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老犬のドッグフード選びって?選ぶポイントとおすすめのドッグフード4選!

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いつまでも元気で長生きしてほしいワンちゃんも日々歳をとっていきます。老犬が少しでも元気に過ごすためにはドッグフード選びがとても重要です。

当記事では老犬のドッグフードの選び方、エイジングケア、ドッグフードを食べない時の対処法、おすすめのドッグフードについてまとめてみました。ドッグフード選びの参考にしてみてください。

老犬のフードの選び方


老犬とは高齢犬のことをいいます。ワンちゃんの年齢の数え方には諸説あり、犬種によっても違います。目安としてはシニア犬と呼ばれるのは小型犬では6歳~、大型犬では5歳~、高齢犬では、小型犬で11歳~、大型犬では8歳~くらいといわれています。個体差もあるので、ワンちゃんの詳しい年齢は獣医さんに聞いてみるのがよいようです。

老犬になると成長期の子犬や、活発な成犬期とは行動や毛艶などの見た目の変化、体調などさまざまな違いがでてきます。加齢による変化に伴って必要な栄養素も変わってくるので、老犬のドッグフードの選び方についてみていきましょう。

高タンパク

老犬は子犬や成犬に比べて活動量が減ってきます。寝て過ごすことが多くなるため食事や栄養も少なくていいと思われがちですが、血液や骨、筋肉、皮膚・被毛、内臓等の健康維持するために欠かせない栄養素であるといわれているタンパク質は特に重要で、タンパク質が足りなくなると筋力の低下を招き、活発に動けなくなる恐れがあります。

動物性のタンパク質はワンちゃんの体質に合った消化吸収しやすい栄養素なので、ドッグフードは原材料の肉類の配合が多いものを選んであげるとよいでしょう。

ただし、肉の割合が高くても品質が悪いものはすべてのワンちゃんはもちろんですが、消化機能や免疫力の低下した老犬では特に健康の心配があるので、人間が食べられない食材、例えば鶏でいえばくちばしや羽、足などの副産物や、新鮮ではない肉などを粉砕して使用しているドッグフードは避けることが大切です。また、粗悪なドッグフードには4Dミートが使われている可能性もあるようです。

4Dミートとは

DEAD     死亡した動物の肉
DISEASED   病気だった動物の肉
DYING     死にかけだった動物の肉
DISABLED   障害のあった動物の肉

という4つの頭文字Dからできた言葉です。

ワンちゃんにとって良い原材料とはいえず、絶対に与えたくないものですが、原材料の欄には4Dミートとの記載ではなく、レンダリング(粉砕)したのち○○ミール、○○エキスなどと記載されることが多いようです。ただし、○○ミールと記載されたものでも原材料にこだわりのあるメーカーでは安全な原料を使っているものもあります。

避けたいドッグフードの見分け方としては○○ミールなどの表記があるものの中で安価すぎるものは気をつけたほうが良いでしょう。老犬のドッグフードには「ヒューマングレード」「人間も食べられる原材料使用」と明記されたものや、産地がはっきりしているなど高品質な肉類を主原料とした高タンパクなものを選びましょう。

ただし、タンパク質も過剰摂取になると内臓に負担をかけることもあるので注意しましょう。

低脂肪、低カロリー

老犬になると、成犬に比べ筋肉量が減るため、基礎代謝が低下し、運動量も減るので1日に必要なカロリーが少なくなります。老犬は成犬より10~15%少ないカロリーでよいようです。過剰な脂肪とカロリーの摂取は肥満のもとになり、足腰や心臓、肺にも負担をかけるので、タンパク質はきちんと摂りつつ低脂肪、低カロリーのドッグフードを選ぶようにしましょう。

ただし脂肪のなかでもサーモンオイルなどオメガ3脂肪酸の含まれるものは老犬の脳を健康に保ち認知症の予防に効果があるといわれているので積極的に摂取できるようにしましょう。

消化の良い食材が使われている

老犬はだんだんと胃腸が弱り、消化機能も衰えてきます。ワンちゃんはもともと肉食寄りの雑食で、肉を消化するのに適した短い腸をもっていて、穀物を消化するための酵素が少ないという、穀物の消化が苦手な身体の構造になっています。

老犬のドッグフードを選ぶときには、消化に負担のかかる穀物(小麦やオーツ麦、米、玄米、トウモロコシなど)の配合されていないグレインフリーと明記してあるもの、わからない場合は原材料を確認して穀物が配合されていないものを選んであげると良いでしょう。

