犬種別ドッグフード

シーズーの飼い主さん必見!シーズーにおすすめのドッグフードをご紹介!

アンドペットおすすめのドッグフード

<1位> モグワンドッグフード 〜愛情たっぷりのスペシャルフード〜
<2位> ブッチ 〜トライアルセットで3種のフードが試せる♪〜
<3位> このこのごはん 〜獣医師が推奨!やさしいごはん♪〜

ランキング詳細

シーズーは原産国中国の小型犬です。毛がふさふさで、こぢんまりとした身体が特徴のシーズーですが、その見た目はマルチーズにも似ています。もともとシーズーの先祖はチベット高原の寒冷地に住んでいたとされています。シーズーは遊び好きで活発である一方、穏やかで落ち着いた面もあわせもっています。愛情深く、人だけでなくワンちゃんにも友好的です。

元気で愛らしいシーズーですが、実はアレルギーや皮膚炎を起こしやすいなど、身体は比較的デリケートです。そんなデリケートなシーズーの健康を守るためには、健康に一番影響する食事に気を遣う必要があります。では、どんな点に気を付けるべきなのか?シーズーの餌の選び方をご紹介します!

シーズーの餌の選び方

高タンパクのもの

ワンちゃんにとって最も大切な栄養素のひとつであるタンパク質。ワンちゃんの健康維持には良質なタンパク質が欠かせません。ワンちゃんの皮膚はタンパク質でできており、体重の15~20%を皮膚が占めています。シーズーは皮膚炎を起こしやすいため、皮膚の健康維持にも良質なタンパクが必要になります。

また、被毛もタンパク質でできています。特にシーズーのように被毛が長く厚い犬種はより多くのタンパク質が必要になってきます。そのため、シーズーの皮膚・被毛の健康維持のためにタンパク質が豊富に含まれたフードを選ぶようにしましょう。

低アレルゲンのもの

シーズーはアレルギー性皮膚炎になりやすい犬種です。アレルギー症状としては皮膚炎のほかにも腸炎など消化器官症状があります。アレルギーは遺伝的な要素やストレス・生活環境など外的な要因もあるとされていますが、食べ物が原因となって起こるアレルギーもあります。

アレルゲンとして代表的なものは小麦、トウモロコシなどの穀物ですが、牛肉など獣肉もアレルゲンとなってしまう可能性があります。アレルゲンになりやすいとされる穀物や獣肉はドッグフードによく使われている原材料です。フードを選ぶときは穀物やグルテンフリーのもの、また既にかゆみが出ているシーズー犬には、アレルギーの改善のために開発されたものなどを選ぶようにしましょう。

人口添加物不使用のもの

人間にとって身体に害のある人工添加物や化学合成物質は、もちろんワンちゃんにとっても身体に影響を及ぼす恐れがあります。ドッグフードの中には人間の食品以上に危険なものが防腐剤として使用されていることがあります。ワンちゃんが口にしてしまうと皮膚にアレルギー反応が出たり、ガンを発症してしまったりする場合もあります。シーズーがアレルギー性皮膚炎を起こしやすい犬種だということを考えると、人工添加物の使用は余計に好ましくありません。愛犬には無添加のドッグフードを選ぶようにしましょう。

高品質な原材料のもの

安価なドッグフードは、そのコストを抑えるために人間が食べられないような原材料が使用されている場合があります。ワンちゃんにとって大切なタンパク質は、タンパク質の中でも「良質な」タンパク質です。新鮮で良質なお肉やお魚を原料にしたドッグフードは価格も高くなります。

また原材料の50~70%がお肉・お魚というドッグフードが好ましいとされています。しかし、お肉はお肉でも下記のような人間の食品としての使用を認められていないお肉が使用されている可能性があります。

・「4Dミート」

「Dead(死んだ)」「Dying(死にかけた)」「Diseased(病気にかかった)」「Disabled(けがをした)」の4つの単語の頭文字を取って「4Dミート」と呼ばれています。アメリカではこのような状態の動物のお肉は食品として不適格とされているため、人間の口に入ることはありません。

・肉副産物

動物を食用肉としてカットした後に、食用にはならなかった肺や肝臓、心臓、胃腸などの内臓系のような部分、もしくはカットミスした肉のことを指します。

原材料は人間でも食べられる基準のもの(=ヒューマングレード)が使用されているものをフードとして選ぶようにしましょう。

おすすめドッグフード

モグワン

子犬から老犬まで全年齢対象   参考価格:1.8kg 3,960円(税抜き)

