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独特なルックスで世界中を魅了しているフレンチブルドッグは、フレンドリーで素直な性格をしています。好き嫌いも少なくフードの食いつきは良いですが、消化不良やアレルギーを起こしやすい体質と言われています。今回はそんなフレンチブルドッグに最適なドッグフードを紹介します。
Contents
フレンチブルドッグのドッグフードの選び方

まずはフレンチブルドッグは消化不良とアレルギーを発症しやすい犬種ということを念頭に入れておきましょう。さらに脂肪が蓄積しやすい体質でもあります。ドッグフードを購入する時は、こうした犬種による特性を理解して選ぶことが重要です。
フレンチブルドッグの特性を考慮すると適切なドッグフードは以下の条件に当てはまるものになります。
動物性タンパク質が多く使われているもの
脂肪がつきやすいので、肉は避けた方がよいと思われがちですが実は逆です。犬は動物性タンパク質が不足すると筋肉が落ち、同時に代謝も下がってしまいます。代謝が下がるということは人間同様、エネルギーが消費しづらいということです。すると余分なエネルギーが脂肪へ変わってしまい肥満に繋がります。
そのためフレンチブルドッグにはまず「動物性タンパク質」が豊富に含まれているフードを選ぶことが大事です。動物性タンパク質が豊富に含まれている原料は「鶏肉」「ラム肉」「魚肉」などになります。フレンチブルドッグに最適な割合は「動物性タンパク質が主原料で50%以上含まれていること」が理想的と言われています。
高タンパクなもの
フレンチブルドッグはそのルックスから元々太っているように見られがちですが、かなり筋肉質の体型をしています。この筋肉質の体型を維持するには上記の生肉が最適で数字上は「タンパク質28%以上」が理想と言われています。もちろん生肉以外からでもタンパク質は摂取できるので、必ずパッケージに表示されている原材料や栄養分を確認し、主原料とタンパク質の数字がどうなっているのかチェックしてから購入するようにしましょう。
穀物が使われていないもの(グレインフリー)
グレインフリーとは穀物不使用の製品を指す言葉です。安価なドッグフードは、概ねトウモロコシや小麦粉などが主原料として使用されています。トウモロコシや小麦粉などの穀物は消化が悪く、アレルギー発症率が高い原料です。さらにトウモロコシや小麦粉などに含まれる栄養素は犬には必要ないとも言われています。腸が弱くアレルギーが発症しやすいフレンチブルドッグには消化の良いフードを食べさせてあげましょう。
体質を考慮すると、穀物をフレンチブルドッグに与えることは避けた方が賢明です。生肉のグレインフリーフードは、コストがかかってしまいますが愛犬の健康の為検討することをおすすめします。
低カロリーのもの
どんなに高タンパクのフードを与えても、高カロリーではやはり脂肪もつきやすくなってしまうのでカロリー控えめなフードを選ぶことも重要です。元々が食用旺盛な犬種なので質だけではなく量、おやつにも充分注意しましょう。フレンチブルドッグのように鼻が短い短吻種は、気道が狭く呼吸がしにくい体形をしています。そのため肥満になると呼吸困難になる恐れもあるので、フレンチブルドッグの脂肪には充分な注意が必要です。
無添加のもの
ドッグフードには合成酸化防止剤として発ガン性のあるBHA(ブチルヒドロキシアニソール)とBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)が使用されることがあります。
また、香料や着色料が使用されることもありますが、品質の良い原材料を使用していれば香料でごまかす必要はなく、食べ物を色で判断しない犬には着色料は不要なものです。
添加物は少量ずつの摂取でも体内に蓄積されることにより涙やけなどの原因になることがあるので、フレンチブルドッグのドッグフードには人工添加物が使用されたものは避け、酸化防止剤はローズマリーエキスなど天然のもの、香料、着色料は無添加のものを選びましょう。
ドッグフードが原因のフレンチブルドッグに多い悩み

では次にフレンチブルドッグに起きやすい症状を詳しく紹介します。
皮膚が荒れる
