湯、ミルクでふやかすのがいいでしょう。どれを選択するにもしても、温度は40度前後で、時間は10~15分が理想的です。温度が低すぎると胃腸を弱めてしまいますし、高すぎると熱に弱い栄養素を壊してしまいます。

指でつぶせるくらいの柔らかさになったら完成です。柔らかさが足りないなと感じた場合は、もうすこし時間を置いてみたり、水やぬるま湯の量を調節したりしてみましょう。ドッグフードの種類によってふやかす時間は変わってくるので、確認しながら調整してみてください。

ミルクでふやかす場合は、栄養価が高くなりすぎないように注意しましょう。ミルクは水やぬるま湯よりも、タンパク質や脂肪分などの栄養価が非常に高いです。愛犬が喜ぶからといってミルクばかり与えていると肥満の原因になりかねませんので、注意してください。

フードにひたひたの水を入れて電子レンジでふやかす

電子レンジでふやかすと、時間を短縮することができます。忙しい毎日の中で、時間をかけてドッグフードをふやかしたり、ふやかしたドッグフードの具合を確認したりすることは、面倒な作業と言えるでしょう。電子レンジを使えばふやかす時間を短くすることができ、忙しくても安心です。

方法は、フードを水に浸し、電子レンジにかけるだけです。時間の目安は5分ほど。10~15分待つ必要も、40度のぬるま湯を作る必要もありません。簡単にドッグフードをふやかすことができます。

ただし、この方法はリスクも高いので注意してください。電子レンジを使うと、加熱にムラができてしまいます。また、焦げてしまう可能性もあるので注意が必要です。電子レンジを使ってふやかすことはおすすめできないという意見も多いので、本当に忙しいとき以外は、使わないようにしましょう。

細かく砕いてからお湯を入れると時短になる

すこしでも時間を短縮させたい場合は、あらかじめドッグフードを細かく砕いておきましょう。細かく砕くことで水が浸透しやすく、ふやかす時間を短縮することができます。目安としては、つぶし具合にもよりますが7~8分と考えてください。

フードプロセッサーやミキサーがあれば、粉状にするのもいいでしょう。この場合、熱湯をかけてしまうと栄養素がさらに壊れやすくなってしまうため、温度調節は注意してください。

また、ふやかしたドッグフードを与え続けるのも良くありません。ふやかしたドッグフードばかり食べていると、顎や口周りの筋肉が発達しないからです。癖づかないように気をつけましょう。

ふやかす時の注意点

最後に、ふかかす際の注意点について説明します。これらの注意点を守らないと、逆効果になってしまう恐れがあるので注意してください。ここでは、ふやかす際の注意点を4つ紹介します。

熱湯は使わない

ふやかす際に、熱湯は使わないようにしましょう。ドッグフードの栄養素を破壊してしまう恐れがあるからです。たしかにぬるま湯よりお湯のほうが、ドッグフードをふやかしやすいです。しかし、栄養素を破壊してしまっては逆効果。かならずぬるま湯でふやかしましょう。

ドッグフードには、ミネラルやビタミンが含まれています。これらは、犬の成長に欠かせないものです。ミネラルやビタミンは熱に弱く、熱湯を注いでしまうと壊れてしまいます。

また、熱湯はタンパク質を変容させてしまいます。タンパク質は、筋肉の維持や毛の生成において、非常に重要な役割を担っています。また、ドッグフードの味にも大きく関わってくるため、熱湯を注いでしまうと、逆に食べるのを嫌がってしまう恐れがあります。

残った水分も一緒に与える

ふやかす際に使った水は、捨てずに一緒に与えましょう。その水にも、水溶性のビタミンなどが溶けているからです。成長をうながすためにも、できるだけ飲ませるようにしてあげてください。

夏場は特に、水分補給が大事です。ふかやしたドッグフードを与えることで、水分と栄養を補給することができるので、夏バテ防止にもつながります。すでに夏バテしている犬に対しては、復活を早める効果が期待できるでしょう。

ミルクでふやかした場合は、与えすぎに注意です。ミルクには脂肪分やタンパク質が多く含まれています。脂肪分やタンパク質は、犬の五大栄養素ですが、与えすぎると健康被害を及ぼしてしまいます。

作り置きはしない

ふやかしたドッグフードの作り置きはおすすめできません。ふやかしたドッグフードは劣化が早いため、すぐに腐ってしまいます。オーガニックなドッグフードを使っている場合、酸化防止剤の効果が弱いため、特に注意が必要です。

ただ、何度もふやかすのは面倒という方もいらっしゃるでしょう。数時間程度なら、冷蔵庫でも保存ができます。ふやかしたドッグフードは、1日数回に分けて与えるのがコツなので、まとめて作って冷蔵庫で保存しておくのも効果的です。

冷蔵庫から取り出す場合、お湯を混ぜて温度調節することを忘れないようにしましょう。そのまま出してしまうと非常に冷たく、犬の胃腸にダメージを与えてしまいかねません。

レンジでは温める程度で

レンジを使う際は、注意してください。温めすぎると、ドッグフードの栄養素を破壊してしまうからです。ドッグフードは、種類によって使われている添加物が違います。そのため、ふやかしにくいものも中にはあります。

なかなかふやけないからといって、電子レンジで長いこと温めてしまうと、栄養素が壊れてしまいます。また、熱くなりすぎて、やけどの原因になってしまう恐れもあるので注意してください。

電子レンジを使うのであれば、ドッグフードをまとめてふやかしたり、あらかじめ砕いたりして時短を工夫しましょう。できれば電子レンジは使わないようにするのが懸命です。

おすすめのドッグフード

アンドペット編集部が厳選したおすすめのドッグフードをご紹介します。

モグワン

モグワンイメージ画像
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愛犬には健康的な食事をしてほしいけれど、毎日喜んでごはんを食べてほしいという飼い主の方におすすめのドッグフードです。

基本情報

参考価格:1.8kg 3,960円(税込)

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アカナ

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アカナは世界中のペット愛好家から信頼されているドッグフード。ベースとなっている肉以外にも魚、野菜等もカナダで取れた新鮮な原材料のみを使っており、保存料も未使用。
もともと肉食の犬本来の自然な食事を再現した高タンパク質な栄養満点のドッグフードです。

基本情報

参考価格:2kg 5,724円(税込)

詳細ページ公式ページ

カナガン

カナガンイメージ画像
カナガンはペットの本場イギリス産のプレミアムドッグフードです。グレインフリー(穀物不使用)、ヒューマングレード、添加物の不使用と愛犬の健康を守るには欠かせない原料へのこだわりが特徴。
全犬種の全ライフステージに対応していますが、粒が小さく食べやすいので、子犬や小型犬に与えるのに適しています。
愛くるしい小型犬に、健康な食事をして長生きしてほしい飼い主さんにおすすめのドッグフードです。

基本情報

参考価格:2kg 3,960円(税込)

詳細ページ公式ページ