また、小麦やトウモロコシなどのアレルギーを起こしやすい穀物は免疫力の低下してくる老犬には特に避けてあげたい原材料です。

関節に良い成分が入っている

ワンちゃんも人間と同じで歳をとると足腰が弱くなってきます。また、関節が硬くなり動きが悪くなります。関節の健康維持にはコラーゲン、グルコサミン、コンドロイチン、MSM(メチルスルフォニルメタン)がよいとされているので、老犬のドッグフードを選ぶ際には原材料を確認して、関節に良い成分の入ったものを選びましょう。

しっかりエイジングケアしてあげないと


大切な家族であるワンちゃんも、日々歳をとっていきます。いつまでも元気でいて欲しいけれど、加齢による変化は確実にやってきます。一日でも長く元気に過ごしてもらうために早めに老化のサインに気づいて、しっかりとエイジングケアをしてあげましょう。

食が細くなる

加齢とともに食事の量が減るのはワンちゃんも人間も一緒です。基礎代謝が落ちて必要なカロリーも減っているので、成犬期に比べて多少食事量が減っても体調が良ければ心配はいりません。気になるようでしたら適正体重を維持できているか、柔らかすぎず硬すぎない良い便が出ているかに注目してみてください。

あまりにも食欲がなく心配な時は、フードをふやかして与えたり、少しずつ数回に分けて与えるなど工夫しましょう。

胃腸の機能低下

老犬になると胃腸を含む内臓の機能も低下してきます。消化機能が低下すると便がゆるくなったり、下痢や嘔吐をすることもあるので消化吸収しやすいドッグフードを選んであげる必要があります。

ワンちゃんの消化に向かない穀物を避けて、ヒューマングレードの肉類を使った、消化しやすい良質の動物性タンパク質が主原料になっているドッグフードを選びましょう。

関節が弱くなる

老犬は関節が弱くなってくるので、発症しやすい病気に関節炎あります。加齢のほか、肥満による体重の負荷、滑りやすい床、運動のし過ぎなどが原因になります。ワンちゃんをみていて痛そうにしていたり、歩きたがらない、歩き方が変わった、階段や段差を嫌がるようになったなど気になる様子があったら関節炎を疑いましょう。

ドッグフードでできるケアとしては適正な体重を維持し、肥満を防止するために低カロリーのドッグフードを選んであげること、また、関節の健康維持に有効なグルコサミン、コンドロイチンが配合されたものを選んであげると効果的です。

活動的でなくなる

ワンちゃんが年齢を重ねていくと、大好きなはずの散歩に行きたがらなくなったり、活動的でなくなることがあります。筋肉の衰えや関節のトラブルなどで動くことが億劫になったりつらくなってくることが原因です。活動量が減ると肥満につながり、ますます動きづらくなります。

老犬になってからも成犬期と同じだけの運動量を維持することは無理がありますが、筋肉を維持するためのタンパク質、関節の健康に必要なコラーゲン、グルコサミン、コンドロイチン、MSMをしっかり摂取してできるだけ健康的に過ごせるようにしましょう。

老犬が食べない時の対処法


ワンちゃんはシニア期から徐々に活動量も基礎代謝も減っていきます。1日に必要なカロリー量も減るため、自然に食事の量も減ることがあります。体重が変わらず健康に過ごしていれば良いのですがあまりにも食べなくなってしまうと栄養不足が心配です。

老犬がドッグフードを食べない時の対処方法をみていきましょう。

フードを変えてみる

ワンちゃんはシニア期に入って、普段食べていたフードでも味覚が変わって食べなくなることがあります。今までと違うフードに変えてみたり、様子をみながらローテーションするのも良いでしょう。

気をつけることは、食べないからとおやつを与えすぎたり、人間の食べ物を与えることです。食べなければよりおいしいものをもらえるということを覚えると、ますます食べなくなってしまいます。

水分量を多くしてあげる

老犬がドッグフードを食べない原因として、歯周病や歯肉炎などの歯や歯茎のトラブルがあったり、噛む力が弱くなった可能性もあります。ドライタイプを食べにくそうにしていたらぬるま湯やお湯でふやかしてあげましょう。香りもたつので食欲も増し、老犬でも食べやすくなります。

