<1位> モグワンドッグフード 〜愛情たっぷりのスペシャルフード〜
<2位> ブッチ 〜トライアルセットで3種のフードが試せる♪〜
<3位> このこのごはん 〜獣医師が推奨!やさしいごはん♪〜
ポメラニアンの飼い主さんの中には、最適なドッグフード選びに迷っている方もいるのではないでしょうか。ポメラニアン専用のドッグフードも市販されていますが、専用ではなくてもポメラニアンの特性に合ったフードを選ぶことができます。
大切なポメラニアンの健康のためのドッグフードの選び方、おすすめのドッグフード、また、ポメラニアンに多い病気や、食べない場合の原因についてまとめています。ドッグフード選びの参考にしてみてください。
ポメラニアンのドッグフードの選び方
ポメラニアンという名前は原産地であるドイツとポーランドにまたがるポメラニア地方に由来します。もともとは中型のスピッツから品種改良で半分程度まで小型化された犬種です。
豊富な被毛と巻尾、小さな手足と大きな目が特徴的で、性格は活発で遊び好きで仲間意識が強い反面、敏感な部分もあり飼い主さんに依存しやすい傾向にあります。平均寿命は12~16歳くらいで丈夫な犬種ですが、遺伝的にかかりやすい病気もあるので注意が必要です。
ポメラニアンに適したドッグフードをみていきましょう。
無添加のもの
ドッグフードには様々な添加物が使われることがあります。よく使われる添加物には、酸化防止剤のほか、香料や着色料がありますが、高品質で新鮮な原材料が使われていれば香料でごまかす必要はなく、食べ物を色で認識することのないワンちゃんには着色料は意味がありません。
合成添加物は基準値以内なら安全との声もありますが、人間よりも身体の小さなポメラニアンにはとくに影響が心配されます。また、継続して摂取することで体内に蓄積されていろいろな病気の原因になる可能性があるので無添加のドッグフードが望ましいといえます。
穀物不使用
ワンちゃんはもともと肉食寄りの雑食で、ポメラニアンも例外ではありません。肉類を消化するために腸が短く、穀物を消化する酵素を少ししかもっていないことで、穀物を消化しにくい身体の構造になっています。穀物が体質に合わないワンちゃんは、穀物の配合されたドッグフードを食べることでお腹がゆるくなったり、ひどいと下痢や嘔吐をすることもあります。
穀物の中でも特に小麦やトウモロコシなどはアレルギーの原因になりやすく、体質によってはアレルギーを発症することもあるので避けてあげたい原材料です。穀物は肉類よりも安いのでドッグフードのかさましに使われることもあり、最近ではドッグフードには穀物が入っていないものが望ましいとされています。
飼い主さんはドッグフードの原材料に気をつけて穀物不使用のグレインフリーのものを選んであげましょう。
高タンパクのもの
タンパク質は筋肉や血液、骨などのもとになる重要な栄養素です。また、小型犬では1日必要摂取量のタンパク質の最大30%が、皮膚および被毛の維持に必要なケラチンの合成に使われるので、ポメラニアンの毛並みのためには高たんぱくのドッグフードを与える必要があります。
もともと肉食系のワンちゃんは肉由来のタンパク質の消化吸収がよいので、原材料には肉類の配合が多いものを選ぶことが必要です。肉類が多くても人間にとっての可食部ではないトサカやくちばし、羽などの副産物が混ざっていたり、4Dミートと呼ばれる病気や障害のあった動物の肉が使われているものはワンちゃんの健康のために好ましくありません。
ドッグフードを選ぶ際には「人間も食べられる品質の原材料を使用」、「ヒューマングレード」と、明記されたものを選ぶようにすれば安心でしょう。
酸化防止剤が天然のもの
酸化防止剤としてよく使われるものにBHA(ブチルヒドロキシアニソール)、BTA(ジブチルヒドロキシトルエン)がありますが、もともとはガソリンなどの酸化防止のために合成された化学物質です。人間の食品にも酸化防止剤として限定した使用は認められていますが、動物実験の結果発ガン性、歩行障害、呼吸困難などが確認されています。
最近の高品質なドッグフードでは天然のミックストコフェロール(ビタミンE)やローズマリーエキスなどが酸化防止剤として使われるなど合成添加物不使用なものが増えているので、酸化防止剤が天然の安心できるドッグフードを選ぶことが大切です。
おすすめドッグフード
