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カークランドのドックフード!気になるコスパと品質は?

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ランキング詳細

アメリカ発の会員制大型スーパー「コストコ」が自社ブランド「カークランドシグネチャー」を開発・販売しています。「一流ブランドレベルの高品質、期待以上の新しい価値」のスローガンを掲げているこのブランドはともかく「安くて大容量のコスパ」が魅力です。

そんなコストコのプライベートブランド「カークランドシグネチャー」から大容量のドッグフードが販売されています。ハイコスパのドッグフードですが、いったいどれくらいお得なのでしょうか。また価格が安い分品質はどうでしょうか。原料や成分から安全性を解明いたします。

 

カークランドの特徴

コストコ限定のブランド

「カークランド・シグネチャー」はコストコのプライベートブランドです。ブランド名「カークランド」はコストコの第一店舗がオープンしたワシントン州カークランド市の地名にちなんで名づけられました。「高品質のものを低価格で」をモットーにした「カークランド」ブランドはコスパ重視なのでお得に買い物ができます。「カークランド」の商品を店舗で購入できるのはコストコのみ。コストコは会員制ですので、コストコの会員でないとカークランドの商品を店舗で購入することはできません。(※一部の商品はAmazonや楽天モールで購入可能です。)

ドッグフード以外も扱っている

カークランドの製品はドッグフードだけでなく人間用の食品であるスナック菓子や精肉・鮮魚、ベーカリー、酒類もあります。またトイレットペーパーや衣料用洗剤などの日用品から調理器具、衣料品、補聴器まで取り扱い製品は多義にわたります。

大容量

通常ドッグフードの内容量は1袋につき1~2kgというのがほとんどですが、カークランドのドックフードは小型犬用でも9kg、多いもので18kg入りのものもあります。中型犬や大型犬を飼っているご家庭や、たくさんのワンちゃんを飼っているご家庭には助かる大容量です。ただ中身は小分けになっていないので、小型犬のご家庭や1匹しか飼っていないご家庭では量が多すぎてしまい、保管に困るでしょう。開封後にご近所におすそ分けするという飼い主さんもいらっしゃるようです。

安い

カークランドのドッグフードは大容量・低価格が最大の特徴です。ドライドッグフードの平均価格が1kgあたり約700円なのに対し、カークランドのドッグフードは1kgあたり約292円で購入できてしまいます。

カークランドの栄養価

主原料はラム肉

ワンちゃんはもともと肉食動物のためワンちゃんの消化器官はお肉が消化しやすいように作られています。穀物などは消化しづらいため、お肉が主原料のドッグフードのほうがワンちゃんの消化器官への負担がありません。

チキンやビーフなどお肉も様々ですが、今注目されているのが生後1年未満の仔羊のお肉である「ラム肉」。ラム肉には良質なタンパク質のほか、脂肪を燃焼させたりコレステロールを下げたりする効果が期待できるL-カルチニンが豊富に含まれており、心臓病の予防になります。その上低カロリーのため肥満も防げます。体内で生成することのできない必須アミノ酸も豊富に含まれています。またラム肉にアレルギー反応を起こすワンちゃんはほとんどいないと言われており、アレルギー対策としても使われています。

合成着色料不使用

犬の色彩感覚はあまりないため、本来であればドッグフードには必要のない着色料。しかし中には、飼い主さんの購買意欲を掻き立てるために着色料が使われているドッグフードが存在します。着色料の中には動物実験でネズミに心臓や肝臓の機能障害がみられたものや、人間にとってじんましんやがん、成長不良を起こす危険な成分もあります。カークランドのドッグフードではそういった着色料が使われていません

天然の酸化防止剤を使っている

フードが酸化すると体にとって有害な物質に変わってしまいます。そのため、フードを長持ちさせるために酸化防止剤が使われます。酸化防止剤には合成のものと天然のものがあります。合成のものは恐ろしい毒性があると言われており、発がん性のあるものもあります。特に強い抗酸化作用がある「エトキシキン」という防止剤は日本では使用が認められていないにも関わらず、使用されているドッグフードもあります。カークランドのドッグフードはアメリカ製ですが、そういった合成酸化防止剤は使われておりません。その代わりに体への影響が少ないとされる天然の酸化防止剤である「ローズマリーエキス」が使用されています。

