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子犬をお迎えした飼い主さんははじめにどんなドッグフードを選んだらよいのか迷うことでしょう。当記事では子犬のフードの選び方、食べない時の理由、おすすめのドッグフードについてまとめています。子犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
子犬のフードの選び方
子犬は生後4週間までは母乳や犬用ミルク(牛乳ではない)を与え、4週間を過ぎたころから離乳食や子犬用のドッグフードに慣れさせていきます。
子犬用のドッグフードは、母乳では足りなくなるタンパク質や栄養素が豊富に含まれているもの、消化の良いもの、好みに合った食べやすいものが良いとされていますが、子犬の好みとは母犬が授乳期に食べていたものが影響するといわれています。母犬が食べていたフードがわかれば同じもの、似たものを与えると良いでしょう。
離乳期には母乳や犬用ミルクと一緒にぬるま湯でふやかしてつぶしたドライフードを少しずつ与えますが慣れるまではスプーンで少量を舌にのせてあげるなどゆっくり味を覚えさせてあげましょう。食べたら褒めてあげることも効果的です。
6~7週間ごろにはミルクをやめ、離乳食に完全に切り替えていきましょう。子犬ははじめのうち少しずつしか食べられないので、ドッグフードのパッケージに書いてある給与量を参考に1日に4~5回に分けて与えます。
生後3~4ヶ月頃から少しずつドッグフードのふやかし方を調整して硬さ、固形に近いフードに慣れさせていきましょう。健康状態、特に便の様子に気をつけながら進めていきます。半年を過ぎたくらいからドライフードに移行していきますが個体差があるのでドライフードが食べにくいワンちゃんは食べられないと栄養が足りなくなるので、ふやかしたフードに戻りながらゆっくり慣らして最終的にドライフードに移行すれば大丈夫です。
子犬のドライフード選ぶときに押さえておきたいポイントについてみていきましょう。
高タンパクなもの
子犬は成長のために成犬よりもたくさんの栄養素が必要になります。なかでも血液や骨、筋肉、皮膚・被毛、内臓等の健康維持するために欠かせない栄養素であるといわれているタンパク質は特に重要といえます。
タンパク質はワンちゃんにとって消化吸収しやすい栄養素なので良質の動物性たんぱく質を摂取できるようにドッグフードは原材料の肉類の配合が多いものを選んであげることが大切です。
その際、肉の割合が高くても品質が悪いものでは健康の心配があるので、人間が食べられない食材、例えば鶏でいえばくちばしや羽、足などの副産物や、新鮮ではない肉などを粉砕して使用しているドッグフードは避けるようにしましょう。また、粗悪なドッグフードには4Dミートが使われている可能性もあるようです。
4Dミートとは
DEAD 死亡した動物の肉
DISEASED 病気だった動物の肉
DYING 死にかけだった動物の肉
DISABLED 障害のあった動物の肉
という4つの頭文字Dからできた言葉です。
ワンちゃんにとって良い原材料とはいえず、絶対に与えたくないものですが、原材料の欄には4Dミートと記載されているわけではなく、レンダリング(粉砕)したのち○○ミール、○○エキスなどと記載されることが多いようです。避けたいドッグフードの見分け方としては安価すぎるものや、○○ミールなどの表記があるものは気をつけたほうが良いでしょう。
ただし、○○ミールと記載されたものでも原材料にこだわりのあるメーカーでは安全な原料を使っているものもあるので、「ヒューマングレード」「人間も食べられる原材料使用」と明記されたものを選べば安心でしょう。
また、タンパク源のお肉も体質によってはアレルギーのもとになる種類もあるので、グレインフリーのドッグフードにしているのにワンちゃんが身体を痒がる、抜け毛が多いなど皮膚に問題が起きているようなら原材料のお肉の種類を変えてあげるなどの対応が必要です。子犬のドッグフードには高品質な肉類を主原料とした高タンパクなものを選びましょう。
穀物不使用のもの
穀物不使用のドッグフードをグレインフリーといいます。グレインとは小麦やオーツ麦、米、玄米、トウモロコシなど穀物と、穀物を粉にした小麦粉などのことです。ワンちゃんはもともと肉食寄りの雑食で、肉を消化するのに適した短い腸をもっていて、穀物を消化する酵素が少ないという穀物を消化することに適さない身体の構造になっています。
