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日本スピッツの飼い方を解説!性格や特徴は?寿命やなりやすい病気って?

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日本スピッツは美しい白い毛が特徴的で、海外でも人気の高い犬です。人気ロックバンド『スピッツ』の名前の由来になったことで、知っている方も多いでしょう。

この記事では、日本スピッツの飼い方について解説していきます。日本スピッツの性格や特徴を紹介し、飼い方や寿命、かかりやすい病気について説明します。日本スピッツを飼おうと検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

日本スピッツの性格

日本スピッツを飼おうと考える上で、性格を知ることは重要です。犬種によって、性格はさまざまだからです。犬種による性格の違いを理解することで、ストレスなく飼っていくことができるからです。ここでは日本スピッツの性格について、解説します。

活発で好奇心旺盛

日本スピッツは、活発で好奇心が旺盛です。元気に走り回ったり、体を動かしたりするのを好みます。遊ぶ際は、ドッグランで走らせたり、ボール遊びやドッグアジリティを習得させたりするのもいいでしょう。

活発とはいえ、暴れまわったり噛み付いたりするわけではありません。もともと番犬として作られたため、吠えたり噛んだりすることが問題になっていましたが、ブリーディングによって改良され、飼いやすい性格になっています。

日本スピッツは活発で好奇心旺盛である上に、利口で温厚な性格も持ち合わせています。体のサイズも小さいため、小さいお子様がいる家庭では、子どもの遊び相手としても活躍できるでしょう

警戒心が強い

日本スピッツは、警戒心が強い犬種です。本来は番犬として作られているため、吠えたり噛んだりすることが仕事だったからです。その後改良され、以前ほど吠えたり噛んだりすることはありませんが、他の犬種に比べると警戒心が強いと言えるでしょう。

警戒心が強いため、番犬に向いています。体は小さいですが、不審者や侵入者を見つけると、大きな声で何度も吠えます。実際に、昭和の時代ではスピッツを番犬として飼っている家庭もたくさん存在しました。

警戒心が強いとはいえ、飼い主に対しては従順です。物覚えが良く利口なので、しつけがしやすいという特徴もあります。ただし、本能的に吠えたり噛んだりする意識が残っていますので、しつけはきちんとおこないましょう。

愛情深く友好的

日本スピッツは、愛情深く友好的な性格をしています。表情が豊かで、飼い主に対して愛情を表現します。また、協調性が高く、他の犬とも仲良く遊ぶことができるでしょう。

愛情深く友好的な性格だからといって、好き勝手に育ててしまうとわがままになってしまいます。言うことを聞かなくなったり、暴れまわったりするようになる可能性があるので、きちんとしつけておきましょう。

また、他の犬と仲良くできますが、社交性は勝手に身につくわけではありません。子犬の頃から他の犬と遊ばせるようにして、徐々に慣れさせていきましょう。

日本スピッツの体重や特徴

日本スピッツの体重や特徴を解説します。飼う前には、体重や特徴をかならず確認しておきましょう。体重は体調管理の目安になりますし、特徴は手入れをする際の参考になります。ここでは日本スピッツの体重や特徴を、4つの側面から紹介していきます。

日本スピッツの体重

日本スピッツの体重は、オスで9~11kg、メスで7~10kgです。基本的には小柄で、寂しがり屋という一面もあるので、屋外よりも屋内で飼育することをおすすめします。屋外で放っておくと、寂しさからストレスを感じてしまいます。

子犬の体重は3~4kg。3ヶ月未満の場合は、消化器官が十分に発達していないため、ドライフードをそのまま与えるよりもふやかしたほうが栄養素を吸収しやすくなります。3ヶ月を超えてからは、子犬用のドライフードをそのまま与えましょう。

成犬になってからは、適正体重を超えないように、190gのドッグフードを1日2回に分けて与えてください。ドッグフードは合成酸化防止剤が使われていないような、安心できるものを使用するのがおすすめです。

日本スピッツの体の大きさ

日本スピッツの体の大きさは、30cm~38cmです。メスは、オスよりもすこし小さくなります。日本スピッツはフワフワの毛で覆われていますが、程よく筋肉が付いており、引き締まった体格をしています。

個体差があるので、38cmを超える場合もありますが、適正体重内であれば問題ありません。適正体重を超える場合は、ドッグフードをダイエットタイプのものに変えるなど、対策が必要です。

日本スピッツは食欲が旺盛なタイプではありませんが、犬は自分で食事をコントロールすることができません。日々の食事管理は飼い主の重要な役割です。肥満になると病気の原因になりかねませんので、十分気をつけましょう。