ポメラニアンにおすすめのドッグフードを厳選してみました。「アイディッシュ」「このこのごはん」、「モグワン」「ファインペッツ」の原材料や特徴についてみていきましょう。
アイディッシュ
【原材料】
生肉(鶏肉、魚肉、豚レバー)、大麦、魚粉(鰹削り節、片口鰯煮干)、ヤシ粉末、玄米粉、脱脂大豆、たかきび、さつまいも(五郎島金時)、胡麻、あぶらかす(豚)、脱脂米ぬか、ひまわり油、脱脂粉乳、乳清、モリンガ、海藻粉末、カルシウム粉末、ビール酵母、ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、有胞子性乳酸菌、エントロコッカスフェカリス菌、クランベリー、セロリ、なす、大根、ピーマン、レタス、グリーンアスパラガス、青しそ、キャベツ、小松菜、白菜、パセリ、ブロッコリー
【成分値】
粗タンパク質 28%以上 粗脂肪 9%以上 粗繊維 2%以下
粗灰分 8%以下 水分 9%以下
代謝エネルギー 370kcal/100g
アイディッシュは、AFFCO(全米飼料検査官協会)の基準をクリアした総合栄養食で、ヒューマングレード、無添加、小麦グルテンフリーのドッグフードです。
良質な動物性タンパク質を28%以上配合してあり、乳酸菌とオリゴ糖で腸内環境も整えてくれます。
このこのごはん
【原材料】
鶏肉(ささみ、レバー)、大麦、玄米、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、まぐろ、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、乳酸菌、昆布、ミネラル類(牛骨カルシウム、卵殻カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB2、パントテン酸カルシウム、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE)
【成分値】
タンパク質 21.5%以上 脂質7.5%以上 粗繊維 1.0%以下
灰分 5.5%以下 水分 10.0%以下
代謝エネルギー 342kcal/
このこのごはんは、小型犬の3大悩みである、におい、毛並、涙やけと向き合ったドッグフードです。高タンパク、低脂肪で人間も食べられる安心安全なレシピで作られています。
においには、腸内環境を整えて、においの原因となる老廃物を便として排出するための乳酸菌を配合しています。毛並には高タンパクのお肉とタンパク質の分解を助ける青パパイヤでタンパク質を被毛まで届けます。涙やけには食物繊維とポリフェノールが豊富なモリンガ、カリウムで老廃物を排出するさつまいも、代謝を高めるDHA、EPAを配合しています。
また、ポメラニアンの小さな口でも食べやすい7~8ミリの小粒サイズです。
モグワン
【原材料】
チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(Ⅱ)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌
【成分値】
粗タンパク質 28% 脂質 12% 粗繊維 3%
粗灰分 8% 水分 8%
オメガ6 1.63% オメガ3 1.29&
代謝エネルギー 約344kcal/100g
主原料のチキンとサーモンを合わせて56%も配合されていて高タンパク、グレインフリー、無添加です。ビタミン、ミネラル類や、関節に問題の起きやすいポメラニアンに最適なグルコサミン、コンドロイチンも配合されています。
ファインペッツ
ファインペッツのグレインフリーフード極の原材料と成分値です。
【原材料】
フランス産アヒル肉、グリーンピース、鶏脂(天然由来成分にて酸化防止処理済み)、乾燥ポテト、オランダ産乾燥ニシン肉、全卵、アルファルファ、イナゴマメ、ビール酵母、鶏スープ、乾燥リンゴ、サーモンオイル(オメガ3・オメガ6)、亜麻仁油、乾燥にんじん、乾燥チコリルート、魚介抽出物、コンドロイチン、クランベリー、タウリン、ユッカシジゲラ抽出物
粗タンパク質 36% 粗脂肪分 20% 粗繊維質 3%
灰分 6.7% 水分 8%代謝エネルギー 422kcal/100g
フランス産のアヒル肉とオランダ産のニシンを合わせて肉類原材料が90%配合されています。消化吸収率は87%と高く、食後の血糖値スパイクと呼ばれる血糖値の乱高下が起こりづらくなっています。
