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土佐犬は高知県の天然記念物として登録されており、『犬の横綱』とも称される犬種です。世界では『ジャパニーズ・マスティフ』とも呼ばれ、さまざまな国で愛されています。
しかし、闘犬の血を引いていることから好戦的な性格で、筋力も噛む力も非常に強く、しつけを怠ると他者に危害を加えてしまう恐れがあります。そのため、初心者にはおすすめできない犬と言えるでしょう。
この記事では、土佐犬の飼い方について解説していきます。性格や特徴、飼い方、寿命やかかりやすい病気を把握して、責任感を持って飼育していきましょう。
土佐犬の性格

飼育する上で、土佐犬の性格を理解することは非常に重要です。性格を把握しておかないと育て方を間違ってしまい、凶暴になってしまう可能性があるからです。ここでは土佐犬の性格を3つに分けて紹介します。
飼い主に忠実で従順
土佐犬は、飼い主に対して忠実で従順です。怖い顔や大きな体格をしていますが、飼い主や飼い主の家族には温厚で、人懐っこい一面を見せます。そのため、愛犬との絆を強く感じたい方におすすめです。
ただし、忠実で従順といってもしつけは必要です。しつけが充分でないとわがままな性格になってしまったり、興奮しやすくなってしまったりする恐れがあります。土佐犬は暴れると手が付けられないので、しつけは十分におこないましょう。
実際に、しつけが十分におこなわれていない土佐犬に襲われて、怪我をしたり亡くなったりした事件が起こっています。土佐犬を飼育する際は、覚悟と責任感を持ちましょう。
警戒心と闘争心が強い
土佐犬は、警戒心と闘争心が強い犬種です。もともと闘犬として作られたため、気性の荒さを受け継いでいるからです。愛犬を番犬として飼いたいと考えている人にはぴったりでしょう。
一方で、犬と触れ合って遊びたい方や、犬をはじめて飼う方にはおすすめできません。飼うのが非常に難しい犬と言われているからです。イギリスやフランス、ドイツでは飼うことを禁止していたり、規制が掛けられていたりするほどです。
日本では規制はありませんが、飼育する際は屋外を心がけましょう。屋内で飼ってしまうと、興奮した土佐犬に襲われてしまう可能性があります。犬小屋も木製ではなく鋼鉄製のものがおすすめです。
縄張り意識が強い
土佐犬は、縄張り意識が強い性格です。そのため、他の犬に対しても非常に好戦的です。協調性のある犬に育てるためには、子犬の頃から他の犬と遊ばせるなど工夫することが大事です。
土佐犬は利口な犬です。子犬の頃からしつけをしていくことで、おとなしくて賢い犬に成長するでしょう。
ただし、土佐犬は大型・超大型犬である上に、筋力も噛む力も非常に強いことが特徴的。小さい子がいる家庭や高齢者が飼うことはおすすめできません。また、しつけをおこなう際は、専門家から直接指導を受けましょう。
土佐犬の体重や特徴