日本スピッツの体の特徴

日本スピッツの体は、立った耳、尖った口、黒くて大きな瞳、丸いしっぽが特徴的です。愛くるしい姿をしていて、日本のみならず世界中で愛されています

日本スピッツを飼う場合は、屋外よりも屋内がおすすめです。放置してしまうと、異常行動が見られたり不安障害を引き起こしてしまったりする可能性があります。屋内で飼って、スキンシップを大事にしましょう。

また、日本スピッツは運動が好きな犬種です。室内でも走れるように、フローリングにはマットを敷くなどして工夫しましょう。フローリングは滑ってしまうので、犬の足に負担を掛けてしまいかねません

日本スピッツの被毛の特徴

日本スピッツの最大の特徴は、全身を覆う美しい白い毛です。日本スピッツの毛色は、ホワイトのみ。美しい白い毛を保つためには、定期的なお手入れが必須です。しかし、この美しい白い毛がスピッツの特徴ですので、面倒臭がらずにきちんと癖付けることが大事です。

日本スピッツの被毛は、ダブルコートです。ダブルコートはシングルコートよりも抜け毛が多いと言われています。ブラッシングは週に3、4回、換毛期には毎日おこなうようにしましょう

基本的に毛は長いですが、カットが必要なほどではありません。するとしても、足先や耳を揃える程度なので、自宅でおこなうことができます。シャンプーは月1回程度が理想的です。

日本スピッツの歴史

日本スピッツの由来は諸説あり、詳しいことは分かっていません。祖先とされる犬は、1920年頃に日本に輸入されてきました。どのような犬だったかは明らかになっていないのですが、ジャーマン・スピッツかアメリカン・エスキモー・ドッグ、ボルピノ・イタリアーノではないかと推測されています。

戦後、白く美しい毛並みや、番犬としても使えることから、お金持ちや愛好家の間で爆発的な人気を博しました。1958年には年間登録犬数でトップを獲得し、日本初の流行犬となりました。

しかし、当時の日本は犬を屋外で飼うことが主流であったり、しつけに関する意識が浸透していなかったりすることもあり、ブームはすぐに去ってしまいます。一方で、ブリーダーは日本スピッツの吠えたり噛んだりする弱点を克服するために交配を重ね、陽気で利口な日本スピッツを作り出すことに成功しました。

日本スピッツの飼い方のポイント

ここでは日本スピッツの飼い方のポイントを紹介していきます。食事、お手入れ、しつけ、散歩の4つの側面から解説します。日本スピッツは飼いやすいと言われている犬種。これらのポイントをしっかり抑え、飼っていく上での参考にしてください。

日本スピッツの食事

日本スピッツの食事は、高タンパクで低脂肪、アレルゲンが入っていないものを選びましょう。子犬、成犬、老犬と、成長段階に合わせてドッグフードを変えるのもおすすめです。必要となるカロリー量が、時期によって違うからです。

食事回数は、8ヶ月までは一日3回が望ましいでしょう。9ヶ月以降は一日2回がおすすめです。成長期には、タンパク質を摂取することが重要であるため、ささみや牛肉、魚などを与えても良いでしょう。

与えてはいけないものは、塩分、糖分、脂肪分の強いものです。特に塩分は、4g以上を一気に摂取してしまうと中毒症状を起こしてしまい、最悪の場合、死に至ってしまう恐れもあります。

日本スピッツのお手入れ

日本スピッツは、定期的にお手入れをしなければならない犬種です。美しい白い毛は、汚れがすぐに目立ってしまうからです。日本スピッツの代名詞とも言えるので、定期的にケアをしてツヤのある毛を維持しましょう

また、ダブルコートであるため抜け毛が多いです。ブラッシングやトリミングはサボらないようにしましょう。お手入れを怠ってしまうと、通気性が悪くなったり、病気の発見が遅れたりしてしまいます。

シャンプーをする際は、月に1回か、3ヶ月に2回程度でいいでしょう。シャンプーは白い犬用のものを使ってください。日本スピッツは耳がとがっているので、水が入らないように注意しましょう。また、長い毛で覆われているので、温度管理には注意が必要です。ただし、カットまでは必要ないでしょう。

日本スピッツのしつけ

日本スピッツは、しつけがしやすい犬種です。物覚えがよく従順な性格だからです。ただ、寂しがり屋で甘えん坊な性格であるため、叱るよりは褒めてしつけをおこなっていきましょう。