ワンちゃんの食いつきの良さを求めて開発された、イギリスで生産されているドッグフードです。チキンとサーモンが主原料で、お肉の含有量は56%にもなります。なかでもチキン生肉が21%、生サーモン12%と、オオカミを祖先に持ち、本来は野生動物であったワンちゃんが好みの生肉もたっぷり入っています。

粗タンパク質は28.0%以上含まれています。AAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準ではワンちゃんのタンパク質の必要摂取量は幼犬で22.5%以上、成犬で18.0%以上と定められています。この基準量以上のタンパク質が含まれているので、シーズー犬の被毛や皮膚の健康維持に役立ちます。

原材料はすべて人間でも安心して食べられるヒューマングレードの食材が使用されています。消化不良を起こしやすく、またアレルギーの原因にもなりやすい穀物や人工添加物・化学合成物質は一切使用されていません。

食いつきも好評で、公式ホームページでは試食会で97.8%のワンちゃんが食べたと報告されています。「初めて口にするごはんは警戒するが、モグワンは食べた。」という口コミもありました。消化吸収も良いため、シーズーが発症しやすい涙やけの改善も期待できます。

カナガン

子犬から老犬まで全年齢対象   参考価格:2kg 3,960円(税抜き)

カナガンはイギリス産のドッグフードです。専門の栄養士が従来のドッグフードにおいて不足しがちだった栄養価を研究し、タンパク質や脂質、炭水化物などの配合を見直したフードですので、高タンパク・低炭水化物に作られています。

炭水化物を消化するには、アミラーゼという酵素が必要ですが、ワンちゃんの体内にはこのアミラーゼがほとんどありません。そのため消化不良を起こしやすくなります。また、炭水化物に含まれるデンプンも消化過程を遅らせ、大腸の炎症の原因となる可能性もあります。そのためペットフードは炭水化物があまり含まれていないものが理想です。カナガンのフードには消化器官に負担がかかりやすい穀物も使用されていません。

またカナガンのペットフードは、豚肉や牛肉よりもヘルシーで低脂肪とされているチキンが主原料です。チキンは骨抜きのチキン生肉と、乾燥チキンが使用されています。カナガンに使用されているチキンは、ストレスがかからないよう飼育された、イギリス最高級のチキンが使用されています。

詳細ページ公式ページ

Dr.ケアワン

子犬から老犬まで全年齢対象   参考価格:800g 2,700円(税抜き・定期価格)

動物栄養学博士監修の国産のドッグフードです。「ワンちゃんの身体は毎日の食べ物でできている」ということを意識して監修されているため、健康を害するような添加物やミール、副産物などが一切使用されていません。栄養バランスにも気をつかっています。ワンちゃんの健康のために大切な必須アミノ酸をバランスよく含んだチキンが主原料となっています。

さらに、アントシアニン、ビタミンE、ポリフェノールなど免疫力を保つための抗酸化成分が含まれています。関節の健康維持のために高品質なグルコサミン、コンドロイチも配合されています。消化にも配慮されており、ワンちゃんにとって消化しにくい小麦やトウモロコシ、大豆は使用せずに、消化しやすく食物繊維が豊富な玄米・大麦が使用されています。製造も国際規格の衛生管理基準HACCPに準拠した徹底した衛生管理がされている国内工場で丁寧に製造されています。

公式ページ

ナチュロル

子犬から老犬まで全年齢対象   参考価格:850g 3,000円(税抜き・定期価格)

「愛犬と一生笑顔でいられるフード」と獣医師と共同開発されたドッグフードです。アレルギーになりやすいグルテン・グレインフリーです。新鮮な牛肉や馬肉、魚肉などが主原料となっています。原材料はヒューマングレード。免疫力を維持するために安定持続型ビタミンCが豊富に含まれています。熱に弱い栄養素が壊れてしまうのを防ぐため、低温フレッシュ製法にて製造されています。

詳細ページ公式ページ

質の悪いものをあげていると

皮膚炎

シーズーはワンちゃんの中でも特に皮膚に関するトラブルが多い犬種です。なかでも、アトピー性皮膚炎アレルギー性皮膚炎、マラセチア性皮膚炎、膿皮症などはシーズーが起こしやすい皮膚疾患だと言われています。

もともと気温が低く、乾燥した地で育ったシーズーは、乾燥に耐えられるように皮脂腺から分泌された油分で覆われています。しかし、日本では気温が高く湿度も高いために、逆に皮膚の油分が余計になってしまったと言われています。油分の多い皮膚は皮膚炎の原因となるカビが繁殖しやすいため、シーズーは皮膚が弱い犬種となってしまったのです。

ダニやノミ、ハウスダストなど外的なものが原因で起きる炎症もありますが、栄養が足りず免疫機能が低下して発症してしまうものもあります。この皮膚炎の予防として有効的と言われているのが、お肉に含まれる動物性タンパク質です。

