犬種別ドッグフード

パグのドッグフードは肥満予防が大切!パグのドッグフードの選び方とは?

アンドペットおすすめのドッグフード

<1位> モグワンドッグフード 〜愛情たっぷりのスペシャルフード〜
<2位> ブッチ 〜トライアルセットで3種のフードが試せる♪〜
<3位> このこのごはん 〜獣医師が推奨!やさしいごはん♪〜

ランキング詳細

犬好きさんに大人気のパグ。パグを飼っているという人も多いですよね。愛犬の体調を整え、健康な生活を送るためには食事の管理は大切なことです。ドッグフードなら何でもよい、犬ならどの犬種でも同じフードで大丈夫ということなく、犬種によって必要な栄養素は異なります。

この記事では愛犬パグに健康で長生きしてもらうために大切なフードについてご説明いたします。

パグの餌の選び方

パグの餌の選び方についてご説明します。

オメガ3脂肪酸の豊富なもの

パグの餌はオメガ3脂肪酸が豊富なドッグフードを選びましょう。パグは皮膚炎や細菌感染を起こしやすい犬種です。皮膚炎の主な原因はノミやダニ、細菌などの感染によるもので脱毛やフケ、皮膚のただれや炎症を引き起こします。

パグはシワの多い独特な顔がチャーミングなポイント。しかし、顔にしわが多いということは、シワの部分に皮膚の汚れや細菌がたまり、繁殖しやすい状態ということにもつながります。そのため、パグは顔の皮膚炎を起こしやすい犬種なのです。

パグを飼育する際には、ノミやダニ、細菌を繁殖させないことが大切。ノミやダニ、細菌を繁殖させないためには血流を良くして体のすみずみまでしっかり栄養素をを行きわたらせることが大切。

そこで役立つのがオメガ3脂肪酸なのです。オメガ3脂肪酸は血液をサラサラにして血流を良くしてくれる効果を持つ栄養素です。オメガ3脂肪酸は抗炎症効果も持つので、皮膚炎が起きてしまった場合でも悪化させず、早い回復を促す効果も期待されます。

大事なパグのために、ドッグフードはオメガ3脂肪酸が豊富に含まれているものを選びましょうね。

高タンパクのもの

パグは筋肉質なからだが特徴です。筋肉がやせ細ってしまうと、骨折や脱臼を起こしやすくなってしまったり、筋肉が脂肪に変わり肥満を招いてしまいます。筋肉を作る栄養素はたんぱく質。パグの筋肉を養うためにもドッグフードは高タンパクなものを選びましょう。

またタンパク質が不足すると、からだの免疫力も低下してしまうため、皮膚が細菌やダニ、ノミに感染しやすくなってしまいます。パグの顔はシワが多く、シワの間の皮膚はとりわけトラブルを起こしやすいもの。タンパク質をしっかりとって、皮膚トラブルを予防しましょう。

グレインフリーのもの

グレインフリーとは穀物(米やとうもろこし、小麦など)不使用のフードのことを言います。パグは筋肉質な犬種ではありますが、同時に肥満になりやすい犬種でもあります。穀物は糖質ですので、体重増加につながりやすい食品。そのため、パグにはグレインフリーのドッグフードをあげるようにしましょう。

穀物の中にはアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)になりやすい食材もあります。パグにはグレインフリーのドッグフードを選ぶと安心です。

太りにくいもの

パグは実はとても太りやすい犬種。運動をあまり好まない犬種ですので、運動でダイエットさせるのも難しい犬種です。ですからドッグフードに気を使い、太らないドッグフードを選ぶことが大切なのです。太ってしまうと様々な生活習慣病を招くのはもちろんのこと、自分で自分のからだを支えきれなくなり脱臼や骨折が起きやすくなってしまいます。

パグのフードを選ぶ際は、低脂肪で低炭水化物のドッグフードを選びましょう。ドッグフードに記載されているカロリー表示も気にしてあげると良いですね。

おすすめドッグフード

パグにおすすめのドッグフードをご紹介します。

ファインペッツ

ファインペッツはグレインフリーで、高タンパク、低脂肪フード。主原料は鹿・鶏・鮭で作られており、犬にとってアレルギー原因となりやすい牛・豚は含まれていません。また原材料となる動物の内臓も犬にとってはアレルギーとなりうる物質。ファインペッツは原材料となる動物の内臓もしっかりと取り除いてからドッグフードに加工していますのでアレルギーも安心です。

人が食べても安心なヒューマングレードで、衛生的な工場で厳選された食材を使用して作られていますので、アレルギーを引き起こすリスクも低くなるドッグフードです。アレルギーや病気の原因となりがちな合成添加物も不使用です。

パグは早食いしがちです。早食いはフードを噛まずに丸呑みしてしまいますので、のどにつまってしまって窒息の危険があります。ファインペッツならば大粒、小粒を選べますので早食いで丸のみしがちな子でも安心して食べられるフードです。