土佐犬の体重や特徴を紹介します。土佐犬は非常に個体差の大きい犬です。また、垂れ耳やシワなど体に特徴も多いため、定期的なケアも必要です。体重や特徴を理解して、飼育する上の参考にしてください。
土佐犬の体重
土佐犬の体重は36~100kgです。個体差が大きいためジャパンケンネルクラブでは体高しか紹介されていませんが、80~90kg程度が平均でしょう。中には、家庭犬とミックスさせた30kg前後の土佐犬も存在しますが、まだまだ数は多いとは言えません。
ジャパンケンネルクラブ以外の犬種団体では、大型・中型・小型と3段階の体重で分けられており、55kgから上を大型としていることが多いです。体重が増えれば増えるほど食事量も多くなりますし、飼うのが難しくなります。
土佐犬は丈夫な犬種ですが、体重管理はこまめにおこないましょう。犬は、食事を自分で選ぶことができません。万が一、肥満になってしまうと、呼吸器や循環器に悪影響を及ぼしてしまいます。
土佐犬の体の大きさ
土佐犬の体の大きさは、オスで60cm、メスで55cmです。体重と同じで、体の大きさも個体差が顕著に現れます。中には90cmを超える大型の土佐犬も存在します。
体が大きければ大きいほど体重も増え、力も強くなります。大きな土佐犬を飼う際は、幼少期からのしつけが大事です。土佐犬は非常に好戦的な性格です。しつけをしないと散歩中に他の犬を威嚇したり、急に走り出したりするので、横転やトラブルの原因になりかねません。
また、体が大きければ大きいほどケアも大変です。犬の体調管理は飼い主の重要な仕事です。日々のケアも十分におこないましょう。
土佐犬の体の特徴
土佐犬の体には、いくつかの特徴があります。まず、特徴的なのは、全身を覆うシワでしょう。このシワは、外部からのダメージを防ぐクッションのような役割を持っています。
また、筋肉質な骨格も土佐犬の特徴の一つです。闘犬として作られたため引き締まった体をしており、筋力も噛む力も非常に強いです。骨も太いため、丈夫な犬だと言えるでしょう。
頭と鼻は大きく、マズルはマスティフと同じく角ばっており、耳としっぽは垂れています。たれ耳は通気性が悪いので、定期的なケアが必須です。
土佐犬の被毛の特徴
土佐犬は短毛です。全身は固くて太い上毛、細い下毛で覆われています。ブラッシングは、できる限り毎日おこないましょう。そうすることで、換毛期の抜け毛を防ぐことができます。
また、ブラッシングは愛犬とのスキンシップになり、ストレス軽減効果もあります。土佐犬を飼育する上で、ストレスの軽減は非常に大事です。ストレスが溜まると凶暴な性格になってしまうからです。
土佐犬の被毛の色は、レッド、アプリコット、フォーン、ブラック、ブリンドルがあります。もっとも人気なのはレッドです。胸や足に白い部分が出ることもあります。ごく少数ですが、白毛や虎毛も存在します。
土佐犬の歴史

まず、一般的に土佐犬と言われている犬は、正確には『土佐闘犬』です。本来の意味での土佐犬は四国犬とも呼ばれ、土佐藩で藩士の士気を高めるための闘犬として使われていました。この四国犬をベースに改良を重ねられたものが、土佐闘犬です。
江戸時代後期、明治時代に海外から犬が輸入されるようになり、土佐闘犬の交配が始まります。1872年にはブルドッグと、その後もマスティフ、ジャーマン・ポインター、グレート・デーン、セント・バーナード、ブルテリアなど、体格が大きい犬と交配を繰り返し、改良が加えられていきました。
その結果として、強靭な肉体と好戦的な性格を兼ね備えた土佐闘犬が誕生しました。海外では飼育する際に許可が必要な場合があり、日本でも地域によっては、特定犬種として届出を義務付けているところもあります。
土佐犬の飼い方のポイント