人間が食べられるレベルのヒューマングレードの原材料のみを使用しており、肉類の副産物、合成添加物、放射線物質汚染原材料、中国産原材料、残留農薬が混入した原材料を一切使用していない安心安全なグレインフリーのドッグフードです。
食べても左右されるポメラニアンに多い病気
ポメラニアンに適したドッグフードを食べていても、遺伝、環境などの要素から病気になってしまうこともあります。ポメラニアンに多い病気についてみていきましょう。
流涙症
流涙症は涙やけともよばれ、涙があふれてしまう症状で、目の周りの被毛が変色します。常に濡れているので細菌が繁殖し炎症を起こしてしまうこともあります。目の周りを清潔に保つため、こまめに優しく拭いてあげましょう。
流涙症の原因は、まつげや被毛が目に入ったり、まぶたが内側に入ってしまう眼瞼内反という病気で目に直接の刺激があり発症する場合と、涙の通り道である鼻涙管が生まれつき狭かったり、体内に溜まった添加物が老廃物となり、鼻涙管に詰まり涙があふれてしまう場合があります。
体内に溜まった老廃物が原因の場合は、ドッグフードを無添加でグレインフリーのものに変えてあげることで改善する可能性があります。
白内障
白内障は、目の水晶体が白く濁る病気で、多くは人間と同じで加齢によるものですが、遺伝による若年性のものや、糖尿病などの原因により発症する場合もあります。
目が白く見える、瞳孔が開いているなど見てわかる症状のほか、物にぶつかったり、つまづくなど目が良く見えていないような行動が気になったら獣医さんに相談すると良いでしょう。
脱毛症
ポメラニアンに発症が多い病気にアロペシアXがあります。アロペシアとは、脱毛症という意味で、頭と手足以外の体幹部にかゆみのない脱毛の症状の出る原因不明の皮膚疾患です。
診断はとても難しく、さまざまな検査をして、脱毛の原因となる疾患が見つからなかった場合に最終的にアロペシアXという病名がつきます。原因がわからないため、治療も困難です。
低血糖症
低血糖症には、ぐったりする、けいれんが起きるなどの症状があり、意識を失うこともあります。子犬の場合は冷えや空腹、成犬の場合は空腹時の運動、老犬の場合は膵臓の疾患などが原因としてあげられます。
治療法は血糖値を正常に戻すため、消化吸収されやすい食事を与えることですが、膵臓の疾患などがある場合は原因になっている病気の治療が必要です。
ポメラニアンが食べない時考えられる理由
ポメラニアンは食の細い子が多いといわれている反面、食欲が旺盛で肥満に気をつけなくてはいけない子もいます。ポメラニアンがドッグフードを食べない時に考えられる理由についてみていきましょう。
フードが嫌い
ポメラニアンを含め小型犬は好き嫌いが多く食事のむずかしい犬種が多いといわれています。小型犬は小さくてかわいいので飼い主さんがつい人間の食べ物を与えたり、おやつを頻繁にあげてしまうと、よりおいしいものが欲しくてドッグフードを食べなくなってしまう場合もあります。
わがままで食べない場合は時間で下げてしまうなどのしつけをして、特定のドッグフードがどうしても食べられない場合はフードを変えてあげる必要があります。
フードが傷んでいる
ドライのドッグフードは見た目では傷んでいることがわからないことが多いものですが、ワンちゃんは嗅覚がするどいので敏感に察知します。ドッグフードは開封した瞬間から劣化が始まるので保存方法に気をつけ早めに使い切ることが大切です。
普段食べているフードを嫌がった場合は臭いや変色などに注意して傷んでないかよく確認してみましょう。
まだ慣れていない
ポメラニアンは神経質な性格の子も多いため、新しいドッグフードに変えた場合すぐには食べられないことがあります。フードを変える場合はもともと食べていたものに少しずつ新しいフードを混ぜて慣らしてあげましょう。
病気
どうしても食べてくれない場合、または元気がない、ぐったりしているなど他の症状もある場合は病気の可能性があります。内臓疾患のほか、誤飲誤食が疑われるようなときには獣医さんに相談しましょう。
まとめ
健康で長生きしてほしい大切なパートナーであるポメラニアンのために、ドッグフードの選び方やかかりやすい病気、食べない時の原因についてまとめています。
また、厳選して名前をあげた「アイディッシュ」「このこのごはん」、「モグワン」「ファインペッツ」については原材料、品質ともにおすすめのできるものです。気になるドッグフードがあった飼い主さんは一度試してみてはいかがでしょうか。