モグワン

モグワンの主原料は鶏と鮭。肉とお魚の両面から良質なタンパク質を摂取できます。もちろん、グレインフリーで合成添加物もフリー。安心で衛生的に作られたヒューマングレードです。ドッグフードには独特な香りがあり、その香りがいやだという飼い主さんも多いですが、モグワンは袋を開けた瞬間においしそうな良いにおいがするという評判もあります。

モグワンは粒に小さな穴が開いています。穴が開いている分食べやすい固さになりますので、噛んで食べることが苦手な子でも上手に噛んで食べることができます。

モグワンは、コンドロイチンとグルコサミンが含まれています。コンドロイチンとグルコサミンは体の関節を支える軟骨のコラーゲンの生成を促すとされている栄養素です。パグは脱臼しやすい犬種です。コンドロイチンとグルコサミンを摂取することで、膝の脱臼の発生リスクを下げてくれることが期待できます。

詳細ページ公式ページ

オリジン

オリジンは原材料を大切にするドッグフード。より良い質の食材を使用することはもちろん、オリジンで使用する原材料はすべて自社の契約牧場で生産されたもの。飼育環境にもこだわり、自然の豊かな場所で放し飼いや自然放牧された牛や鳥を使用しています。

犬はもともとは自分で狩りをして新鮮な状態で食べる動物。犬本来の食事にできるだけ近づけたいとの願いから、自然飼育された原材料を使用し、更に冷凍保存することなく新鮮な状態のままドッグフードに仕立てています。犬本来の食事にこだわり作られているドッグフードです。

果物や野菜由来のビタミンやミネラルを多く含むため、皮膚を健康に健やかに保ちます。皮膚にしわが多く、皮膚トラブルを起こしやすいパグにはビタミン、ミネラルを多く含むオリジンはおすすめです。

公式ページ

ロイヤルカナン

ロイヤルカナンにはパグ専用のフードが販売されています。パグは短い顎が特徴の犬種。顎が短いと、大きい粒のフードや丸い粒のフードは食べにくいもの。ロイヤルカナンではパグの顎の形にあった独特の形のフードですので、噛むことが苦手な子でも上手に噛むことができ、早食いや丸飲みを防止することができます。

パグにとって食べやすい形ですので、エサ皿からぼろぼろとこぼしながら食べていた子も、食べこぼしがなくなったという飼い主さんもいますよ。また、顔にしわが多く、皮膚トラブルが多いパグですから、皮膚の健康を保つEPAやDHAも豊富に含まれています。

パグに餌があっているのかどうか判断する方法は“糞を見る”こと

パグの餌が体質にあっていないとお腹が緩くなり、ひどいと下痢や嘔吐をしたり体調を崩したりと元気がなくなることがあります。餌との相性を判断するためにパグの糞をみるという方法があります。

柔らかすぎず硬すぎず、トイレットペーパーでつまんで捨てられるくらいが良い糞の目安です。また、糞の量が多いと食べたものがうまく消化吸収されずにそのまま出てしまって栄養失調になる可能性があるので、少なめの良い糞が出ていればドッグフードがあっていると判断できます。

パグへの餌の与え方で重要な3つのこと

パグはもともと食べることが好きで太りやすい体質です。健康で楽しい食事のために餌の与え方で重要なことをみていきましょう。

餌を出しっぱなしにしない

パグが食事の時に食べ残した餌を出しっぱなしにしないように気を付けましょう。残した分は時間を決めて片付けてしまい、いつまでもだらだら食べないようにします。出しっぱなしにするとドッグフードの風味が落ち、衛生的にも良くありません。

食べたら褒める

パグが食事の時間にちゃんと食べたら褒めてあげることを実践しましょう。パグは飼い主さんが好きで、褒められることも大好きです。出された食事を食べて褒められることを繰り返して覚えれば食事の時間が更に楽しみになります。

運動を増やす

パグの食欲を増進し、肥満を防止するために適度な運動を心がけましょう。1日30分程の散歩が目安ですが、パグは呼吸器の病気にかかりやすい犬種で、夏には熱中症にもなりやすいので無理は禁物です。様子をみながら室内遊びなどもうまく取り入れて運動量を増やしましょう。

質の悪いものをあげていると

質の悪いドッグフードを与えるとどんな症状が出るのでしょうか。

身体を痒がる

質の悪いドッグフードは、アレルギーを引き起こしてしまう物質が多く含まれています。アレルギー症状までは出なくても、皮膚のバランスが乱れてしまい、敏感な肌となってしまいます。そのためちょっとした刺激にも弱くなり、身体をかゆがるようになります。

