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サイエンスダイエットはアメリカの獣医師が推奨していることで有名なペットフードです。栄養バランスに優れ、おいしさにもこだわったサイエンスダイエットの魅力は一体なんでしょうか?今回は80年以上の知識と経験を注ぎ込まれ、アメリカで大人気のサイエンスダイエットを詳しく紹介します。
ブランドの特徴

まず初めにサイエンスダイエットの特徴を挙げてみましょう。
米国の獣医師が自分のペットたちのために選ぶNo.1フード
サイエンスダイエットを製造しているヒルズは、1939年以来ペット栄養学を基にしてフードの開発を続けている老舗です。ヒルズには220人以上の獣医師や科学者が在籍し、フードの研究開発に携わっています。長年で培われた知識と経験が注ぎ込まれたサイエンスダイエットは、アメリカの獣医師がおすすめするペットフードとして認知されています。
最新の知識、技術開発、優秀な研究者によって製品の名前どおりサイエンスダイエットは、高度に裏付けされた科学によって開発されています。ヒルズという会社自体が、ペットとのより良い時間を提供することを理念としているので、サイエンスダイエットは高い評価と強い信頼を勝ち取っています。
AAFCOの基準をクリア
AAFCOとは「米国飼料検査官協会」のことです。ペットフードの栄養基準やラベル表示に関する基準を設けているアメリカの団体を指す言葉で、AAFCOの基準が世界的なスタンダードとなっています。サイエンスダイエットはこのAAFCO基準をクリアしています。
AAFCOに関して誤解している人も多くいますが、AAFCO自体は認定や承認を行う団体ではありません。そのため「AAFCO認定」「AAFCO承認」ということはありません。AAFCOが定めた基準を製品がクリアしているということは、安全面において標準以上という意味です。AAFCOの基準をクリアしているから間違いなく安全と断言はできないので、たとえクリアしていても原料には充分注意が必要です。
もちろんサイエンスダイエットは安全性にも着目していますが、中には人口添加物を使いながらもAAFCO基準をクリアしているペットフードもあります。
総合栄養食
サイエンスダイエットというネーミングからダイエット食品にも見えるかもしれませんが、サイエンスダイエットはれっきとした総合栄養食です。公式サイトにも明記されていますが、サイエンスダイエットはテクノロジーと最先端の研究によって裏付けされた栄養を提供しています。
科学的根拠に基づいた抗酸化成分を含み活性酸素を除去することがサイエンスダイエットの最大の特徴と言えるでしょう。
人間に対して行うレベルと同じレベルの臨床実験を行いながらペットフードの開発を手掛けているヒルズは、科学とペットフードを結び付けて製品化したパイオニアとして広く知られています。
豊富なラインナップ
サイエンスダイエットはペットの年齢や状態に合わせて選ぶことができるよう豊富なラインナップを揃えています。その数は約30種類となっています。さらにワングレード上のサイエンスダイエットプロも含めれば約45種類ものラインナップになります。
原材料/成分