フレンチブルドッグは非常に皮膚が弱い体質です。全身がデリケートで、特に顔や尻尾の付け根のしわの部分には汚れがたまりやすく、日常的に炎症を起こしやすい犬種です。皮膚が弱くアレルギーも発症しやすい体質なので、仮にアレルゲンを摂取した場合、皮膚に異常が見られることが多いと言われています。
そのためアレルギー発症率が高い穀物は避け、グレインフリーを与えることをおすすめします。
お腹を壊しやすい
消化力も低いフレンチブルドッグには、消化が良いフードを与えましょう。穀物原料のフードよりグレインフリーの方が消化が良いので、皮膚やお腹のことを考えるとやはり穀物は避けた方が賢明です。添加物なども胃腸には優しくないので、無添加がおすすめです。
涙やけ
涙やけとは、目の周辺の被毛が茶色や黒に変色している症状です。涙やけ自体は病気ではないので大きな問題はありませんが、涙やけは涙管が詰まることで起きる症状です。涙管の詰まりは老廃物などが原因なので、老廃物蓄積による別の疾患を誘発する恐れがあります。
老廃物は主に代謝が悪くなることで体内に蓄積されていきます。涙やけが起きるメカニズムは人間でいう「生活習慣病」が近いと言われています。不規則な生活や粗悪な食事を続けると人間も代謝が悪くなり、体内に老廃物がたまっていきます。すると様々な症状が起き始めます。フレンチブルドッグの涙やけもこうした生活習慣病で起きる1つの症状のようなものです。
そのため涙やけを完全に予防することはできません。適切な食事と適度な運動によって代謝を維持しきちんと老廃物を排出することが大切です。大切な愛犬が生活習慣病にならないために、高タンパクで良質なドッグフードを与えるようにしましょう。
食べすぎ、太りすぎ
フレンチブルドッグは元々食欲旺盛な犬種です。あまり好き嫌いもないので、健康体であれば大概のものを喜んで食べてしまうでしょう。そのため他の犬種よりもフレンチブルドッグに対しては厳しく食事制限をしなければいけないと言われています。性格的にも素直なので、ついおやつをあげたくなってしまいますが、おやつをあげた場合は食事の量を減らすようにしましょう。もちろんドッグフードも低脂肪、低カロリーが望ましいです。
本来は外で運動させてエネルギーを消費すれば多少カロリーが増えても大きな問題にはなりませんが、体形上呼吸困難に陥ることがあるためフレンチブルドッグは激しい運動には不向きな犬種です。他犬種に比べると散歩もかなり控え目でよいと言われています。
軽めの運動しかさせてあげられないフレンチブルドッグは、食事制限をしないとすぐに太ってしまうので充分注意しましょう。
おすすめドッグフード
では次にフレンチブルドッグに最適なおすすめドッグフードを挙げてみましょう。
モグワン
モグワンは世界的に高評価を得ているイギリス原産のドッグフードです。主原料は生チキンと生サーモンで全体の50%以上を占めています。残りの50%も野菜やフルーツで構成されているのでプレミアムドッグフードにふさわしい栄養素を備えています。穀物不使用のグレインフリーでもちろん無添加です。
値段は1kgあたり約2000円となっています。一般的なドッグフードよりワンランク上の「プレミアムドッグフード」は1kg2000円ほどが平均なので、モグワンはまさに平均的な値段です。実は1kg2000円ほどのプレミアムドッグフードでも人口添加物が使用されている商品は意外にも多く、中には発がん性物質を含む添加物を使用しているものもあります。
モグワンは原材料を見ても、犬には好ましくないと言われている成分は入っていないので安心して与えることができます。モグワンはどのクチコミを見ても高評価が多く、高い支持率を誇る人気商品です。
モグワンはイギリスから直輸入し注文を受けてから発送するため、オンライン販売のみとなっています。
ブッチ ドッグフード
ブッチドッグフードもプレミアムドッグフードにふさわしい安心安全なドッグフードです。グレインフリーではありませんが良質な穀類を配合、人口添加物は一切使用していません。
ブッチドッグフードの最大の特徴は肉類の含有率です。ブッチドッグフード「ブルーレーベル」に含まれる肉類は、チキンとフィッシュ合わせて92%という驚異的な含有率になっています。定番の「ブラックレーベル」でもビーフ33%、ラム25%、チキン18.5%と計76.5%が肉類となっています。ウェットタイプなので水分量が豊富で食べやすく、食いつきもかなりいいと大評判です。