ふやかしたドッグフードは柔らかく、歯につきやすいので歯周病になる可能性もあります。ワンちゃんの歯の様子をみてあげて歯磨きをしてあげると良いでしょう。

食事の回数を増やす

成犬の時の食事の回数は1日2回が基本でしたが、老犬になると食欲がなくなり小食になるので、高タンパクの栄養がしっかり摂れるドッグフードを1日3~4回に分けて少しずつ与えましょう。

栄養補給アイテムを使う

老犬がどうしても必要な量の食事を食べなかったり、食事だけでは足りない栄養素がある場合は栄養補給アイテムを使うのも一つの方法です。

老犬のトラブルに合わせて、皮膚被毛にはオメガ脂肪酸や亜鉛、目のトラブルにはルテイン、アントシアニン、認知症予防にはDHA、EPAなどのサプリメントを活用しましょう。

おすすめドッグフード


ドッグフードにはシニア、老犬専用のものも多く出ていますが、製品によっては主原料がワンちゃんの苦手な穀物や品質の良くない肉類だったり、添加物が使われているものもあります。

当記事では「ピッコロ」、「モグワン」、「Dr.ケアワン」、「ブッチ」の4種をおすすめのドッグフードとして厳選しています。それぞれの原材料と特徴をみていきましょう。

ピッコロ

骨抜きチキン生肉(29%)、骨抜き生サーモン(20%)、乾燥チキン(13%)、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、乾燥サーモン(6%)、チキングレイビー(1%)、鶏脂(1%)、アルファルファ、乾燥卵、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD)、グルコサミン1,780mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1,780mg/kg、コンドロイチン硫酸1,250mg/kg、リンゴ、ニンジン、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、ホウレンソウ、クランベリー、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ

ピッコロは老犬専用のドッグフードで、チキンとサーモンを合わせて70%配合しています。高タンパク、低脂肪、低カロリーで、グルコサミン、コンドロイチン、MSMが含まれていて関節の健康をサポートします。ヒューマングレード、人工添加物不使用なので安心して与えることができます。

公式ページ

モグワン

チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(Ⅱ)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌

主原料のチキンとサーモンを合わせて56%も配合されていて高タンパク、グレインフリー、無添加です。グルコサミン、コンドロイチンも配合されています。

詳細ページ公式ページ

Dr.ケアワン

鶏肉、大麦、玄米、ビール酵母、かつお粉末、しいたけ、黒米、赤米、大根葉、ごぼう、人参、昆布、むらさき芋、かぼちゃ、ブロッコリー、グルコサミン、コンドロイチン、キャベツ、白菜、高菜、パセリ、青じそ、卵殻カルシウム、ビタミンE

国産、無添加のドッグフードで老犬の関節の健康に必要なグルコサミン、コンドロイチンが配合されています。

公式ページ

ブッチ

ブッチの一番人気「ブラックレーベル」の原材料です。

ビーフ(生)33%、ラム(生)25%、チキン(生)18.5%、大豆 8.5%、野菜類(ニンジン、コーン、エンドウ豆)7.7%、穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)2.5%、玄米(破砕・ゆで)2.3%、魚油(オメガ3脂肪酸)1.3%、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)1%、ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンB1[チアミン]、ビタミンB2、ビタミンB3[ナイアシン]、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸カルシウム、カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、塩化コリン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン)0.1%、ケルプ(海藻)0.1%

日本ではまだ珍しいチルドタイプで、肉が76.5%も配合されています。ハムのような風味と食感で、やわらかいので歯や歯茎に問題がある、食の細くなった老犬にも食べやすくなっています。消化機能が低下したワンちゃんにも最適で、グルテンフリーで無添加なので安心して与えることができます。

詳細ページ公式ページ

まとめ


老犬が少しでも健康で長生きするためにはドッグフード選びがとても大切です。ドッグフードにはシニア、老犬専用のものも多く出ていますが、製品によっては主原料がワンちゃんにとって消化のむずかしい穀物だったり、品質の良くない肉類を使っていたり、人工添加物が使用されているものもあるので飼い主さんが原材料を見極めてあげる必要があります。

当記事では主原料に高品質な肉類を贅沢に使った「ピッコロ」、「モグワン」、「Dr.ケアワン」、「ブッチ」の4種をおすすめのドッグフードとして厳選しています。老犬のドッグフードに迷っている飼い主さんは一度試してみてはいかがでしょうか。

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