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真っ白なふわふわな被毛とクリクリとした眼が特徴のマルチーズ。イタリアの南方にあるマルタが原産と言われています。紀元前1世紀から愛玩犬として親しまれていたと言われています。愛らしいのは見た目だけではなく、性格も親しみやすく素直で穏やかです。そのうえ飼い主とともに行動をすることも好み、とても愛情深く、飼いやすいのが特徴です。陽気で遊び好きな一方で、非常に落ち着きがある一面もあります。
そんなマルチーズですが、実は病気になりやすい犬種だと言われています。病気は環境など外的な要因もあれば、普段から口にしているフードなど内的要因もあります。病気を予防するためにはどんなフードを選べばいいのでしょうか?フード選びを徹底解説します!
マルチーズの餌の選び方

被毛を健康に保つ成分が入っている
純白でフワフワな被毛を持つマルチーズですが、その被毛を健康に保つために欠かせない栄養素があります。
タンパク質
まず一番重要なのはタンパク質です。被毛のほとんどがタンパク質でできています。身体に吸収されたタンパク質は、血液や筋肉など体内のさまざまな部位に消費された後、最後に被毛へと供給されます。そのため、タンパク質の摂取量が足りないと被毛までタンパク質が行き届かない可能性が出てきます。タンパク質が豊富に含まれているフードを選ぶようにしましょう。
必須脂肪酸
その他必要なのは必須脂肪酸と呼ばれるオメガ脂肪酸です。オメガ脂肪酸にはオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸があります。ワンちゃんは体内でこれらの必須脂肪酸を合成することができないため、食事から摂取する必要があります。オメガ脂肪酸は皮膚や被毛の健康維持だけでなく、心臓や血管・血液の健康維持や脳、関節・足腰、眼などさまざまな部位の健康維持にも役立ちます。
ビタミン
ビタミンが不足するとワンちゃんの毛艶は悪くなります。ビタミンAやビタミンEはワンちゃんの被毛や皮膚の健康維持に役立ちます。またビタミンB群に属するビオチンにはタンパク質の活用をサポートする作用があるとも言われています。
良質なたんぱく質使用
良質なタンパク質は良質なお肉から摂取することができます。良質なお肉とは、人間の食用としても通用するお肉のことを言います。安価なドッグフードの中には人間が口にできないような粗悪な肉が使用されている可能性があります。具体的には「4D」や「ミール」と呼ばれるものです。
4Dとは「Dead(死んだ)」「Dying(死にかけた)」「Diseased(病気にかかった)」「Disabled(けがをした)」の4つの頭文字を取ったもので、そのような状態の動物のお肉が「4Dミート」と呼ばれています。また「ミール」は食用肉として使用されなかった内臓や骨などが混ざり合ったものなので、どの部位が具体的に入っているかわからないという不安があります。
人間が食べられない食材はワンちゃんも食べられるとは言えません。良質なタンパク質を摂取するには良質なお肉、人間が食べられる基準(=ヒューマングレード)のお肉が使用されているかをしっかりチェックしましょう。
関節サポート成分配合
関節の痛みの原因の一つに、関節でクッションの役割をしている軟骨の減少があります。栄養不足や加齢とともにその軟骨が弱くなり、骨が接触するたびに痛みや炎症が起こるようになります。関節の炎症を予防したり、緩和させたりするために関節をサポートする成分の入ったフードを選ぶようにしましょう。
オメガ3脂肪酸
オメガ脂肪酸にはEPAやDHAが含まれます。EPAやDHAは関節の炎症を軽減するのに役立ちます。
グルコサミン
グルコサミンは軟骨の強化、皮膚の再生、関節の炎症をおさえる働きをします。
コンドロイチン
コンドロイチンは軟骨を構成する成分のひとつです。身体の弾力性の保持や、物理的なクッションの役割を果たします。また、体内の水分を調整し、老廃物を排出する細胞の新陳代謝にもかかわっています。
とくに魚にはこれらの栄養素が豊富に含まれているうえ、更に軟骨や骨など身体をつくるもととして欠かせないミネラルである硫黄も豊富に含まれています。マルチーズの関節の健康維持を考慮するなら、魚が主原料となっているフードを与えてあげるのもおすすめです。
無添加のもの
添加物は人間の身体同様、ワンちゃんの身体にも害があります。安価なドッグフードの中に使われている添加物はワンちゃんの身体に害をおよぼすものや、人間の食品には使用が禁止されているものもあります。添加物として代表的なものはエトキシキンやBHA、BHTなどです。中でもエトキシキンは強い抗酸化作用をもつため、毒性が強いです。日本では農薬としての使用も認められたことがありません。