ブッチドッグフードはソーセージのような形状をしていて、3本セット約4400円となっています。1本が800gなので1kgあたり2000円弱ほどの計算になり、上記のモグワンより若干安めの価格設定となっています。
ファインペッツ
ファインペッツは、安全性に非常に厳しく徹底した品質管理を行っていることで有名です。主原料は鹿肉と鶏肉でタンパク質は27%も含まれている高タンパク低カロリーのプレミアムドッグフードです。ラインナップは大粒、小粒と形状こそ分かれるものの、中身は同じ成分となっていて事実上1種類のみの販売となっています。
原材料を見ると「オートミール」のみ不安材料が含まれていますが、公式サイトでは使用しているオートミールの栄養素が明記されています。「ミール」というと不安に感じる飼い主が多くいますが、公式サイトを見ればファインペッツに含まれているオートミールは良質ということが分かるので安心です。
安心安全を徹底しているファインペッツは、1kgあたり約2200円なので若干値段が高めに設定されています。
カナガン
カナガンもプレミアムドッグフードにふさわしい製品です。主原料はチキンで50%以上配合されています。高タンパク、低炭水化物の為、筋肉を残したまま肥満防止もできます。栄養素だけではなく食いつきに関してもかなり高評価の声が多くなっている製品です。もちろん無添加なので犬にとって好ましくない成分は入っていません。
モグワンと比較すると若干カロリーが高く、太ったという声も多少ありますが、そこまで高カロリー製品ではないので記載されている給餌量を守れば問題ないと言われています。
カナガンは1kgあたり2000円強ほどなので平均的なプレミアムドッグフードの値段となっています。
もっと詳しく知りたい人のためにフレンチブルドッグがかかりやすい皮膚病対策に意識しておくと良い栄養素を書き出してみます!
フレンチブルドッグに多い皮膚炎対策に必要な栄養

最後にフレンチブルドッグに最も多い皮膚炎に効果がある栄養素を紹介します。
タンパク質
皮膚の角質や被毛は「ケラチン」と呼ばれるタンパク質から作られています。そのため犬は食事から多くのタンパク質を摂取する必要があります。その他代謝にも影響するため、犬にとってのタンパク質は最も重要な栄養素の1つと言われています。
とはいえタンパク質にも種類があります。主に動物性と植物性に分かれますが、動物性タンパク質は上記でも触れたとおり肉類に多く含まれています。植物性タンパク質は大豆や小麦などに含まれています。つまり穀類に含まれているタンパク質が植物性ですが、犬は元々肉食動物なので植物性タンパク質を上手に消化することができません。さらに穀類はアレルゲンにもなりうるので、植物性は避けた方がよいとされています。
犬に摂取させるべきは動物性タンパク質なので、なるべく主原料が生肉のフードを選びましょう。
オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は魚に多く含まれています。感染症を予防するのに効果的な栄養素で、免疫力を高め炎症を抑える効果も確認されています。そのため皮膚のケアに最適な栄養素と言われています。
アミノ酸
摂取したタンパク質は、消化吸収されることで体内でアミノ酸に分解されます。角質や被毛の構成分であるケラチンは、メチオニン、シスチンなど体内で合成されたアミノ酸です。ここで注意が必要なのは消化吸収されないタンパク質はアミノ酸に分解されず、ケラチンにもならないということです。そのため消化のよいタンパク質を摂取する必要があります。消化されないタンパク質は体内で必要な栄養素となってくれません。
ビタミン
ビタミンは抗酸化作用があることで広く知られています。ビタミンは種類が豊富ですが、B群とCは水溶性なので多い分は尿と一緒に排泄されます。しかしAとEは脂溶性なので過剰摂取するとビタミン中毒の恐れがあります。ビタミンAとEの過剰摂取には充分注意しましょう。
フレンチブルドッグを健康に導こう

フレンチブルドッグはかなりデリケートな犬種です。皮膚も胃腸も弱い為、食事には充分気を配ってあげましょう。特に安価なドッグフードは避けた方が賢明です。穀物など消化に悪いものを使用しタンパク源も不足している為、デリケートなフレンチブルドッグに悪影響を及ぼすことが考えられます。
コストはかかってしまいますが、今回紹介したプレミアムドッグフードは安全面はトップクラスなので、可愛い愛犬の為検討してみてはいかがでしょうか?