土佐犬は、飼うのが非常に難しい犬です。初心者や高齢者にはおすすめできません。また、地域によっては飼育する際に届出が必要な場合もありますので、かならず確認しておきましょう。
土佐犬の食事
土佐犬の食事は、高タンパク質で低脂肪、アレルゲンが入っていないものを選びましょう。タンパク質は犬の五大栄養素の一つで、筋肉の維持や血液の循環など、生きる上で必要なさまざまな要素の源です。
土佐犬は皮膚病にかかりやすいため、脂肪分が高いものは避けましょう。脂肪分が高いドッグフードを与えすぎてしまうと皮膚病になったり、肥満の原因になったりしてしまいます。どちらも進行してしまうと手術が必要な可能性があるため、ドッグフード選びは慎重におこないましょう。
犬はアレルギー反応を起こしやすい動物でもあります。特に、穀物類には注意しましょう。ドッグフードを選ぶ際は、穀物が入っていないグレインフリーのものを選ぶようにしてください。
土佐犬のお手入れ
まず、土佐犬の被毛は短いので、軽いブラッシングや濡れたタオルで拭いてあげましょう。土佐犬はダブルコートですが毛が短いため、抜け毛に悩まされることは少ないです。しかし、換毛期では毛が抜けますし、ブラッシングをすることでスキンシップにもなるので、毎日かならずおこないましょう。
次に、耳は垂れているので、定期的な掃除が必要です。垂れ耳の犬種は耳の中に汚れが溜まりやすいため、真菌や耳ダニが繁殖しやすくなっています。汚れが溜まると、外耳炎などの病気を引き起こしてしまいます。2週間に1、2回は、耳掃除をおこないましょう。
顔のしわも、ケアが必要です。しわには汚れが溜まりやすく、臭いの原因になってしまうからです。濡れたガーゼなどで拭いてあげるようにしましょう。
土佐犬のしつけ
土佐犬を飼育する上で、しつけは非常に重要です。強靭な肉体を持っている上に、闘犬であった名残から好戦的な性格をしているからです。しつけを怠ってしまうと、他者に危害を加えてしまう可能性があります。
土佐犬をしつけるためには主従関係を明確にし、飼い主がリーダーであることを認識させましょう。もっとも、非常に飼育が難しい犬種なので、土佐闘犬を飼っている人やプロから直接指導を受けることが望ましいです。
しつけは、子犬の頃から意識することが大事です。成犬になると主従関係を築きにくくなってしまうからです。子犬の頃から他の犬と遊ばせたり、甘やかしたりしないようにしましょう。
土佐犬の散歩
土佐犬の散歩は、意識しなければならないことがたくさんあります。まず、頻度は1日2回、1時間以上を目安にしてください。土佐犬は運動量が豊富だからです。運動不足になるとストレスが溜まり、凶暴化してしまいかねません。
次に、散歩する時間帯は人通りが少ないタイミングを選びましょう。警戒心と縄張り意識が強いため、散歩中にすれ違う人や犬に反応してしまう場合があるからです。
散歩をする際は口輪を付けましょう。口輪を付けることで、不測の事態が起きても対処できます。また、強い力で引っ張られる可能性があるので、子どもや高齢者には散歩させないようにしましょう。
土佐犬の寿命やかかりやすい病気

土佐犬の寿命やかかりやすい病気を紹介します。愛犬とすこしでも長い時間一緒にいたいと考えるのは、当然のことでしょう。寿命やかかりやすい病気を知ることで対策を立てることができ、愛犬との時間を引き伸ばすことができます。
土佐犬の寿命
土佐犬の寿命は10~12歳です。大型犬は小型犬よりも、一般的に寿命が短いという特徴があります。土佐犬の寿命は、大型犬としては平均的でしょう。ただし、個体差があり、中には18歳まで生きた土佐犬もいます。
土佐犬の寿命を延ばすことで大事なのは、しつけと食事管理、病気対策です。しつけは、きっちりとおこなうことでストレスを軽減させることができます。しつけを怠って他者に危害を及ぼしてしまった場合、殺処分の対象になりかねませんので注意してください。
食事管理と病気対策は、かならず意識しておきましょう。犬は自分で食事をコントロールできませんし、体の不調を訴えることができません。日々の動きを観察しながら、異常はないか注目してください。
土佐犬がかかりやすい病気
土佐犬がかかりやすい病気は股関節・肘関節の形成不全・胃捻転などです。土佐犬は強靭な肉体と柔らかい肌を持っているため、外部からのダメージには強いですが、これらの病気には注意しなければなりません。
股関節・肘関節の形成不全は、急激な成長の過程で発生する病気です。進行すると歩き方がおかしくなってしまい、最悪の場合、手術が必要なので、歩き方におかしい点はないか観察しておきましょう。
胃捻転は胃が捻じれてしまう病気です。胃の中で食べたものが消化されずにガスが発生することで、発症してしまいます。すぐに病院へ連れて行かないと命を落としてしまう可能性もありますので、注意してください。
土佐犬についてきちんと知識を身に付けよう

土佐犬は、飼うのが非常に難しい犬種です。きちんと知識を身に付けて飼育しないと、わがままな性格になるどころか、他者に危害を加えてしまいかねません。土佐犬を飼っていくには、経験と覚悟、責任感が必要です。
しかし、経験と覚悟、責任感を持って飼育すれば、おとなしく温厚な性格の土佐犬に育てることができるでしょう。土佐犬は飼い主に対して忠実で従順です。しつけをし、愛情を持って育てることで、人生において大切なパートナーになってくれるでしょう。
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