このような添加物は身体に害がないとされているものでも、アレルギーや皮膚の炎症を起こしてしまうワンちゃんもいます。ワンちゃんの健康のためにも無添加のフードを選びましょう。
おすすめドッグフード

モグワン
子犬から老犬まで全年齢対象 参考価格:1.8kg 3,960円(税抜き)
イギリスで生産されているチキンとサーモンが主原料のドッグフードです。お肉の含有量は56%で、粗タンパク質は28.0%以上とAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準以上(幼犬22.5%以上、成犬18.0%以上)のタンパク質が含まれています。豊富なタンパク質はマルチーズ犬の被毛や皮膚の健康維持に役立ちます。
また、お肉以外も原材料はすべて人間でも安心して食べられるヒューマングレードの食材が使用されています。消化不良やアレルギーの原因となる穀物や人工添加物・化学合成物質は一切使用されていません。
アナンズナチュラルドッグフード
子犬から老犬まで全年齢対象 参考価格:2kg 3,960円(税抜き)
イギリス産のドッグフードで、ラムが主原料です。ラム肉はタンパク質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています、中でもビタミンB12、鉄、カルニチンは豚肉や牛肉よりも豊富に含まれています。
ビタミン12はDNAやタンパク質、脂質を合成する補酵素として働き、ワンちゃんの代謝を助けます。鉄は貧血の防止や、被毛の健康維持に役立ちます。カルニチンはD-カルニチンとL-カルニチンの2種類があります。とくにL-カルニチンは脂肪燃焼のほか、老化予防、脳神経機能のサポート、心筋機能の強化に役立ちます。ナチュラルドッグフードにはこのラム肉が55%含まれています。
原材料100%無添加のこだわりと徹底した品質管理のもと製造されています。「ナチュラルドッグフード」という名前の通り自然の食事にこだわり、犬の祖先である野生の犬が食べていたものを与えたいと考えられています。人工添加物や肉副産物、保存料なども一切使用されていません。
オリジン
子犬から老犬まで全年齢対象 参考価格:2kg 6,000円(税抜き)
オリジンはアメリカ原産のドッグフードです。チキンやターキー、お魚などバラエティーに富んだタンパク質源が主原料となっています。生物学的な観点から愛犬が本来必要とするバラエティー豊かなお肉とタンパク質が豊富に含まれた食事を届けようというBIOLOGICALLY APPROPRIATE(生物学的に適正)の観念から製造されています。様々なお肉を取り入れることで、必要な栄養素がバランスよく摂取できます。
また、お肉もWholeprey比率で含まれています。Wholeprey比率とは、自然界で狩りの獲物として捕らえていた魚や鳥にそのまま含まれている肉、臓器、軟骨の比率のことを指します。加工されていない魚や鳥には肉だけでなく臓器や骨もあります。
骨と軟骨にはカルシウムとリン、腎臓やレバーなどの臓器にはビタミンB群、鉄、マグネシウムなどのミネラル類が豊富に含まれています。それらの大切な栄養素をWholeprey比率を採用することにより、バランスよくフードに取り入れることができます。
そのほか、オリジンには「フィット&トリム ドッグ」という運動不足になりがちな室内犬に向けられたドッグフードもあります。運動不足がちなマルチーズにもおすすめです。
ロイヤルカナン
生後10ヶ月以上の成犬から老犬まで対象 参考価格:1.5kg 2,720円(税抜き)
ロイヤルカナンは水とフードだけで必要な栄養素が摂取できるという総合栄養食です。工場は世界各地11か所にあり、日本で取り扱っている製品はフランス、オーストリア、オーストラリア、カナダの工場で製造しています。
ロイヤルカナンは犬種ごとにラインアップが用意されているのが特徴です。マルチーズ用にはマルチーズの特徴でもある白く滑らかな被毛の健康を維持するために、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸のほかルリチシャ油、ビオチンがバランスよく配合されています。
質の悪いものをあげていると

低血糖症
マルチーズが気を付けたい病気のひとつに低血糖症があります。低血糖は文字通り体の中の糖分が減ってしまうことです。マルチーズの場合、成犬になってからでなく、子犬の段階で起こってしまう病気だとも言われています。
きちんとした食事が摂れないと、血液中の糖分濃度が薄くなり、栄養が身体全体に行き渡らなくなってしまいます。すると息使いが荒くなったり、元気がなくなったり、ひどい場合は痙攣などの症状がみられる場合もあります。きちんとした栄養が摂れるドッグフードを与えるようにしましょう。