グルコサミン、ビタミンも配合

グルコサミンは軟骨の成分であるヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸の原料になり、関節の動きを滑らかにし、関節痛を改善する効果があると言われています。ワンちゃんも関節痛があるとお散歩を嫌がったり、動きがおぼつかなくなったりします。今ではグルコサミンのワンちゃん用のサプリも出ているほど。カークランドのドッグフードにはこのグルコサミンが含まれています。さらにビタミンA、ビタミンE、ビタミンDも含まれています。人間にとって重要なビタミンはワンちゃんにとっても重要。ビタミンAは夜間の視力を維持したり、皮膚や粘膜の健康維持を助けたりする役割、ビタミンDは骨の形成を助ける役割、ビタミンEは細胞の健康維持を助ける役割を果たしています。ビタミンCはワンちゃんの体内で合成できますが、そのほかのビタミンは人間同様フードで補う必要があります。

人気の種類

ラム&ライス&ベジタブル

成犬用18.14Kg、コストコ価格3,778円
ラム肉が主原料なので、牛肉や豚肉にアレルギーがあるワンちゃんにおすすめ。その他ジャガイモ、えんどう豆、ニンジン、リンゴなどが入っています。

サーモン&ポテト

成犬用15.87Kg コストコ価格4,278円
サーモンとサツマイモやジャガイモなどのイモ類が主原料のドッグフード。こちらのドッグフードはグレイフリーとなっていて、穀物の代わりにイモ類が使用されています。ジャガイモなどのイモ類はビタミンCやカリウム等ワンちゃんにとって大切な栄養素が含まれています。穀物や肉にアレルギーがあるワンちゃんにおすすめ

パピー用チキン&ライス

子犬用9.07Kgコストコ価格2,038円
成犬用の大容量と異なり、子犬(パピー)用は小さめの9㎏サイズ。チキンを主原料としています。より栄養バランスを重視したドッグフードのため、子犬だけでなく妊娠中・病気のワンちゃんにも与えられます

プレミアムドッグフードチキン&ライス&ベジタブル

成犬用18.14Kgコストコ価格3,588円
こちらもパピー用同様にチキンが主原料となっています。卵も入っていてタンパク質が豊富。その他ジャガイモやリンゴ、クランベリーなどが入っています。

安さの反面、気を付けたいこと

4Dミートを使用している

そもそも4Dミートとは
DEAD「死亡した動物の肉」
DISEASED「病気だった動物の肉」
DYING「死にかけだった動物の肉」
DISABLED「障害があった動物の肉」

この4つの単語の頭文字「D」をとって「4Dミート」と呼ばれています。
意味を知ってしまうと、質がよいお肉とは言い難いと思います。これらのお肉は人間の食用お肉に使われることはありませんが、ペットフードには残念ながら当たり前のように使われていることがあります。本来ならば廃棄処分されるはずのこういったお肉を使えば安いフードを大量に生産することができます。そのため安価のドッグフードには要注意です。残念ながらコスパのよいカークランドのドッグフードにもこの「4Dミート」が使用されています。けれども、「4Dミート」の製品自体の安全性の問題はなく、口にしても健康上の問題はないとされています。ただ気持ち的に人間の口に入らない基準のものをワンちゃんにも食べさせたくないという飼い主さんも多いと思います。

保存の仕方

カークランドのドッグフードは大容量のため消費が難しいです。ドッグフードは開封後2週間~1か月の間が消費期限の目安とされています。そのため18Kgほどの量だと小型犬のワンちゃんや1匹しか飼っていないご家庭では消費しきれない場合があります。消費期限が過ぎたドッグフードは劣化し、酸化が進むためワンちゃんも食べたがりませんし、体にもよくありません。そこでおすすめなのが真空パックに入れて保存すること。密封し空気が触れないようにすることによって酸化を防ぐことができます。

穀物が多く入っている

本来肉食のワンちゃんにとって穀物は量が多すぎると消化器官を傷めてしまう場合があります。なぜならワンちゃんの体内には穀物を消化するのに必要なアミラーゼという酵素がわずかしかないからです。

肉食動物にとって彼らの消化器官は穀物に含まれる「植物性タンパク質」は消化がしにくく、肉に含まれる「動物性タンパク質」が消化しやすい構造になっています。消化しきれなかった穀物は体内で蓄積され、下痢の原因にもなります。また穀物は内臓脂肪がつきやすいとも言われ肥満の原因にもなり得ます。更に穀物に含まれるグルテンはアレルギーの原因となることがあります。

ワンちゃんにとっては穀物が入っていないグルテンフリーのドッグフードが好ましいと言えます。グルテンフリーのドッグフードは犬の消化に適した動物性タンパク質がメインとなるので、消化器官への負担もなく腸のトラブルなども防げます。