しつけを怠ると、無駄吠えをしてしまったり噛み付いたりしてしまう恐れがあります。品種改良されておとなしくなってはいますが、もともとは吠えたり噛み付いたりすることが多い犬種。しつけはきちんとおこなっていきましょう。

また、社交性を身につけることも大事です。子犬の頃から、他の犬と遊ばせて協調性を育てていきましょう。

日本スピッツの散歩

日本スピッツの散歩は、1時間ほどが理想です。1時間も時間を見つけることができない場合は、30分を2回に分けるなど、工夫しましょう。その際は、前後で別の人が散歩に行くなど、散歩に行く人を固定させないほうが良いでしょう。日本スピッツに対して、均等に信頼関係を築くことができるからです。

日本スピッツは運動能力も高く、遊ぶことも好きなので、休日はドッグランなどで遊ばせるのも良いでしょう。飼い主と遊ぶことで、絆を深めることができます。散歩中もボールを投げたり一緒に遊んだりすると効果的です。

日本スピッツは、アジリティなどのスポーツに参加することもできます。アジリティには向いていないという意見もありますが、訓練次第で習得できるでしょう。

日本スピッツが吠えた時の対処法

日本スピッツは吠えるというイメージが強い犬種ですが、温厚な性格に品種改良されたことにより無駄吠えは減っています。しかし、他の犬種に比べるともともと警戒心が強いため、個体により、また何らかのきっかけで無駄吠えをすることが多くなっています。

甘やかされてわがままになっていたり不安を感じたりしたときに無駄吠えをしやすいので、厳しく叱りつけすぎると反抗心や恐怖心を煽ることになり、さらに無駄吠えが増えるので注意しましょう。

日本スピッツは叱られるよりも褒められたときのしつけが効果的な犬種なので、「大人しくしていると褒めてもらえる」ことを覚えさせるために大人しくしているときに大げさなくらい褒めてあげるしつけを根気よく繰り返し行うことがおすすめです。

日本スピッツの寿命やかかりやすい病気

犬によって、寿命もかかりやすい病気も違います。寿命とかかりやすい病気を知っておくことで対策を立てることができ、健康で楽しい時間を伸ばしてあげることができます。ここでは、日本スピッツの寿命とかかりやすい病気について解説します。

日本スピッツの寿命

日本スピッツの寿命は、10~16年です。個体差があるため、16年を過ぎても元気な日本スピッツもいます。寿命を伸ばしてあげる上で大事なのは、定期的なケアとスキンスップです。

また、日本スピッツは、小型犬ならではの病気にかかりやすいです。病気を未然に防ぐためには、日々のケアや定期的な検診が必要です。愛犬の健康を気遣うのは飼い主の役割ですので、真面目に取り組みましょう。

日本スピッツがかかりやすい病気

日本スピッツがかかりやすい病気は、流涙症、皮膚病、膝蓋骨脱臼などです。日本スピッツは、丸い目が特徴。そのため目に刺激が加わって、流涙症を引き起こしてしまうケースがあります。流涙症は予防できません。目の周りが変色してきた場合は、動物病院に連れていきましょう

日本スピッツは毛が多いため、ブラッシングを怠ると通気性が悪くなり、皮膚の炎症を引き起こしてしまう可能性があります。皮膚炎は、定期的なブラッシングやトリミングで防ぐことができます。早期発見もしやすくなるので、ケアはこまめにおこないましょう。

膝蓋骨脱臼は、ひざの膝蓋骨が外れてしまう病気です。膝蓋骨脱臼を防ぐためには、足に負担がないようにしてあげましょう。室内にマットを敷いたり、階段の少ない散歩コースを選ぶことが大事です

日本スピッツについてきちんと知識を身に付けよう

日本スピッツについてきちんと知識を身に付けることで、犬にとっても飼い主にとっても、ストレスのない生活を送ることができます。知識を身に付けていないと、吠えたり噛み付いたりしてしまう恐れがあります。

日本スピッツは、人懐っこい上に利口であるため、非常に飼育しやすい犬種です。絆を深めることができれば、人生のパートナーとしてかけがえのない時間を過ごすことができるでしょう。

おすすめのドッグフード

アンドペット編集部が厳選したおすすめのドッグフードをご紹介します。

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アカナ

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カナガン

カナガンイメージ画像
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全犬種の全ライフステージに対応していますが、粒が小さく食べやすいので、子犬や小型犬に与えるのに適しています。
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参考価格:2kg 3,960円(税込)

詳細ページ公式ページ

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