良質なタンパク質は良質なお肉に含まれています。低品質のお肉がメインのドッグフードは、食べることで逆に免疫力が低下し、皮膚のコンディションも悪化させてしまう恐れがあります。

アレルギー

上述のとおり、シーズーは皮膚炎やアレルギーを起こしやすい犬種です。穀物や人工添加物・化学合成物質が含まれているドッグフードはそういったアレルギーの原因になります。

涙やけ、目やに

シーズーは短頭種(頭蓋骨の長さに比べて鼻の長さが短い)のため、涙管のトラブルが多く、涙やけや目やにが起こりやすい犬種です。涙やけや目やには遺伝的な原因もあると言われていますが、毎日の食事から起こる後天性のものもあるので注意が必要です。

本来肉食動物であるワンちゃんにとって穀物は消化がしづらくなっています。穀物がメインとなっているフードや、人工添加物・化学合成物質、また低品質な原料など、消化がしづらい原材料や化学物質が使用されているドッグフードを与え続けてしまうことにより、鼻涙管に老廃物がたまってしまい、涙がドロドロになる原因にもなります。

ドライアイ

ワンちゃんのドライアイとは、涙の分泌量が減り、眼の表面が乾き角膜と結膜に炎症が起こることを言います。とくに眼球の表面積が大きいシーズーは涙が蒸発しやすく、ドライアイになりやすいです。涙の分泌量はウィルス感染により減ってしまう場合もあります。粗悪なフードを食べ続けていると免疫力が保たれず、こういった感染症を引き起こしやすい身体になってしまう恐れがあります。

ドッグフードがシーズーに合っているかどうか確認する方法は“糞を見る”こと

ドッグフードがシーズーの体質にあっていない場合、消化不良を起こして糞が緩くなることがあり、酷くなると下痢や嘔吐を引き起こし体調を崩すこともあります。

ドッグフードを消化吸収した後のカスが糞なので、うまく消化されていないとそのまま出てしまう分が多いのでたくさんの糞が出ます。良い便は柔らかすぎず硬すぎずトイレットペーパーでつまんで捨てられるくらいの硬さです。少なめの良い糞が出ていることがドッグフードとの相性が良いことの目安になるのでシーズーの糞は気にして見てあげましょう。

シーズーが好むドッグフードの特徴

においが良い

ワンちゃんの嗅覚は人間の100万倍以上と言われています。食事をするときも、まずは匂いから美味しいかどうかを判断します。そのため、嗜好性には匂いが重要要素となっています。
また臭いドッグフードは粗悪な原材料が使われている可能性があります。高品質な原材料が使われているプレミアムドッグフードは匂いが良いものが多いです。

肉魚がたっぷりのもの

良質な肉や魚にはタンパク質がたっぷり含まれています。特に魚は他の牛肉や豚肉と比べてアレルギーが起こりにくいとされています。そのうえ魚に含まれるオメガ3必須脂肪酸などの不飽和脂肪酸は皮膚の炎症を抑える働きをします。また被毛の健康維持や、血液の流れを良くするのにも役立ちます。皮膚の弱いシーズー犬には魚が主原料のフードもおすすめです。

小粒のもの

シーズーは小型犬なので、歯や口、あごも小さいです。大粒のフードだと噛みづらいうえ、フードを丸飲みすることもよくあるため、勢いよく食べたときに喉を詰まらせてしまう危険性があります。また小型犬は胃腸も小さくできています。そのため、小粒のフードのほうが小さい胃腸には消化がしやすいとされています。小型犬には粒の大きさも配慮してフードを選ぶようにしましょう。

ドライタイプ

ウェットタイプのフードは嗜好性が高いですが、あくまで食欲を促すための補助食品のため、栄養は十分ではありません。また水分量が多いため歯にくっつきやすく、歯垢もつきやすくなると言われています。

ドライタイプのフードは総合栄養食という、そのフードと水だけで1日に必要な栄養分を摂取できると認定されているフードもありますので、そのようなフードを選び、きちんと栄養バランスが良いものを与えられるようにしましょう。またカリカリのドッグフードを与えることにより、あごの力や咀嚼力も保つことができます。

まとめ


長い毛にくりくりの眼がチャームポイントのシーズーですが、くりくりだからこそ抱える眼のトラブルや皮膚のトラブルがあることがわかりました。添加物が含まれているものや、穀物が原材料として使用されているものを毎日の食事として与え続けると、そういったトラブルが悪化してしまう恐れがあります。高品質で栄養バランスが整ったフードを選んであげ、少しでも涙やけや皮膚トラブルといった病気を回避できるようにしてあげましょう。

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