では次に気になるサイエンスダイエットの原料や成分を見てみましょう。獣医師が推奨するほどですから、かなり高品質の原料のみを使用しているのでしょうか?
主原料は種類により異なり穀物orトリ肉
種類によって異なりますが、サイエンスダイエットの主原料はトリ肉となっています。動物性たんぱく源となる肉が主原料なのは嬉しいポイントです。安価なドッグフードは主原料が肉ではないものが多いので、科学的に開発されているサイエンスダイエットの主原料は安心できるものと言うことができるでしょう。
問題なのは次いで主原料となっている穀物系です。ペットフードにおいて穀物系はあまり推奨されている原料ではありません。理由はアレルギーを発症する恐れがあるからです。そもそもトウモロコシや小麦の栄養素はペットには必要ないと言われています。さらにアレルギー発症の不安が穀物に対して強い反感を招き、現在でも度々議論の的となっています。
どんなに健康面に配慮しているドッグフードでも「穀物不使用」と表記されていないフードには多少なりとも穀物は配合されています。積極的に摂取するものではありませんが、摂取してはいけないものでもない、というのがペットフードの定説となっています。
食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富
食物繊維は腸内環境を整え、ビタミン、ミネラルは被毛や皮膚の健康をサポートしてくれる栄養素です。特にミネラルは人間同様欠如しがちな栄養素のため、配合されているのは嬉しい特徴です。とはいえ摂取しすぎると消化不良を起こしてしまうので、1回の食事は適切な量にしましょう。
穀物(トウモロコシ・小麦)の含有率が高い
栄養価が高いことで知られるサイエンスダイエットですが、よく問題視されているのがトウモロコシと小麦の含有率です。上記でも触れましたが、トウモロコシと小麦は、穀物の中でもアレルギー発症率が高いということが報告されています。そのため「そこまでサイエンスダイエットは安全ではない」という見方をされることも多くあります。
元々サイエンスダイエットは高度な臨床実験を行いながら研究、開発されている製品です。実際にヒルズ内でペットに与え合格認証を受けた製品のみが販売されています。にもかかわらず穀物の含有率が高いので、サイエンスダイエットの評価は賛否両論に分かれています。
発症率の高いアレルゲンの含有率と健康面に対する影響は、はっきりとした結論が出ていないのが現状です。
ペットの穀物摂取に関しての正しい答えが導き出されるには、まだ時間がかかるかもしれません。やはり穀物は不安という人は穀物不使用製品を選ぶことをおすすめします。
動物性油脂の由来が不透明
サイエンスダイエットに関しては、もしかしたら穀物問題よりも動物性油脂の由来の方がデメリットと言えるかもしれません。動物性油脂は表記によって多くの不安を招くことになります。
例えば、由来がはっきりしている上質の油脂であれば「チキンオイル」というように明確に表記されています。ところが、単に「動物性油脂」と表記されている場合は、実際にどんな油脂が使われているか不明です。仮に粗悪なオイルが使用されていても判断する材料は一切ないため、いつまでも不安が残ってしまいます。
基本的にドッグフードには動物性油脂は使用されていますが、由来がはっきりと分かる方が安心して購入することができます。
ビートパルプやコーングルテンの副産物を使用
ビートパルプはビートから糖蜜を作る時に得られるもので、コーングルテンはトウモロコシからでんぷんを作る時に得られる副産物です。副産物も人によっては難色を示す要素と言われています。天然物ではない要素が含まれていると、つい不安視してしまいますが、ビートパルプやコーングルテンは分類として豆腐を作る時にできる「おから」のようなイメージです。
原料から抜け出た「残り物」や「不要物」という印象ですが、副産物には「おから」のように特殊な栄養素を含んでいるものもあります。
ビートパルプやコーングルテンといった副産物は単体では栄養的価値は低いものですが、主原料の肉だけでは足りない栄養素を補うため副原料としてサイエンスダイエットに配合されています。コーングルテンはアミノ酸を含み、ビートパルプは腸内環境をサポートする役割があります。
「コストを抑える為に使用されているもの」という印象が強いビートパルプやコーングルテンですが、単なる粗悪な副産物ではないとも言われています。
酸化防止剤は天然由来
サイエンスダイエットに含まれている酸化防止剤は天然由来であることがはっきりしているので安心です。ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物が相当しますが、これらは特に危険がないと言われています。
人工添加物不使用
着色料などの人口添加物もサイエンスダイエットには含まれてはいません。人間と違い犬は匂いのみで食品を判断するため、着色料などを使用して見た目を美味しそうにしても食欲には関係しません。人口添加物に関しては犬は摂取する必要が全くないため、使用されている商品は避ける方が賢明です。
ダイエットとプロの違いは?

どれを選ぶか迷ってしまうほどラインナップが豊富なサイエンスダイエットですが、通常のサイエンスダイエットに加え、「サイエンスダイエットプロ」というシリーズも販売されています。プロは通常のサイエンスダイエットよりワンランク上の栄養食となっています。
とり肉の使用部位が違う
通常のサイエンスダイエットの主原料は「トリ肉」でチキン、ターキーの2種類が含まれていますが、プロではチキンのみになっています。
品質は総合的にアップ
ワンランク上と言われているサイエンスダイエットなので、品質は総合的にアップしています。DHAや野菜、フルーツなどを配合し、通常シリーズよりさらに栄養素に着目していることが分かります。
価格が高い
品質が向上しているため、プロは通常シリーズよりも値段が高めになっています。サイエンスダイエットシリーズは種類が多い為、料金設定がやや分かりづらくなっていますが、どんなプロシリーズでも通常シリーズよりは高く設定されています。
ただしメニューによってはそこまで大差ないものもあります。
プロは穀類の使用率が低い
原料表示を見ると、穀物系の使用率が通常シリーズよりもプロシリーズの方が少なくなっています。サイエンスダイエットにおいて最大の議論になるのが穀物使用率なので、やはり穀物は避けたいと考えた場合はプロシリーズを選択するとよいでしょう。とはいえ、未使用ではないので注意が必要です。
こんな犬猫におすすめ

