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ドッグフードを選ぶときに飼い主さんが一番優先するのはどんなことでしょうか。良く食べてくれること、体質にあっていて食べても何もトラブルがないこと、もちろん毎日のことなので値段なども重要になってきますが、最近ではより高品質なドッグフードに注目が集まっているようです。
新鮮なお肉を原料として良質なタンパク質がとれるもの、消化に良いように原料を細かく粉砕して配合したもの、アレルギーを起こしやすい穀物を抜いたもの、必要な栄養素がすべて含まれているもの、有害な添加物が入っていないものなど、高品質なドッグフードにはワンちゃんのための様々なこだわりがあります。
今回、ニュートラムのドッグフードに注目してみました。ニュートラムのこだわりと特徴をまとめたのでご紹介させていただきます。
ニュートラムのこだわり
ニュートラムのドッグフードはペットの健康を第一に考えられています。ヒューマングレード（人が食べても安全な食品）の素材に徹底的にこだわり、独自の健康持論にもとづき予防医学を考え作られているプレミアム品質のドッグフードです。ヒューマングレードのフレッシュチキン(一部の商品では七面鳥)を使っているので安心、安全はもちろん嗜好性にも優れています。
健康を維持できる栄養バランス調整
ワンちゃんに必要な栄養素には人間と同じく炭水化物、たんぱく質、脂質の３大栄養素と、ビタミン、 ミネラルを加えた５大栄養素があります。栄養素とは生命の維持に欠かすことができない成分・物質のことをいいニュートラムドッグフードは５大栄養素をすべて含み栄養バランスを計算して作られています。
また、必須アミノ酸、抗酸化物質、グルコサミン、必須脂肪酸などさまざまな栄養素が配合されているのでサプリメントで補給する必要がありません。新鮮な水と一緒に食べることで健康を維持できるように栄養バランスが調整されています。
歯垢が付きにくく口臭を抑えるフード作り
ニュートラムは配合したオート麦の繊維で歯垢をつきにくくし、STPP（＝トリポリリン酸ナトリウム）では歯垢を固まりにくい状態にします。また、ペパーミントなどのハーブ類で息をさわやかにし口臭を抑えます。ワンちゃんのお口の健康にも着目したペットフードです。
自社工場生産
ニュートラムドッグフードはすべてAPPA（米国ペット製品製造者協会）に所属しているカナダの自社工場でカナダ産（一部原料を除く）の天然素材を使用して生産されています。
ニュートラムの製造工場は、CFIA (Canadian Food Inspection Agency カナダ食品監視局）、USDA (U.S.Department of Agriculture 米農務省）、APHIS (Animal and Plant Health Inspection Service 動植物衛生検査部）、HACCP ISO9001基準 2002、AAFCO アメリカ飼料検査官協会、EU REG1774&CVMA カナダ獣医医学協会などの機関の厳しい商品基準をクリアしています。
HACCP基準に準拠する安全管理システム
HACCPとは、日本語では「危害分析重要管理点」といい、食品の衛生管理の方式で国際規格です。ニュートラムの製造過程では「食材」、「食品加工」、「包装」、「流通」の各項でHACCP基準に準拠しています。安全管理システムは毎年HACCPの認証審査機関の協力で認定されています。
ニュートラムの栄養価
ニュートラムの栄養価について解説していきます。まずはニュートラムに含まれる原材料を見ていきましょう。
下記はニュートラムアダルトミニの原材料です。
チキン・ミール、米粉、上質全粒のとうもろこし、鶏脂（ミックストコフェロール：天然ビタミンＥとクエン酸で保存）、新鮮な鶏肉、ビートパルプ、ナチュラル・チキン・フレーバー、カナダ産サーモン・ミール、第二リン酸カルシウム、カナダ産サーモン・オイル（ミックストコフェロール：天然ビタミンＥとクエン酸で保存）、亜麻仁、乾燥全卵、アルファルファ、オート麦の繊維、塩化カリウム、塩、硫酸カルシウム、STPP（＝トリポリリン酸ナトリウム）、チコリ根のエキス、乾燥海藻・ミール、ビタミンＥ、ビタミンＡ、ビタミンＤ３、ナイアシン、ビタミンＣ、イノシトール、d-パントテン酸カルシウム、硝酸チアミン、リボフラビン、ベータカロチン、塩酸ピリドキシン、葉酸、ビオチン、ビタミンＢ１２サプリメント、亜鉛タンパク質化合物、硫酸鉄、鉄タンパク質化合物、酸化亜鉛、銅タンパク質化合物、硫酸銅、マンガンタンパク質化合物、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム、クエン酸、プロピオン酸カルシウム、乾燥ホウレンソウ、グルコサミン塩酸塩、塩化コリン、ＤＬ－メチオニン、ユッカ・シジゲラ、ニュージーランド緑イ貝、緑茶葉、ペパーミント葉、パセリ葉、銀杏、エキナセア、カモミール、ローズマリー抽出物