歯周病
マルチーズなどの口が小さいワンちゃんは食べかすや細菌がたまりやすく、歯周病になりやすいと言われています。特にウェットタイプのフードは水分量が多いため、歯垢がつきやすいと言われています。ドライフードの中にも水分量が多いものもありますので、注意が必要です。
僧帽弁閉鎖不全症
僧帽弁閉鎖不全症とは、心臓病のひとつで、左心室(血液を全身に送る部屋)から全身に送り出されるはずの血液の一部が左心房(血液が肺から戻ってきた部屋)に逆流してしまう症状です。マルチーズなど高齢な小型犬に多く見られます。初期症状はほとんどありませんが、進行すると咳が頻繁になり、疲れやすくなります。
心臓病だけでなく、あらゆる病気の原因は活性酵素が関わっていると言われます。活性酵素により、身体の免疫力が下がり病気になりやすくなります。この活性酵素は食べものからも発生します。とくに食品添加物を多く摂りすぎると、活性酵素は過剰発生します。
涙やけ
マルチーズなど、鼻ぺちゃのワンちゃんに良く起こりうる涙やけ。涙やけは、涙が鼻に流れるときに通る鼻涙管が詰まってしまっている場合に、鼻に流れ出ることができなかった涙が目からあふれて起こります。質の悪いフードを与えていると、フードによって老廃物がたまり、涙やけになってしまう恐れがあります。
マルチーズ用ドックフードの特徴

アレルギーのリスクが低い
マルチーズをはじめとするワンちゃんがアレルギーを起こしやすい食べ物には小麦やトウモロコシなどの穀物があります。もともと肉食動物のワンちゃんにとって、穀物など植物性のタンパク質は消化がしづらいとされているため、消化不良を起こす場合もあります。穀物不使用のフードを選ぶと安心です。また、中には牛肉や鶏肉、豚肉などの獣肉でもアレルギーを起こしてしまうワンちゃんもいるので、初めてのフードを与える場合は注意しましょう。
肥満になりにくい
マルチーズなどの室内犬は運動不足により肥満になりがちです。やや肥満気味のワンちゃんには豊富なタンパク質とカロリー制限された食事が必要です。とくに脂質や炭水化物の量に注意をしましょう。AAFCO(米国飼料検査官協会)で定められている最小必要粗脂肪は成犬で5.5%、子犬で8.5%とされています。
歯石がつきにくい
犬は人に比べて、歯垢が歯石に代わるスピードがとても速いと言われています。歯石がたまると歯周病になってしまいます。歯石は石灰化した汚れのため、一度付いてしまうと歯磨きでは取り除くことができません。歯垢をつきにくくしたり、口臭を予防したりするデンタルケアのフードもありますので、歯周病が気になったり、口臭が気になったりするようであれば試してみましょう。
嗜好性がいい
マルチーズをはじめとするワンちゃんの嗜好性にかかわる3つの要素はにおい、食感、味があげられます。とくにワンちゃんの嗅覚は人間よりもはるかに鋭いため、においで嗜好性が決まる場合もあります。においが受け入れられないと、どんなに栄養価の高いフードでも食べてくれない場合があります。
嗜好性の良さの決め手はにおいです。ワンちゃんの食いつきを求めて開発されたペットフードもありますので、なかなかフードを食べてくれ愛というワンちゃんには食いつきが好評なフードを試してみましょう。
まとめ
愛情深く飼い主になつきやすいという点で飼いやすいマルチーズですが、病気にかかりやすく身体はデリケートです。ワンちゃんの健康な身体を維持するのに一番大切なのは毎日の食事です。愛犬の健康のためにも、高品質で栄養バランスがとれているフードを選ぶようにしましょう。
おすすめのドッグフード
アカナ
アカナは世界中のペット愛好家から信頼されているドッグフード。ベースとなっている肉以外にも魚、野菜等もカナダで取れた新鮮な原材料のみを使っており、保存料も未使用。犬本来の自然な食事を再現した高タンパク質な栄養満点のドッグフードです。
基本情報
参考価格:2kg 5,724円(税込)
ピッコロ
ピッコロはシニア犬向けに開発されたドッグフード。栄養バランスのみならず、味の美味しさも追求しており、シニア犬の食事で気になりがちなカロリーと脂質を抑えつつ、美味しさと栄養バランスはしっかりキープされています。大事なワンちゃんに少しでも長く健康でいてほしいと考える方におすすめです。
基本情報
参考価格:1.5kg 3,850円(税込)
犬心
犬心は、高血糖や高脂血が原因の健康トラブルや病気ケアのための療法食ドッグフードです。人でも食べられるドッグフードをモットーにしていて、自然原料から作成されていてなおかつ、添加物を使用していないので安心。糖分と脂質をコントロールしてくれるので、多くの不安な病気をケアしてくれ、大切な愛犬の健康を守ってくれます。
基本情報
参考価格:3kg 7,020円(税込)