特にパグは顔のシワが多い犬種です。シワの間の皮膚がただれてしまうこともあり得ます。体がかゆいと、あちこちに体をこすりつけるようになります。その際にどこかで皮膚をひっかいてしまい、その傷が化膿してしまうこともありますから注意が必要です。

アレルギー

パグは短毛種なので、アレルギー性皮膚炎は比較的発症しにくい犬種です。また犬のアレルギーの発症は遺伝的素因も大きく関係しているといわれています。しかし食物性アレルギーの場合は、遺伝的素因の有無も関係ありつつ、アレルゲンとされる物質を多く摂取することにより引き起こされてしまいます。

質の悪いドッグフードには犬がアレルギーを起こしやすい動物の内臓や人工添加物が含まれており、アレルギーを引き起こす可能性が高くなってしまいます。

太ってしまう

質の悪いドッグフードは安い穀物が多く含まれていますので太ってしまいます。パグは犬の中でも太りやすい犬種と言われています。パグはあまり運動を好まないことや、顎の形が独特なのでドッグフードをうまくかんで飲み込めずに早食いになってしまうことが原因と言われています。

ただでさえ太りやすく、体重管理が難しいパグですから質の悪いドッグフードを与えると肥満のリスクを増やしてしまいますので注意しましょう。

涙やけ

犬の涙やけとは、目にある涙管がつまってしまうことが原因で、目から涙があふれ、目の周りの濡れた毛に細菌が繁殖することによって、毛の色が黒く変色してしまうことを言います。

質の悪いドッグフードですと、消化吸収の悪い、質の良くない原材料を使用していることが多いといわれています。そのためからだに老廃物がたまってしまうことで涙管がつまってしまい、涙やけがおこる、という説もあります。

パグは涙やけは起こしにくい犬種ではありますが、涙やけそのものはどの犬種でも起こる可能性のある病気です。涙やけを予防するためにもドッグフードの質を考えるようにしましょう。

パグが餌を食べてくれない時に考えられること

パグが餌を食べてくれないときがあります。その理由はどこにあるのでしょうか。

わがまま

パグは愛情が豊かで飼い主さんとの関係も、主従関係というよりは深い愛情で結ばれやすいと言われています。そのため、時には飼い主さんの気を引くために相手と困らせる行動をとってしまうことがあります。

パグが餌を食べないときには、飼い主さんの気を引きたくてわざとわがままになっている可能性があります。パグはスキンシップも嫌がらずにとる犬種ですから、撫でてあげたり、たくさん遊んであげたりして、パグのストレスを解消してあげましょう。わがままで食べないからといって怒ることは逆効果です。

個体によって、生まれ持った性格がわがままなパグも多いもの。パグはほめられて伸びるタイプの犬種。わがままの際にも激しく怒ることはせず、しかし出されたものをしっかり食べるようにしつけることも大切です。

匂いが好まない

ドッグフードにはそれぞれ匂いがあります。犬のきゅう覚は人間の10倍から50倍ともいわれていますので、犬にとってはドッグフードの好みは味だけではなく匂いも関係しています。質の悪いドッグフードの場合、においが独特のものもあります。

中には人間がかいでも「おいしそう!」と思うようなドッグフードもありますので、香りのよい、おいしそうなにおいのするドッグフードを選んであげると良いでしょう。

ストレス

ストレスがたまると食欲をなくしてしまいます。それは人間であっても犬であっても同じこと。パグは常に人と一緒にいたい甘えん坊な犬種ですので、長時間のお留守番はストレスがたまってしまいます。

また、ほめられて伸びるタイプでもありますので厳しいしつけは激しい叱責には萎縮してしまい、ストレスをためてしまいます。パグは甘えん坊である、という基本的性格を頭に入れたうえで接することを忘れないようにしましょう。

おやつの食べ過ぎ

パグが餌を食べない原因には、おやつの食べ過ぎがあります。犬用のおやつもそうですが、人間用の甘いおやつを与えすぎてはいませんか?パグは甘えん坊です。常に人のそばに寄り添って、おやつをねだることも多いでしょう。

しかし、おやつの食べ過ぎは餌を食べない原因にもなってしまいますし、何よりパグの肥満を引き起こしてしまいます。人間のおやつは犬にとっては砂糖も脂肪も多く、肥満もそうですが内臓にも負担をかけてしまいます。

おやつの量、回数はしっかりと守って、人間のおやつは食べさせないようにしましょう。

パグに合ったドッグフードでいつまでも元気に

愛犬にはいつまでも長生きしてほしいと思うもの。そのためにはその犬種にあったドッグフードを与えることが大切です。特にパグは肥満を起こしやすく、膝関節の脱臼を起こしやすい犬種です。

質の悪いドッグフードは穀物が多く肥満を起こしやすいもの。パグがいつまでも元気に過ごせる質の良い栄養素が豊富に含まれているドッグフードを選びましょう。

 

こちらもおすすめ