サイエンスダイエットの特徴を挙げてみましたが、実際にはどんなペットにサイエンスダイエットは適しているのでしょうか?
ダイエットがしたい
そのネーミング通りまずはダイエットが必要なペットにおすすめです。サイエンスダイエットは豊富な種類が魅力の商品です。年齢だけではなく、体格や用途によって的確なメニューを選ぶことができます。
かかりつけの獣医師に勧められた
優れた抗酸化作用を持つサイエンスダイエットは、獣医師が勧めるペットフードとして広く知られています。仮にかかりつけの獣医師に勧められた場合は、サイエンスダイエットに含まれる栄養素が必要と判断されたということになります。
穀物使用の不安が残るサイエンスダイエットですが、獣医師に直に勧められれば安心して与えることができるでしょう。
犬種・年齢・体系などによってより的確に与えたい
サイエンスダイエットの強力なラインナップは非常に魅力的です。あまりにも種類が多すぎて悩んでしまうほどですが、愛犬の状況から適切なメニューを選択しましょう。
価格帯、取扱方法

最後にサイエンスダイエットの価格帯や取扱方法を紹介します。
アマゾン、楽天、ペットショップ、家電量販店などで買える
サイエンスダイエットは比較的簡単にどこでも購入することができます。プロシリーズは値段が上がってしまいますが、通常シリーズならば平均的なペットフードとそこまで大差はありません。
賞味期限は開封前20カ月、開封後1~1.5カ月
サイエンスダイエットの賞味期限は開封前で20カ月、開封後は1~1カ月半ほどです。大量購入は単価が安くなりますが、賞味期限や食いつきの変化を考慮するとあまりお勧めできる買い方ではありません。製品は未開封でも少しずつ劣化していくので、手間と費用はかかりますがこまめに購入した方が賢明でしょう。
空気に触れる時間をなるべく短くし密封で
サイエンスダイエットに限らず、どんなフードも開封した瞬間から劣化速度が上がります。開封した後は密封容器に移してできる限り酸素に触れる機会を少なくしましょう。
標準的な値段で健康重視ならサイエンスダイエット

ネットで調べるとサイエンスダイエットの評価は極端に分かれています。食いつきが良く健康面も問題ないという人もいれば、穀物使用率や油脂を問題視している人もいます。サイエンスダイエットはあくまで標準的な値段で健康面をサポートしているフードなので、値段と栄養素のバランスを考慮した場合は優れた栄養食と言うことができます。
より健康面を意識したフードは、相応に値段が上がってしまいます。そのため手ごろな値段で効果的に栄養を摂取させたいと考えている飼い主にはおすすできるペットフードとなっています。
サイエンスダイエット以外のおすすめドッグフード
アンドペット編集部が厳選したおすすめのドッグフードをご紹介します。
モグワン
モグワンは食いつきの良さを重視して作られたドッグフードです。
愛犬の健康を考えて無添加の栄養価の高いドッグフードを買ってみたけれども、なかなか食べてくれない…そんな経験をしたことはありませんか?
モグワンは高い栄養価を目指すべく原材料にこだわり抜きながらも、食いつきの良さも両立しました。
原材料はヒューマングレード、動物性タンパク質は50%以上・グレインフリー・無添加と健康を意識したドッグフードに必要な要素を全て詰め込みながらも、満足のいく食いつきを実現。
愛犬には健康的な食事をしてほしいけれど、毎日喜んでごはんを食べてほしいという飼い主の方におすすめのドッグフードです。
基本情報
参考価格:1.8kg 3,960円(税込)
アカナ
アカナは世界中のペット愛好家から信頼されているドッグフード。ベースとなっている肉以外にも魚、野菜等もカナダで取れた新鮮な原材料のみを使っており、保存料も未使用。
もともと肉食の犬本来の自然な食事を再現した高タンパク質な栄養満点のドッグフードです。
基本情報
参考価格:2kg 5,724円(税込)
カナガン
カナガンはペットの本場イギリス産のプレミアムドッグフードです。グレインフリー(穀物不使用)、ヒューマングレード、添加物の不使用と愛犬の健康を守るには欠かせない原料へのこだわりが特徴。
全犬種の全ライフステージに対応していますが、粒が小さく食べやすいので、子犬や小型犬に与えるのに適しています。
愛くるしい小型犬に、健康な食事をして長生きしてほしい飼い主さんにおすすめのドッグフードです。
基本情報
参考価格:2kg 3,960円(税込)