主原料はチキン
ニュートラムの主原料はほとんどの製品ではチキンで、表記はチキン・ミールとなっています。多くのドッグフードのサイトでは「○○ミールは危険」と判断されていますが理由は、例えばチキンミールという表記の場合、チキンの様々な部位を混ぜ合わせて粉砕したものを指すため、肉以外の本来捨てられる部位をふくめ何が入っているかわからず、調べようもないからです。
ニュートラムのチキンはヒューマングレードといわれる人間でも安心して食べることのできる原料です。しかも「新鮮な鶏肉を調理し、羽毛、頭、足および腸を除く」と書かれているので問題なく安心してワンちゃんに与えることができます。
グレインフリー
ニュートラムのラインナップにはグレインフリーの商品があります。グレインフリーに関してのみ原料が大きく違っています。
まず、主原料のチキンがアレルゲンになりにくい七面鳥に、次に使われている原料がチキン・ミールとなっています。また、米粉、上質全粒のとうもろこし、オート麦もアレルギーを起こしにくいグリーンピース、ヒヨコマメ、タピオカに代わっています。米粉、とうもろこしなどのグレイン（穀物）を除くことでグレインフリーになっています。
グレインフリーのドッグフードは穀物を消化しにくいというワンちゃんの体質にあっているためデリケートなワンちゃんに最適なドッグフードです。
かつ、グルテンフリー
また、ニュートラムグレインフリーは小麦、グルテン（穀類の胚芽と胚乳の部分から生成されるタンパク質）も使用されていないのでグルテンフリーでもあります。グルテンフリーのドッグフードはアレルギーを起こしにくいのでアレルギー体質やこれからアレルギーが発症することが心配なワンちゃんにも安心です。
トウモロコシやビートパルプは入っている
ニュートラムグレインフリー以外のほとんどのニュートラム製品には上質全粒のとうもろこしとビートパルプが使用されています。トウモロコシもビートパルプもどちらもドッグフードには必要のないカサ増しの原料だといわれることがありますが、ニュートラムはミネラル、ビタミン、葉酸、ビタミンC、ナイアシン、リノール酸（オメガ‐6脂肪酸）を多く含む食材としてあえてトウモロコシを使っているようです。
ニュートラムの中での人気の種類
ニュートラムドッグフードはワンちゃんの年齢、犬種、体質によってお選びいただけるラインナップがありますが、ここでは特に人気の商品の特徴について紹介します。
アダルトミニ
小型成犬の健康維持のために開発された1歳から10歳までの小型成犬用で、小型犬が食べやすい小粒サイズになっています。人間向け食用認可鶏肉をたっぷり使用することでワンちゃんの食欲をそそり、良質なタンパク質も摂取できます。消化率が良くより多くの栄養が体内にとどまるため便の量が多すぎず処理の手間が減少します。病気と闘い、細胞をダメージから守る抗酸化物質を配合し、老化のスピードも緩和します。
アダルト
1歳から10歳までの成犬用で、特徴としてはアダルトミニと同様の栄養素と効果があり、健康で快適な暮らしを維持するために必要な栄養素をバランス良く全て含んでいます。粒のサイズがアダルトミニより大きく、大型犬でも食べやすい大きさになっています。
シニアドッグ高齢犬用
ニュートラムシニアドッグは、7歳から始まる老化のサイン（バイタリティーの低下、運動への興味の低下、緩慢なライフスタイル等）を遅らせるために開発されました。
ワンちゃんは年齢とともに消化能力が減少し、ドッグフードから必要な栄養を取ることが難しくなっていきます。そのため、消化吸収の良い原料を配合し、健康な体調を維持します。抗酸化物質(ビタミンE、ビタミンC、マリーゴールド抽出物、ベータカロチン)を加え細胞の損傷を防ぐことで記憶力の低下や病気の発生を予防します。認知症予防のため塩化コリン（ビタミンB）を加え、関節炎等の関節の問題の対策にグルコサミンとコンドロイチンが配合されています。シニアのワンちゃんが健康で長生きできるようこだわった商品です。
体重管理用