ではワンちゃんにとっては体に良くない穀物なのにどうしてドッグフードに含まれているのでしょうか?穀物は肉に比べて低価格のため、穀物を使用し量を増やすことによって、ドッグフードの価格を安くすることができます。またドッグフードを製造するうえで、生肉とそのほかの材料の「つなぎ」として穀物が使用されていることもあります。確かに穀物が主原料となっていると安い分、ワンちゃんへの負担は大きくなります。しかし穀物も100%悪とは言えません。穀物は少量でも満腹感を得られるため、食べすぎや肥満を防ぐダイエット効果が期待できます。

塩が使われている

適度な塩分は私たち人間だけでなくワンちゃんたちにも必要です。塩分が体内で不足すると、嘔吐や下痢、ひどい場合は腎臓病になる恐れがあります。塩分は体内で生成することができないため、食べ物から摂取する必要があります。ただ、人間と同じようにワンちゃんたちも塩分の取りすぎはNGです。塩分をとりすぎてしまうと、高血圧や腎不全、胃がんを引き起こす可能性があります。ワンちゃんにとって必要なナトリウム摂取量はAAFCO(米国飼料検査官協会)の2016年度の基準では0.08%とされています。カークランドのドッグフードに含まれている塩分量は公開されていませんが、ワンちゃんにとってはもともと原料に含まれている塩だけでよく、余計な塩分をあえて追加する必要はありません。そのため原材料名に「食塩」と表示されているドッグフードは避けたほうが良いとされています。

まとめ


ワンちゃんの健康に一番大切な食事。良いドッグフードはワンちゃんの健康につながり、悪いドッグフードはワンちゃんの体に大きな負担を与えてしまうことになります。毎日食べる食事だからこそ、良いものをあげたいものです。

良いドッグフードの条件とカークランドブランドの比較

・主原料がお肉であること。
→〇 ラム肉が主原料。
・合成酸化防止剤や着色料が使用されていないこと。
→〇 天然の酸化防止剤が使用されている、着色料も不使用。
・穀物(特に小麦やトウモロコシなどアレルギーになりやすいもの)が入っていないこと。
→△ 主原料ではなく、小麦やトウモロコシは入っていないがグルテンフリーではない。
・余計な塩分が入っていない。
→× カークランドには食塩や塩化カリウムが入っている。

カークランドはコスパが良い反面、品質の部分で少し不安になる要素があることも否めません。また内容量にかんしても、大型犬がいるご家庭や数匹飼っているご家庭には適していますが、保存の心配もあります。一方で栄養価の高いラム肉が主原料となっていて、グルコサミンやビタミンなども含まれているなど魅力的な部分もあります。ドッグフードを買いだめしているはずなのにすぐなくなってしまう!というご家庭や近所でもワンちゃんを飼っているおうちがあるという方は大容量なのでシェアすることもできます。コスパ重視の方やコストコの会員でよく行くという方、カークランドブランドのドッグフードを試してみてはいかがでしょうか?

カークランド以外のおすすめドッグフード

アンドペット編集部が厳選したカークランド以外のおすすめのドッグフードをご紹介します。

モグワン

モグワンイメージ画像
モグワンは食いつきの良さを重視して作られたドッグフードです。
愛犬の健康を考えて無添加の栄養価の高いドッグフードを買ってみたけれども、なかなか食べてくれない…そんな経験をしたことはありませんか?
モグワンは高い栄養価を目指すべく原材料にこだわり抜きながらも、食いつきの良さも両立しました。
原材料はヒューマングレード、動物性タンパク質は50%以上・グレインフリー・無添加と健康を意識したドッグフードに必要な要素を全て詰め込みながらも、満足のいく食いつきを実現。
愛犬には健康的な食事をしてほしいけれど、毎日喜んでごはんを食べてほしいという飼い主の方におすすめのドッグフードです。

基本情報

参考価格:1.8kg 3,960円(税込)

詳細ページ公式ページ

アカナ

アカナイメージ画像
アカナは世界中のペット愛好家から信頼されているドッグフード。ベースとなっている肉以外にも魚、野菜等もカナダで取れた新鮮な原材料のみを使っており、保存料も未使用。
もともと肉食の犬本来の自然な食事を再現した高タンパク質な栄養満点のドッグフードです。

基本情報

参考価格:2kg 5,724円(税込)

詳細ページ公式ページ

カナガン

カナガンイメージ画像
カナガンはペットの本場イギリス産のプレミアムドッグフードです。グレインフリー(穀物不使用)、ヒューマングレード、添加物の不使用と愛犬の健康を守るには欠かせない原料へのこだわりが特徴。
全犬種の全ライフステージに対応していますが、粒が小さく食べやすいので、子犬や小型犬に与えるのに適しています。
愛くるしい小型犬に、健康な食事をして長生きしてほしい飼い主さんにおすすめのドッグフードです。

基本情報

参考価格:2kg 3,960円(税込)

詳細ページ公式ページ

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