人間と生活するようになってからだんだんに穀物にも慣れ、穀物も消化吸収できるようになってきたという説もありますが、体質によってはお腹がゆるくなったり、ひどいと下痢や嘔吐をすることもあります。
また、小麦やトウモロコシはアレルギーを起こしやすい原材料でもあり、かゆみなどの皮膚の炎症や抜け毛などの原因にもなるのでできるだけ避けたほうが良い原材料になります。子犬のドッグフードを選ぶときにはグレインフリーと明記してあるもの、わからない場合は原材料を確認して穀物が配合されていないものを選んであげると良いでしょう。
高脂質なもの
脂質は重要なエネルギー源で、成長期の子犬には成犬より多くの脂質が必要になります。良質な脂質の割合が10~20%程度のものを選びましょう。
無添加なもの
ドッグフードには様々な添加物が使われることがあります。酸化防止剤としてよく使われるものにBHA(ブチルヒドロキシアニソール)、BTA(ジブチルヒドロキシトルエン)がありますが、最近の高品質なドッグフードでは天然のローズマリーエキスなどが酸化防止剤として使われるなど合成添加物不使用なものが増えています。
合成添加物は基準値以内なら安全との声もありますが、子犬の健康を考えると摂取することは避けたいものです。摂り続けることで体内に蓄積され様々な病気のもとになるといわれているのでできるだけ無添加のドッグフードを選んであげましょう。
子犬が食べない時の理由
ワンちゃんが与えたドッグフードを喜んで食べてくれたら何の問題もありませんが、さまざまな理由により食べないということもあります。体調に特に問題がなく、子犬がドッグフードを食べない時の理由と対処法を検証してみましょう。
環境に慣れていない
子犬を家族に迎えたばかりの時など新しい環境になれていない場合、ストレスから食欲がなくなることがあります。以前はどんなドッグフードを食べていたのかを確認したり、安心できる環境をつくるなど子犬の気持ちを考えて少しずつ慣らしてあげましょう。
運動不足
子犬がドッグフードを食べない場合、運動不足で食欲がないということも考えられます。運動不足が原因の場合は散歩や遊びで身体を動かし、しっかり空腹を感じさせてあげましょう。
反抗期
子犬は生後6ヶ月~1歳のころに反抗期をむかえることがあります。反抗期にはわざと飼い主さんを困らせることをしたり、食事もしなくなったりとしつけが難しくなってきます。対策としては主従関係をはっきりさせるために甘やかさないことが大切です。
食べないからともっとおいしいトッピングやおやつを与えるのではなく、時間を決めて下げてしまうなど毅然とした態度をとりましょう。
人間の物の方がいいというわがまま
人間の食べ物の味を覚えてしまったワンちゃんはより味が濃くておいしい人間の食べ物が欲しいためにドッグフードを食べなくなることがあります。ドッグフードを食べなければ人間の食べ物をもらえると思ってしまっているので、ドッグフードが自分の食べ物だということを教える必要があります。
ドッグフードを温めたりふやかして香りをたたせ、食欲を増すなど工夫をしたら、食べなくても根負けして人間の物を与えたりせず、決まった時間でさげてしまいましょう。
おすすめドッグフード
子犬におすすめのドッグフードを厳選してみました。「カナガン」「モグワン」「ネルソンズ」「ファインペッツ」の原材料と栄養価をみていきましょう。
カナガン
【原材料】
骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ
【成分】
粗タンパク質 33.00% 脂質 17.00% 粗灰分 9.00%
粗繊維 3.50% 水分 8.50%
オメガ6脂肪酸 2.80% オメガ3脂肪酸 0.90%
リン 1.42% マグネシウム 0.10% ナトリウム 0.60%
カルシウム 1.86% カリウム 0.60%
エネルギー(100gあたり)約361.25kcal
カナガンは全犬種、全ライフステージ対応なので子犬にも安心して与えることができます。肉の配合率は50%以上、グレインフリー、無添加のドッグフードです。グルコサミン、コンドロイチン配合です。
モグワン
【原材料】
チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(Ⅱ)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌
【成分】
粗タンパク質 28% 脂質 12% 粗繊維 3% 粗灰分 8%
水分 8% オメガ3 1.29% オメガ6 1.63%
エネルギー (100gあたり)約344kcal
モグワンはすべての犬種とライフステージに対応しています。主原料のチキンとサーモンを合わせて肉類が56%も配合されているので良質なタンパク質が摂取できます。また、グレインフリー、無添加です。グルコサミン、コンドロイチンも配合されています。お腹の調子を整えるビール酵母や乳酸菌も入っているので消化吸収にも効果的です。
ネルソンズ
【原材料】
乾燥チキン(28%)、チキン生肉(20%)、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、鶏油、バターナッツスカッシュ、チキングレービー、サーモンオイル、エンドウ豆繊維、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸銅(II)五水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸亜鉛一水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、海藻パウダー、グルコサミン、クランベリーエキス、コンドロイチン、ニンジン、グリーンピース、カボチャ、リンゴ、ナシ、ブロッコリー、パースニップ、ペパーミント、パセリ、フェンネル、マリーゴールド、ショウガ、ブドウ種子、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
【成分】
粗タンパク質 30.00% 脂質 15.00% 粗繊維 2.50% 粗灰分 7.50%
水分 8.00% オメガ6脂肪酸 4.20% オメガ3脂肪酸 0.70%
リン 0.98% マグネシウム0.98% ナトリウム0.28%
カルシウム 1.72% カリウム 0.70%
エネルギー(100gあたり)約362kcal
ネルソンズは7ヶ月の子犬から与えることができます。肉類の配合率は48%です。高タンパクで、子犬が必要とする栄養素を十分に満たしています。カルシウム、リンの配合量も、子犬にとって最適です。
ファインペッツ
【原材料】
鹿肉、鶏肉、オートミール、大麦、全粒米、鶏脂、グリーンピース、ポテト、豆類繊維質、リンゴ、サーモン、鶏レバー、サーモンオイル(オメガ3・オメガ6)、チコリ抽出物、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、フラックスシード、ビール酵母、全卵粉、昆布、パセリ、ローズマリー、セイヨウイラクサ、カモマイル、セージ、タイム、コリアンダー、セイヨウタンポポ、甘草、魚介類抽出物(グルコサミン0.03%)、ユッカシジゲラ抽出、コンドロイチン0.01%
【成分】
粗タンパク質 27.1% 粗脂肪分 16% 粗繊維質 4.5% 灰分8.2%
カルシウム 1.91% リン 1.24% 水分 8%
エネルギー(100gあたり)440kcal
ファインペッツは給餌量を調節することで、すべての犬種、ライフステージに対応しています。粒の大きさは2種類あるので、どちらでも問題ありませんが小型犬の子犬には小粒を選んであげるとより食べやすいでしょう。
肉類の配合量は記載していませんが、第一主原料なので製品中最も多く配合されているのが肉類ということになります。消化吸収率は87%です。高たんぱくなので子犬の健康維持におすすめです。フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、ビール酵母でお腹の調子を整え、グルコサミン、コンドロイチンが関節に有効です。ヒューマングレードの品質で、無添加でもあるので安心して与えることができます。
まとめ
子犬に与えるドッグフードは子犬専用が良いのか、途中で切り替えなくてもいいオールステージ用が良いのか、選択肢が多くて迷っている飼い主さんも多いことでしょう。子犬のドッグフードにはいくつか押さえておきたいポイントがあります。
当記事で紹介した「カナガン」「モグワン」「ネルソンズ」「ファインペッツ」は子犬にとって最適なドッグフードになっています。気になるものがあったら是非試してみてください。