ニュートラム体重管理犬用は、満腹感を与えながらも低カロリーで、安全に減量するために開発されたプレミアムクオリティーフードです。減量中でも健康と快適な状態を維持するためにビタミンやミネラルなど必要な栄養素が十分に配合されています。ダイエット中のワンちゃんに安心して与えられる最適なドッグフードです。
口コミ
実際にニュートラムを使用した方の口コミを紹介します。
毛艶がとても良い
ニュートラムを食べているワンちゃんの毛艶がとても良いという口コミがあります。栄養のバランスが良く、良質のタンパク質や必須脂肪酸が摂取できることで皮膚や被毛の健康にも良く毛艶も良くなります。ニュートラムには亜麻仁やサーモンオイルが配合されていてオメガ3も豊富に含まれているので特に毛艶の美しさに効果的です。
食いつきがいい
食いつきがいいという口コミがありますが、ニュートラムは人間もおいしく食べることのできるフレッシュチキンをたっぷり使っているのでワンちゃんが食欲をそそられます。また、配合されている鶏脂も嗜好性を高めます。ワンちゃんが元気にたくさん食べてくれると飼い主さんも安心なのではないでしょうか。
便の調子が良くなった
ニュートラムにして便の調子が良くなったという口コミもありました。ニュートラムの特徴として、消化率が良くより多くの栄養が体内にとどまるため便の量が多すぎず処理の手間が減少する、ということがあります。消化の良くないドッグフードだと栄養が吸収されずそのまま便として出てしまうため、便がゆるかったり量が多くなります。ニュートラムは消化吸収が良いため、しっかりした良い便がでます。ちなみに良い便の目安はトイレットペーパーで簡単につまめるくらいの硬さのものです。
少し油っぽいフード
少し油っぽいという口コミもありますが、ドライタイプのドッグフードはほとんどが油っぽいといわれています。ニュートラムの場合は配合されている鶏脂とサーモンオイルが原因かもしれません。嗜好性を高めたり毛艶に有効な油ですが、気になるようでしたら一手間かかりますが、熱湯をかけて油抜きしたあと冷まして与えるという方法もあります。
まとめ
最近では品質にこだわったドックフードを選びたいと考えている飼い主さんが多くなっています。今回はカナダで厳しい基準をクリアした工場で生産された、ニュートラムのドッグフードをご紹介しました。人間が食べられる品質のヒューマングレードにこだわり、添加物をいっさい使用していないニュートラムのドッグフードは安心してワンちゃんに与えることができるのではないでしょうか。
ただ、残念なことに2019年1月現在、ニュートラムドッグフードは日本では非常に手に入りにくくなっています。当記事は輸入が再開した時の参考にしていただければと思います。
ニュートラム以外のおすすめドッグフード
アンドペット編集部が厳選したおすすめのドッグフードをご紹介します。
モグワン
モグワンは食いつきの良さを重視して作られたドッグフードです。
愛犬の健康を考えて無添加の栄養価の高いドッグフードを買ってみたけれども、なかなか食べてくれない…そんな経験をしたことはありませんか？
モグワンは高い栄養価を目指すべく原材料にこだわり抜きながらも、食いつきの良さも両立しました。
原材料はヒューマングレード、動物性タンパク質は50%以上・グレインフリー・無添加と健康を意識したドッグフードに必要な要素を全て詰め込みながらも、満足のいく食いつきを実現。
愛犬には健康的な食事をしてほしいけれど、毎日喜んでごはんを食べてほしいという飼い主の方におすすめのドッグフードです。
基本情報
参考価格：1.8kg 3,960円(税込)
アカナ
アカナは世界中のペット愛好家から信頼されているドッグフード。ベースとなっている肉以外にも魚、野菜等もカナダで取れた新鮮な原材料のみを使っており、保存料も未使用。
もともと肉食の犬本来の自然な食事を再現した高タンパク質な栄養満点のドッグフードです。
基本情報
参考価格：2kg 5,724円(税込)
カナガン
カナガンはペットの本場イギリス産のプレミアムドッグフードです。グレインフリー(穀物不使用)、ヒューマングレード、添加物の不使用と愛犬の健康を守るには欠かせない原料へのこだわりが特徴。
全犬種の全ライフステージに対応していますが、粒が小さく食べやすいので、子犬や小型犬に与えるのに適しています。
愛くるしい小型犬に、健康な食事をして長生きしてほしい飼い主さんにおすすめのドッグフードです。
基本情報
参考価格：2kg 3,960円(税込)
